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Date: Wed, 7 Nov 2001 18:49:22 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01301] 3days KAWAMATA Koza / Takei Yutaka Dance Performance
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256AFD.0035D0A0.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2001年11月7日発----------------------
「川俣正デイリーニュース」展にあわせて、
川俣正の仕事について考える3日間連続講座を開催いたします。
川俣は、現代美術が沈滞気味だった1970年代末に登場し、
画廊空間に材木を張りめぐらせる構築的なインスタレーションで
注目を集めました。1982年のヴェネツィア・ビエンナーレ参加後、
画廊や美術館から離れて都市空間に活動の舞台を移し、
また1984年からのニューヨーク滞在を機に、
国際的なアートワールドに進出。2度のドクメンタ出品をはじめ、
数多くの国際展で作品を発表してきました。
近年では、制作に関わる人たちとのコラボレーションや
コミュニケーションを重視するプロジェクトへと移行しています。
今回の講座は、美術評論家、写真家、アーティスト、
プロデューサーらさまざまな立場で活躍する論者を迎え、
20年余りにおよぶ川俣の活動を振り返り、
その芸術的・社会的意義を検証するものです。
第1日は「アートとしての川俣正」と題して、
彼の作品を<芸術性>の面からもういちど検証しなおします。
第2日は「アートレスとしての川俣正」として、画廊や美術館から
<アートレス>な日常空間に出た彼の実践の意義を探ります。
そして第3日は「アートからアートレスへ」として、
いま各地でおこなわれている野外アートプロジェクトの先駆者
としての彼を跡づけます。また、パネルディスカッションでは
「アート/アートレスの場をめぐって」と題し、
彼の新作につ いてだけでなく、近年のアートプロジェクトの
<脱美術館>志向や、オルタナティヴ・スペースとの関係に
ついても討論します。(村田真)
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3days KAWAMATA講座
http://www.arttowermito.or.jp/art/kawamata01j.html
日時:11月23日(金・祝)・24日(土)・25日(日)(全8講座)
企画・構成:村田真(美術ジャーナリスト)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ
定員:80名(要予約)
参加費:無料(ただし当日有効の展覧会入場券が必要です)
ご予約は下記番号で承っております。( 9:30-18:00、月曜休)
Tel.029-225-3555(水戸芸術館チケット予約センター)
11月23日(金)「アートとしての川俣正」
11:00-12:00「川俣正入門講座」村田真(美術ジャーナリスト)
13:30-15:00「川俣正の芸術性」藤枝晃雄(美術評論家)
15:30-17:00「日本の川俣から世界のKAWAMATAへ」安斎重男(写真家)
11月24日(土)「アートレスとしての川俣正」
11:00-12:30「川俣さんのお尻」
PHスタジオ(美術家・建築家)
http://www4.ocn.ne.jp/~phstudio/
13:30-15:00「美術館の外で見る川俣正」*通訳つき
エマニュエル・ド・モンガソン
(フランス大使館 http://www.ambafrance-jp.org/ 文化担当)
15:30-17:00「ワーク・イン・プログレスに参加して」
加藤淳(プロデューサー)
11月25日(日)「アートからアートレスへ」
13:30-15:00「アートを街に出す」
山野真悟(ミュージアム・シティ・プロジェクト運営委員長)
http://www.ne.jp/asahi/mcp/fukuoka/
http://members.tripod.co.jp/mcp_fukuoka/index_jp.html
15:30-18:00 パネルディスカッション
「アート/アートレスの場をめぐって」
出演:川俣正(美術家 http://www5a.biglobe.ne.jp/~onthetab/ )
小池一子(クリエイティヴディレクター)
芹沢高志
(P3 art and environment代表 http://www.p3.org/japanese/ )
森司(水戸芸術館学芸員)
司会:村田真
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出演者プロフィール
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藤枝晃雄
日本で唯一フォーマリズム批評を実践してきた美術評論家。
もっとも早い時期に川俣作品を評価したひとり。
著書に『ジャクソン・ポロック』『現代芸術の不満』など。
安斎重男
30年以上にわたって内外の現代美術の現場を記録し続けてきた
写真家。初期から川俣の活動を追跡している。
2000年に国立国際美術館で大規模な個展開催。
PHスタジオ
1984年、川俣のアシスタント集団として活動を開始した美術家や
建築家によるユニット。建築作品、展覧会多数。
広島県の灰塚ダムで「船をつくる話」を進行中。
エマニュエル・ド・モンガソン
AFAA(フランス芸術文化活動協会)を経て来日し、
97年から在日フランス大使館文化担当官。
川俣をはじめ、日本の美術動向にも関心を寄せる。
加藤淳
企業や自治体のブランドデザインを企画開発するプロデューサー。
川俣のプロジェクトにボランティアとして参加。
最近は「さんまのスーパーからくりTV」に出演し、人気急上昇。
山野真悟
1990年から福岡で「ミュージアム・シティ・天神」を組織し、
現在ミュージアム・シティ・プロジェクト運営委員長。
「川俣正コールマイン田川」の実行副委員長も務める。
小池一子
クリエイティヴディレクター。武蔵野美術大学教授。
昨年まで佐賀町エキジビット・スペースを主宰。
1988年には川俣の京都でのプロジェクト「比燕荘」をプロデュース。
芹沢高志
インゴ・ギュンター展、蔡国強展などを開いてきた
P3 art & environment代表。
来年、川俣も参加して帯広で開催される国際展「デメーテル」の
総合ディレクター。
森司
水戸芸術館現代美術センター学芸員。
「川俣正デイリーニュース」展を企画。
村田真
美術ジャーナリスト。「3days川俣講座」を企画。
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明日ご来館くださる皆さま、あるいはお立ち寄りいただける
見込みの皆さま、エントランスホールで、水戸市民舞踊学校の
特別ワークショップ講師として欧州から帰国中のダンサー、
竹井豊のソロ・パフォーマンスを急遽行うことになりましたので、
ぜひご覧ください。(2001年11月8日(木)12:30-12:50 無料)
竹井豊については下記に情報がございます。
http://www.arttowermito.or.jp/atm-info/1200/1288.html
また、エントランスホールでは、子供たちの健全育成を目的に、
地域の教育力の向上と、社会に関わる「家庭の姿」を目指しての
公募作品の展覧会「家庭の日」作品展示を9日まで行っています。
主催:水戸二中学区青少年育成会 / 共催:水戸市教育委員会
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---