これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date:  Sat, 09 Jun 2001 16:44:40 +0900
From:  Tamami Kojima <tamamik@arttowermito.or.jp>
Subject:  [atm-info,01207] Asia Sanpo - CUTE (ATM) / AFTER KITSCH (SHISEIDO)
To:  atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id:  <20010609074828.B4CE55CE1@mail.asahi-net.or.jp>
X-Mail-Count: 01207

▼水戸芸術館ATM速報2001年6月9日発------------------------

水戸芸術館現代美術センター プレスリリース 2001年 6月
「亜細亜散歩 - CUTE 」展
2001年 8月10日(金)〜 10月21日(日)

東アジアの4地域(中国、日本、韓国、台湾)を対象として、当館と
資生堂ギャラリー http://www.shiseido.co.jp/ が、それぞれ
異なったテーマの展覧会を同時に開催します。
当館では、" CUTE "(キュート・かわいい)という言葉をキーワード
として、東アジアの新しい世代の作品を紹介します。
近年の経済発展にともなって生活様式が均質化し、距離的にも近い
この地域は、いまや「近くて近い」地域となりつつあります。
そこに暮らす人々に共通している時代の感覚は、経済的な繁栄による
幸福感と同時に将来への漠然とした不安感ではないでしょうか。
こうした表裏一体の気分を、この展覧会では " CUTE "と呼ぶことに
しました。" CUTE "とは、たんにかわいらしいことではなく、すぐに
失われてしまうかもしれない「今、ここ」の幸福を作品に託そうと
する切実な想いのことです。この展覧会はこうした" CUTE "な気分を
感じさせる作家9人を紹介します。
*この企画展は、ジャンボ宝クジの売上金から助成を受けて実施する
ものです。

展覧会概要
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展覧会名:亜細亜散歩 - CUTE
会期:2001年8月10日(金)〜 10月21日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開館時間:9:30-18:30(入場は18:00まで)
休館日:月曜日
*但し9月24日・10月8日(月・祝)は開館、9月25日・10月9日(火)
  は閉館
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円、中学生以下・
65歳以上・心身障害者の方は無料
一年間有効パス:H.T.P. /対象:15歳以上20歳未満 1,000円
        おとなのパス/対象:20歳以上   2,000円
チケット発売:JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ、水戸芸術館
チケットカウンター
*「おとなのパス」は水戸芸術館チケットカウンターでのみの発売と
なります。
企画:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
主催:水戸芸術館現代美術センター
助成:財団法人地域創造 http://www.jafra.nippon-net.ne.jp/
協賛:富士写真フイルム株式会社 http://www.fujifilm.co.jp/
TCK 東京カラー工芸社
協力:株式会社創夢 http://www.soum.co.jp/

出品作家
飯島愛 Iijima Ai 1971年生まれ  東京在住(日本)
川上和歌子 Kawakami Wakako 1969年生まれ  東京在住(日本)
顧世勇 Ku Shih-yung
(クー・シューヨン、1960年生まれ 基隆在住(台湾))
西山美なコ Nishiyama Minako 1965年生まれ 兵庫在住(日本)
朴洪天 Park Hong-chun
(パク・ホンチュン、1960年生まれ ソウル在住 (韓国))
姚瑞中 Yao Jui-chung
(ヤオ・レイヂョン、1969年生まれ 台北在住(台湾))
王俊傑 Wang Jun-jieh
(ワン・ジュンジェ、1963年生まれ 台北在住(台湾))
王慶松 Wang Qing-song
(ワン・チンソン、1966年生まれ 北京在住(中国))
王徳瑜 Wang Te-yu
(ワン・テユ、1970年生まれ 台北在住(台湾))

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同時開催の、資生堂ギャラリーでの「亜細亜散歩 - AFTER KITSCH」
プレスリリースよりの要約もお届けいたします。

「亜細亜散歩 - AFTER KITSCH」
キッチュを「他者のものを取り入れる過程で生じる、オリジナルから
変質しつつある状態」、さらには東アジアのキッチュな「現在」を、
新たなオリジナリティを生み出すための揺籃期と捉え、それを超えた
時に生まれるオリジナルとは別種の新しい何かを期待しつつ、
東アジアの現代美術の独自性を考察する。
(資生堂企業文化部発プレスリリースより要約・引用)

会期:2001年8月10日(金)〜10月21日(日)
平日 11:00〜19:00/日・祭日 11:00〜18:00 火曜休
会場:資生堂ギャラリー
入場無料
企画:樋口昌樹(資生堂ギャラリー学芸員)
主催:株式会社 資生堂企業文化部
出品作家:
鄭栖英 Chung Seoyoung チォン・ソヨン(韓国)
朱嘉樺 Chu Chiahua チュ・ヂャーホァ(台湾)
細井篤 Hosoi Atsushi(日本)
黄鋭   Huang Rui ホアン・ルイ(中国)
榮榮   Rong Rong naka ロンロン(中国)
お問合せ:資生堂ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座 8-8-3
東京銀座資生堂ビル地下1階
Phone.03-3572-3901 Fax.03-3572-3951

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---