これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date:  Thu, 24 Jan 2002 22:03:16 +0900
From:  tamamik@arttowermito.or.jp
Subject:  [atm-info,01345] Well received performance, "Nakanainoka? --2002"
To:  atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id:  <49256B4B.00473DF0.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 01345

▼水戸芸術館ATM速報2002年1月24日発----------------------

ACM劇場プロデュース公演
「泣かないのか? 泣かないのか 一九七三年のために? --2002」
http://www.arttowermito.or.jp/play/nakanaij.html
1週目の公演をご覧になった方からお寄せいただいたアンケートの
一部をご紹介いたします。

・見る前には難しい戯曲で、しかも今は2002年で、
  今演るべきものなんだろうか?という思いがあったが、
  今の自分たちの時代のために泣けた。

・私は初演はもちろん見ていないのですが、清水邦夫さんのファンで
(にわかですが... )、「泣かないのか? 泣かないのか 一九七三年
  のために?」の戯曲を読んで、この戯曲をどの様なかたちで舞台化
  するのか、とっても興味がありました。かなり難しそうだなぁ...
  と... <中略>すごかったです!!予想以上!!
  役者のみなさんも、とてもエネルギッシュで圧倒されました!!
  また、ぜひ見に来ます!!

・子供の頃、銭湯にいった時の事を思いだしたら、頭の中がめちゃ
  くちゃになってしまって、『現実』と『過去』が入りまじって、
  死んだふりして生きかえったり、これまでの自分が、もしかしたら、
  そんなだったのかなと、ふと思う。

・1973年生まれの私はシンプルに "1973年" というのがどんな年
  だったのか知りたくて観ました。(ベビーブームとオイルショック
  世代の子供というハミダシモノコンプレックスがあったので)
  <後略>

・劇というよりも、自分が何かの出来事の中にいるようでした。

・とても驚きました。本格的な舞台は初めてだったので。
  舞台装置も衣装も照明もすごく作品にあっていて、見ていて爽快
  でした。役者さんも素敵でした。男の色気がただよってました。
  裸体がセクシーで若い娘にはもうドキドキでした。
  今後も素敵な舞台を期待しています。

・ザラッとした感触のお芝居。救いのなさ、無力感が伝わった。
  好みからいうと、正面からとりくみすぎ、もっと達観した感じ、
  ironicalな感じがあると、もっとよかったと思う。

・この作品が30年近く前の作品だとは... これを見ていながら、
  我々は今のこの状況を避けることができなかったのか?
  悲しすぎる... 。

・ストーリーはよくわからなかった。しかし、公演を見ていて、
  声の迫力、表情、動きに圧倒された。すごいと心から思った。
  こういうものを見るのもいいものだとも思った。

・1973年の頃、学生だった私は、確か新宿あたりでこの演劇を
  みましたが、全くわかりませんでした。
  30年近くたって、水戸でこの公演があることを知って、
  自分の変化が(わかるかどうか)どの位あったかも興味があり、
  みにきました。当時よりは、少し理解できたように思います。
  この間の日本の変化、社会の変化をふりかえりつつ、
  観劇しました。<後略>

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