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Date: Thu, 5 Sep 2002 15:17:15 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01466] Yokoyama Taikan to Hibino Katsuhiko -- Challenging Works for la Biennale di Venezia by 12 Japanese Artists
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2002年9月5日発----------------------
2002年10月5日(土)〜12月8日(日)
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12人の挑戦 -- 大観から日比野まで --(プレスリリースより)
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国際的な視野に立ち文化的、人道的に貢献する行事として始まった
「ヴェニス・ビエンナーレ」は、1895年に第 1回目を開催して以来、
ほぼ 2年毎にヴェニスで開催されてきた国際美術展で、最も長い歴史
をもつ美術の祭典です。
ヴェニス・ビエンナーレの特長は、国ごとの展示館による展覧会と
国の枠を越えた国際展が同時に開催されることと、その時代を象徴
するアーティストや作品が紹介され、美術の動向を示す役割をはたし
てきたことです。
日本は、1952年の第26回に初参加し、1956年にはアジアで初めての
自国のパヴィリオン=日本館を建設しています。日本参加から50年を
経て美術を巡る環境は内外共に大きく変化してきました。しかし、
いつの時代もアーティストが新たな表現に挑みながら、美術の枠組を
拡張してきたことに変わりはありません。
本展は、1952年以降ヴェニス・ビエンナーレに出品したアーティスト
の中から、茨城にかかわりのある12人のアーティストの作品を展示し、
その時代と新しい美術のかかわりを示すと同時に、日本画からインス
タレーションまで20世紀後半の美術表現の多様性を紹介しようとする
ものです。また、国際的な視点と地域とのかかわりという、ともすれ
ば相反するテーマを「ヴェニス・ビエンナーレ」を接点としてつなげ、
新しい同時代美術への関心を高めようとするものです。
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展覧会概要
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展覧会名:12人の挑戦 -- 大観から日比野まで --
会期:2002年10月5日(土)〜12月8日(日)
*横山大観作品のみ掛け替えあり
1期:10月5日(土)〜11月4日(月・祝)
2期:11月6日(水)〜12月8日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開館時間:9:30〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日
*10月14日・11月4日(月・祝)は開館。
10月15日・11月5日(火)休館
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円、
中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
一年間有効パス:H.T.P./対象15歳以上20歳未満1,000円、
おとなのパス/対象20歳以上2,000円
チケット発売:水戸芸術館エントランスホールチケットカウンター
主催:財団法人水戸市芸術振興財団、茨城新聞社
後援:国際交流基金
協賛:アサヒビール株式会社、旭硝子株式会社
協力:株式会社創夢
企画:水戸芸術館現代美術センター
企画担当:逢坂恵理子(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)
森司(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
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出品作家
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横山大観、木内克、篠田守男、靉嘔、山口勝弘、田中信太郎、川俣正、
伊藤公象、河口洋一郎、日比野克彦、宮島達男、畠山直哉
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関連書籍
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ヴェニス・ビエンナーレの歩みと作家のインタビュー、
水戸芸術館での展示写真を掲載した書籍を茨城新聞出版局から刊行。
(10月30日刊行予定)
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関連企画
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会期中、出品作家のトークや専門家の講演を開催します。
講演会
会場は、いずれも水戸芸術館会議場、定員先着80名(当日受付)です。
1.講演会「木内克とその芸術」
日時:10月19日(土)14:30〜(開場14:00)
講師:土方明司(練馬区立美術館学芸員)
2.講演会「ヨーロッパと横山大観」
日時:10月26日(土)14:30〜(開場14:00)
講師:大熊敏之(宮内庁三の丸尚蔵館主任研究官)
アーティスト・トーク
出品作家が両日にわたり、リレートークをいたします。
1.日時:11月9日(土)
2.日時:11月10日(日)
*詳細は、水戸芸術館現代美術センター(TEL.029-227-8120)に
お問い合わせください。
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作家ならびに出品作品
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1)横山大観(Taikan YOKOYAMA/1868-1958)
第26回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1952年)
代表:梅原龍三郎
1期:10月5日(土)−11月4日(月・祝)
飛泉 1928年 (絹本墨画/軸(双幅)/宮内庁三の丸尚蔵館蔵)
2期:11月6日(水)−12月8日(日)
或る日の太平洋 1952年(東京国立近代美術館蔵)
秩父霊峰春暁 1928年(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)
2)木内克(Yoshi KINOUCHI/1892-1977)
第29回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1958年)
代表:滝口修三
足を上げる女 1949年(ブロンズ/個人蔵)
見つけたポーズ 1954年(ブロンズ/常陽藝文センター蔵)
手のあるトルソ 1958年(ブロンズ/水戸市立博物館蔵)
