これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date:  Tue, 11 Mar 1997 18:24:15 +0900 (JST)
From:  FN9T-KJM@j.asahi-net.or.jp (Kojima Tamami)
Subject:  [atm-info,00098] info0311
Sender:  jun@re.soum.co.jp
To:  atm-info@soum.co.jp
Message-Id:  <3325254D.5984.001@j.asahi-net.or.jp>
X-Mail-Count: 00098

▼ATM速報1997年3月11日発−− −−−−−−−−−−−−−−−


出演者募集
                       

拝啓
ようやく春らしくなってきましたが、皆様にはますますご清栄のこととお慶び
申し上げます。
  
さて、水戸芸術館ACM劇場では、今年10月10日より11月23日まで、「現代日
本戯曲大系3」として、劇場、エントランスホール、広場、現代美術ギャラリ
ーを使い<寺山修司の全仕事>を企画しています。

すでにご承知のとおり、寺山修司は60年に『血は立ったまま眠っている』をも
って劇作家として華々しくデビューし、この作品は同年都市センターホールに
て浅利慶太演出、劇団四季によって上演され、新しい時代の戯曲文学の誕生を
告げる舞台として多くのアーティストの注目を集めました。その後、詩、ラジ
オドラマ、ドキュメンタリー映画などで多岐にわたる作品を発表。そして、67
年に横尾忠則、東由多加、九條映子らと演劇実験室『天井桟敷』を結成し、
『毛皮のマリー』『青ひげ』市街劇『人力飛行機ソロモン』『邪宗門』『奴婢
訓』『身毒丸』など次々に話題作を発表する一方、71年には日本の現代演劇と
しては初めてヨーロッパ公演を行ない、ヨーロッパの演劇界に強い衝撃を与え、
日本を代表する演劇人として、その後も数多くの海外公演を行なってきました。

あらゆる現代アートを横断しうるのが演劇である、寺山修司の軌跡はまさにそ
のことにつきるといっていいでしょう。

そこで、「現代戯曲大系3」では、彼の処女作『血は立ったまま眠っている』
(山崎哲演出)を皆さんと一緒に舞台化しようと考えています。

皆さん、寺山修司の世界を舞台化してみませんか。多くの方々からの応募をお
待ちしています。

応募条件        水戸市及び近郊に在住の、18歳以上の男女
募集人数        20名
応募要領        履歴書(全身写真付き、応募動機、演劇経験の有無
                を記載の上)郵送して下さい。
募集締切り      平成9年4月30日(水)(同日消印有効)
オーディション  平成9年5月18日(日)
公演日          10月24、25、26、31、11月1、2日
              (合計6日間)
稽古日程        1.平日  午後7時より9時まで
                2.週末  午後2時より6時まで
お問い合わせ    水戸芸術館ACM劇場「現代日本戯曲大系3」係        
                029ー227ー8123
                〒310  水戸市五軒町1ー6ー8

−−−次回配信をお楽しみに!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−