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Date: Wed, 12 Sep 2001 17:28:18 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01266] KAWAMATA TADASHI -- DAILY NEWS
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256AC5.002E7CB6.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2001年9月12日発----------------------
NEWSという語の重さ、或いは世界のどこかで起こり続けるさまざまな
出来事を知ることの重さが重なり合って心が痛いこの日々、より深い
思索の続きを水戸芸術館現代美術ギャラリーでどうぞ。
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KAWAMATA TADASHI -- DAILY NEWS
「川俣正 デイリーニュース」展
2001年11月 3日(土・祝)〜2002年 1月14日(月・祝)
September 2001 Press Release
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世界的に活躍する造形作家、川俣正の個展を水戸芸術館にて開催
いたします。
今回、ギャラリー内に展示構成される<デイリーニュース>は、
ギャラリー全室を使った1点の作品として4つの素材(要素)で
具体化されます。
一番メインとなる素材が新聞紙です。日常的に消費される膨大な
情報量や物質性を100トン以上の新聞をインスタレーションし表現
します。2つめの素材は、作家が新聞からクリッピングした報道
写真100点です。会場壁面にプロジェクションし情報の一過性を
提示します。3つめの素材は、川俣自身が手がけた過去20年間の
プロジェクトのドキュメントパネルです。個人史的時間と情報を
会場に介入させます。4つめの素材は、ワークショップ形式の
プロジェクト資料です。書架状のアーカイブ作品として会場に
7つ設置し継続的時間を提示します。さらに、会場で実作される
<デイリーニュース>と対になるもう一つの『デイリーニュース』を
アーティスト・ブックとして刊行します。サイト・スペシフィック・
ワークという制作スタイルは、それぞれの場所をリサーチし、
プランを構想し、プロポーザルへと結実させプロジェクトの実施へと
準備を進める手順がループ状に続くことになります。
本書籍『BOOK IN PROGRESS 川俣正 デイリーニュース』は展覧会
準備に取りかかった2000年9月から作家が行ったさまざまな活動を
ダイアリー形式で編集し、日常のなかの作家活動を対象化することを
目的としたものです。収録される素材は、作家日記、日誌、講演会録、
対談録、ドキュメント、プロポーザル、ドローイング、メモ、手紙等
です。本書籍は5つめの作品(素材)として展示いたします。
展覧会概要
展覧会名:「川俣正 デイリーニュース」
欧文表記:KAWAMATA TADASHI -- DAILY NEWS
会期:2001年11月 3日(土・祝)〜 2002年 1月14日(月・祝)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開館時間:9:30-18:30(入場は18:00まで)
休館日 :月曜日 ※但し、12月24日・1月14日(月・祝)は開館、
年末年始12月27日(木)〜 1月3日(木)休館
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円、
中学生以下・65歳以上・心身障害者の方は無料
一年間有効パス:
H.T.P.(15歳以上20歳未満 1,000円)
おとなのパス(20歳以上 2,000円
チケット発売:JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ、
水戸芸術館チケットカウンター
*「おとなのパス」は水戸芸術館チケットカウンターでのみの発売と
なります。
企画:森 司(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
主催:水戸芸術館現代美術センター
協賛:
アサヒビール株式会社 http://www.asahibeer.co.jp/
株式会社資生堂 http://www.shiseido.co.jp/
トヨタ自動車株式会社 http://www.toyota.co.jp/shakaikouken/
北越製紙株式会社 http://www.hokuetsu-paper.co.jp/
協力:
株式会社創夢 http://www.soum.co.jp/
株式会社竹尾 http://www.takeo.co.jp/
川俣正(かわまた ただし)略歴
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1953年生まれ。東京芸術大学美術研究科博士課程満期退学。
1982年第40回ヴェニス・ビエンナーレ参加。以後、奨学金を得て
ニューヨークに滞在。その後各国のアーティスト・イン・レジデンス
に滞在しながら現地制作を行う。1987年ドクメンタ(カッセル)、
サンパウロ・ビエンナーレ、1997年ミュンスター彫刻プロジェクト、
1998年シドニー・ビエンナーレなど多くの国際展に参加。
プロジェクト主導の現地制作を主とする作品制作で海外、
特にヨーロッパでコンスタントに発表している。
多くの作品は、一時的な仮設設置のため、プロジェクトのプラン、
模型などが国内外の美術館にコレクションされている。
2000年日本文化芸術振興賞受賞。
著書には『アートレス』(フィルムアート社
http://www.netlaputa.ne.jp/~filmart/ 2001年刊)がある。
現在、東京芸術大学 http://www.geidai.ac.jp/ 美術学部
先端芸術表現科教授。
オープニングレセプション
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日時:11月3日(土・祝)16:00-17:30
会場:水戸芸術館会議場
アーティスト・トーク
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11月 3日オープニング当日、川俣正自身によるアーティスト・
トークを行います。
日時:11月3日(土・祝)14:30-15:30
講師:川俣 正
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内(集合:ギャラリー入口)
参加費:無料(ただし当日有効の展覧会入場券が必要です)
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---