横たわる女 1956年(テラコッタ/個人蔵)
女 1956年(テラコッタ/東京国立近代美術館蔵)
裸婦[左膝を立てた女坐像] 1958年
(テラコッタ/茨城県立近代美術館寄託)
3)篠田守男(Morio SHINODA/1931-)
第33回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1966年)
コミッショナー:久保禎次郎
テンションとコンプレッション351 1966年
(東京国立近代美術館蔵)
テンションとコンプレッション353X-II 1966年(松田美術蔵)
テンションとコンプレッション353X-III 1966年(松田美術蔵)
TC7101-渓谷建築 2002年(作家蔵)
4)靉嘔(Ay-O/1931-)
第33回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1966年)
コミッショナー:久保禎次郎
Some Hanging Pieces 2002年
From the black hole 2002年(油画) *茨城新聞紙上で発表
5)山口勝弘(Katsuhiro YAMAGUCHI/1928-)
第34回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1968年)
コミッショナー:針生一郎
5月の橋 1968年(いわき市立美術館蔵)
キス 1968年(高松市立美術館蔵)
サイン・ポール 1968年(高松市立美術館蔵)
6)田中信太郎(Shintaro TANAKA/1940-)
第36回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1972年)
コミッショナー:東野芳明
Basilica 2002年
7)川俣正(Tadashi KAWAMATA/1953-)
第40回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1982年)
コミッショナー:谷新
ヴェネツィア・ビエンナーレ、プランニング[7点]1982年
(東京都現代美術館蔵)
ヴェネツィア・ビエンナーレ記録写真パネル作品[6枚組]
1982年(東京都現代美術館蔵)
ヴェネツィア・ビエンナーレ、プラン・モデル 1982-86年
(群馬県立近代美術館寄託)
ヴェネツィア・ビエンナーレ、プラン・ドローイング[3点]
1982年(群馬県立近代美術館寄託)
ヴェニス・ビエンナーレのためのplan[6点]1982年(個人蔵)
野外でのインスタレーション
(ヴェネツィア・ビエンナーレ'82 1/1モデル)
8)伊藤公象(Kosho ITO/1932-)
第41回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1984年)
コミッショナー:谷新
JEWEL BOX 2002年
9)河口洋一郎(Yoichiro KAWAGUCHI/1952-)
第46回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1995年)
コミッショナー:伊藤順二
COACERVATER 1994年(ハイビジョン3D)
GIGALOPLIS 1995年(ハイビジョン3D)
新作2002年(ハイビジョン3D)
レンチキラー作品[11点] 1990-1999年
10)日比野克彦(Katsuhiko HIBINO/1958-)
第46回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1995年)
コミッショナー:伊藤順二
新作2002年
11)宮島達男(Tatsuo MIYAJIMA/1957-)
第48回ヴェニス・ビエンナーレ参加(1999年)
コミッショナー:塩田純一
Changing Time with Changing Self No.2 2002年(個人蔵)
12)畠山直哉(Naoya HATAKIEYAMA/1958-)
第49回ヴェニス・ビエンナーレ参加(2001年)
コミッショナー:逢坂恵理子
Untitled/Osaka 1998-1999 2001年(個人蔵)
Untitled/Osaka 2002 2002年
Slow Glass[6点] 2002年
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同時開催 クリテリオム
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クリテリオム51 青木陵子
会期:10月5日(土)〜11月4日(月・祝)
企画担当:窪田研二(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
クリテリオム52 フジイフランソワ
会期:11月9日(土)〜12月8日(日)
企画担当:森司(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室
入場料:「12人の挑戦」展に含まれます。
*クリテリオム:ラテン語で「基準」を意味する「クリテリオム」
シリーズでは、国内で活躍する若手作家と現代美術センターの
担当学芸員が共同で新作中心の展覧会を制作しています。
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ギャラリートーク
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展覧会期中の週末、CACギャラリートーカーによるギャラリー
トークを実施します。
参加ご希望の方は、ギャラリー入り口までお集まり下さい。
日時:
10月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、26日(土)、
27日(日)、11月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、
16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、
12月1日(日)、7日(土)、8日(日)
*各回、午後2時30分から約40分
(都合により中止になる場合があります。予めご了承ください)
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水戸芸術館友の会主催 第27回講演会
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クリエイティブ・ディレクターとして「無印良品」などのコピー
ライティグ、編集、デザイン評論で活躍される小池一子氏をお迎え
して講演会「art of living」を開催します。
日時:11月16日(土)14:30〜15:30(開場14:00)
会場:水戸芸術館会議場
講師:小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
参加費:500円 (水戸芸術館友の会会員は無料)
定員:先着80名(当日受付)※ご予約の必要はありません。
友の会会員の方は会員証をお持ちください。
お問い合わせ:水戸芸術館友の会事務局TEL.029-227-8111
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---