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Date: Sat, 27 Jul 2002 15:23:48 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01445] Special Lecture by Michio Goto, ATM Tomo-no-kai
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256C03.0021386B.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2002年7月27日発--------------------
「現在のところ、茨城県域における最古の仏像は、美術史で白鳳時代と
呼ばれる七世紀後半の東町満願寺・如来立像である。」
「面相の摩損によって判然としないとはいえ、眼を上瞼のふくらみの
陰影であらわし、華奢な鼻筋や小さい口など、その素朴な顔つきや、
全体に穏やかさがまさる造形、台座の反花が下拡がりに広がって
安定感を増しているところなど、時代の下降を示すものと思われる。」
(後藤道雄著『茨城彫刻史研究』中央公論美術出版 P.4-6)
(*東町商工会による「東町ってどんなところ?」メニューの
満願寺の紹介をご参照ください http://www.shoko-azuma.org/ )
水戸芸術館友の会運営委員で、茨城県文化財保護審議会委員として、
長年文化財の保存修復、保護行政に携わってこられた後藤道雄氏の
これまでの研究成果をまとめた『茨城彫刻史研究』が、岡倉天心の
偉業を偲んで茨城大学五浦美術文化研究所により企画された、「五浦
美術叢書」の一冊として中央公論美術出版より刊行されました。
(書籍情報詳細は http://www.chukobi.co.jp/ でどうぞ。)
その記念講演会ならびに祝う会が、友の会により開催されます。
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記念講演会「茨城彫刻史研究拾遺」
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講師:後藤道雄
日時:8月17日(土)18:00から(受付は17:30から)
会場:水戸芸術館会議場
参加費:水戸芸術館友の会会員無料、一般 500円
後藤道雄(ごとう・みちお)
1933年、浦和市(現さいたま市)生まれ。
美術史家。仏教彫刻史専攻。奈良国立文化財研究所嘱託、
茨城県立県民文化センター企画課長、茨城県立歴史館学芸部長、
茨城大学人文学部非常勤講師などを歴任。
現在、国際龍門石窟研究保護学会理事、茨城県文化財保護審議会委員。
主な著書に「茨城県古代・中世金銅仏資料集成」一〜三(茨城県立
歴史館)、「茨城彫刻史研究」(中央公論美術出版)
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祝う会
日時:同講演会終了後 19:15から
会場:水戸芸術館内レストラン エンドウ Tel.029(224)2678
参加費:3,000円(会員、一般ともに)
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8月に開催を予定しておりました水戸芸術館友の会主催「井上ひさし
&栗山民也講演会」は中止となりました。ご了承ください。
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上記のような残念なお知らせも、もちろん時にはございますが、
水戸芸術館友の会の多様な活動は年間を通して活発に行われています。
資料はお気軽にメールでご請求ください。郵送先ご住所とお名前を
お送りいただければ、おりかえし事務局より郵送させていただきます。
mailto:webstaff@arttowermito.or.jp
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いただけないというようなちょっと残念なことは、口座振替の方には
ございません。こちらも詳しくは上記アドレスまでどうぞ。
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---