これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Fri, 24 Jan 2003 21:08:55 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01544] Anne Sofie von Otter Mezzo-soprano Recital (Bengt Forsberg, piano)
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256CB8.00429438.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 01544

▼水戸芸術館ATM速報2003年1月24日発----------------------

母国スウェーデンの歌からシューベルト、マーラー、ヴァイルまで
華麗に歌の花園を舞い、色鮮やかな抒情を綴る
アンネ・ソフィー・フォン・オッター、待望の水戸芸術館初登場
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アンネ・ソフィー・フォン・オッター
メゾ・ソプラノ リサイタル
ピアノ:ベンクト・フォシュベリ
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2003年5月2日[金]18:00開場 18:30開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
主催:財団法人 水戸市芸術振興財団
企画担当:関根哲也(水戸芸術館音楽部門学芸員)

ラーション:セレナード
コック:春宵の雨
アルヴェーン:シャクヤク
グリーグ:<山の娘>作品67
  それは歌う(誘惑)
  ヴェスレモイ
  ブルーベリーの丘の斜面
  逢引き
  愛
  仔山羊のダンス
  悪い日
  小川で
シューベルト:春に D.882
  鱒 D.550
  美も愛もここにいたことを D.775
  シルヴィアに D.891
マーラー:<子供の不思議な角笛>より
  だれがこの歌を作ったのだろう
  高い知性への賛歌
  この世の生活
  美しいトランペットの鳴り響くところ
ヴァイル:ナナの歌
  海賊ジェニー(<三文オペラ>より)
  私自分が他人みたい
(〈ワン・タッチ・オブ・ヴィーナス〉より)

料金(全席指定)
A席6,000円 B席4,500円 P席(ステージ後方)3,000円
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チケット発売:2003年2月1日[土]
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・ATM速報受信のお客様のご予約はメールでも承ります。(13:00〜)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9990
・CNプレイガイド Tel. 03-5802-9990

メールでのご予約は上記アドレス宛、発売日13時以降の、
館サーバ受信タイムスタンプとなるようお送りください。
ご予約のための様式(音楽・演劇共通)をお持ちでない方は、
お手数ですが、上記アドレスまで、事前にご請求ください。

ATM速報受信のお客様に限り、下記・館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。(発売日午前10時以降、無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi

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アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
Anne Sofie von Otter, mezzo-soprano
スウェーデン生まれ。ストックホルムで教育を受けた後、ロンドン・
ギルドホール音楽大学でヴェラ・ローザに学ぶ。78年にデビュー・
リサイタルを開く。82年にバーゼル歌劇場のメンバーとなり、主に
モーツァルトとR.シュトラウスを得意として頭角をあらわす。84年に
はジュゼッペ・シノーポリ指揮ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
と共演、以後ベルリン・ドイツ・オペラ、コヴェント・ガーデン王立
歌劇場などに次々とデビューを果たす。現在までに、ミラノ・スカラ
座、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、リヨン国立歌劇場、
バイエルン国立歌劇場など世界有数の歌劇場から招かれ、ジェームス
・レヴァイン、カルロス・クライバー、ケント・ナガノ、ベルナルド
・ハイティンク、ジョン・エリオット・ガーディナーなどの指揮で
歌っている。日本でも、94年クライバー指揮ウィーン国立歌劇場
<ばらの騎士>(オクタヴィアン役)や、97年ケント・ナガノ指揮
リヨン国立歌劇場<カルメン>のタイトルロール(演奏会形式)で、
鮮烈な歌唱を披露した。
また、オッターは、ディートリヒ・フィッシャー-ディースカウ以後
のドイツ・リートの世界を牽引してきた歌手でもある。長年の
パートナーであるピアニストのベンクト・フォシュベリとともに、
ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ヴォルフ、ブラームス、
マーラー、R.シュトラウス、ベルクなどの作品を核として歌う一方、
フランス歌曲、イギリス歌曲、北欧歌曲など、新しいレパートリー
を開拓しつづけている。また、その知的な歌唱により、宗教曲の
ソリストとしても幅広く活動している。
オッターの広範なレパートリーの一部は、専属契約を交わしている
ドイツ・グラモフォンによりレコーディングされている。最近では、
ロックの鬼才エルヴィス・コステロが全編プロデュースした「フォー
・ザ・スターズ」、フォルテピアノのメルヴィン・タンと共演した
「ベートーヴェン、マイヤベーア、シュポア歌曲集」、シャミナード
のサロン風の歌曲を集めたフォシュベリ伴奏による「愛の言葉〜
ランデヴー・ウィズ・シャミナード」(2002年「グラモフォン賞」
声楽部門受賞)、マルク・ミンコフスキ指揮による「黄昏の中に
〜オッフェンバック・アリア&シーンズ」などをリリースしている。
3度目の来日となる今回、日本では初のリサイタルが実現する。

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ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
Bengt Forsberg, piano
1952年、スウェーデン・エドシュレスコグ生まれ。エーテボリの王立
音楽アカデミーで学んだのち、ロンドンでピーター・フォイヒトヴァ
ンゲルに、次いでコペンハーゲンでヘルマン・コッペルに師事した。
現在、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)を
はじめ、ニルス=エリック・シュパルフ(ヴァイオリン)、マッツ・
リドシュトローム(チェロ)などと多くのコンサートで共演している。
また、オッターとは、「シューマン歌曲集」「グリーグ歌曲集」など、
ドイツ・グラモフォンに数多くの録音を行っている。
フォシュベリは、ピアノ伴奏者のほか、独奏者・室内楽奏者・
オルガン奏者としても活躍しており、コルンゴルト、メートネル、
スク、カルク-エーレルトなどの作品を熱心に紹介している。
また、フォーレ、シベリウス、フランク、メシアン、ヤナーチェク
など比較的有名な作曲家のうちでも、滅多に演奏されない作品を
積極的に取り上げている。

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---