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Date: Thu, 26 Dec 1996 17:00:57 +0900 (JST)
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▼ATM速報1996年12月26日発−−−−−−−−−−−−−−
評論家・吉田秀和が注目する1996年のCD(朝日新聞・12月18日付「音楽展望」より)
■長岡純子 ベートーヴェン ソナタ集(「熱情」ほか) SRCR1696
「楷書の名手の書をみせられたような演奏。(吉田秀和・標記文中の表現)」
■鈴木雅明 バッハ・平均率クラヴィ−ア曲集・第一巻 KICC204/5
「世界のどこに出しても恥ずかしくない出来栄え。(同上)」
■クロスリー ラヴェル・ピアノ独奏曲全集 SRCR1593/4
「ラヴェルが独特の知性の冴えでもって響きの世界に妖しく光る輝きや艶を与えているのを私たちが楽しむことができるのは、ほかならぬこの気鋭のピアニストの断固たる目的意識があればこそ(同上)」
■ピリス ショパン・夜想曲全集 POCG1986/7
「もうサロン音楽などというものではなく、同じ音の詩人のバラードやスケルツォ少しも劣らぬ大建築(同上)」
■ギーレン指揮バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団/ブレンデル
シェーンベルク・ピアノ協奏曲/室内交響曲第一、第二 PHCP1491
「これがかつてはあんなに近よりにくく、いかめしくて難解な音楽にきこえている日があったことが信じにくいくらい。(同上)」
■アバド指揮ウィーン・フィル ほか
ベルク・アルテンベルク歌曲集/叙情組曲 ほか POCG1970
「演奏の純度に一層の磨きがかかってきただけでなく、内容的にも一層痛切味がましてきている。(同上)」
■ボロディン四重奏団/レオンスカヤ
ショスタコーヴィチ・ピアノ五重奏曲/ピアノ三重奏曲第二 WPCS4957
「今年いちばんうれしい収穫の一つ。(同上)」
■サロネン指揮ロスアンジェルス・フィル/クロスリー/ドーン・アップショウ
ルトスワフスキ・ピアノ協奏曲/交響曲第二番 SRCR1671
「実に優秀な盤。(同上)]
■デュトワ指揮フランス国立管弦楽団/パスカル・ロジェ
プーランク・仮面舞踏会 ほか POCL1704
プーランク・管弦楽曲集第1巻 シンフォニエッタ ほか POCL1703
「快演でたっぷり楽しめ笑える。(同上)」
■チェチーリア・バルトリ フランス歌曲への誘い POCL1694
「絶対のおすすめ品。(同上)」
■アルバン・ベルク四重奏団 ハイドン作品77/ベリオ四重奏■ TOCE8600
「以前から優秀だったのに、もう一段名人芸が冴えてきた(同上)」
■アバド指揮ベルリン・フィル ほか ベートーヴェン・第9 SRCR1669
「要所要所をきちっと固める一方、群をぬくスケールの大きさと音質の美しさ、合奏のよさを示す演奏。(同上)」
−−−次回配信をお楽しみに! −−−−−−−−−−−−−−−−−