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Date: Sat, 25 Jan 2003 14:24:43 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01545] An Opera Bouquet for You -- XV
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2003年1月25日発----------------------
オペラ史に残る名アリアの数々と、ヴェルディ<椿姫>ハイライト。
人々の心に刻まれた名作オペラによる、歌の花束をどうぞ。
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オペラの花束をあなたへ -- XV
華麗なるアリアの宴& <椿姫> ハイライト
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企画・構成・おはなし:畑中良輔
出演:佐藤美枝子(ソプラノ)、井ノ上了吏(テノール)、
大島幾雄(バリトン)、谷池重紬子(ピアノ)
2003年4月19日(土)18:00開場・18:30開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
主催:財団法人 水戸市芸術振興財団
企画担当:松田善幸(水戸芸術館音楽部門学芸員)
第一部 オペラ・アリア・アルバム
ドニゼッティ:歌劇<愛の妙薬>より
人知れぬ涙(第2幕、ネモリーノ)
ビゼー:歌劇<カルメン>より
闘牛士の歌(第2幕、エスカミーリョ)
ヴェルディ:歌劇<リゴレット>より
慕わしき御名(第1幕、ジルダ)
プッチーニ:歌劇<ボエーム>より
冷たき手(第1幕、ロドルフォ)
ヴェルディ:歌劇<仮面舞踏会>より
汝、心を汚す者(第3幕、レナート)
ドリーブ:歌劇<ラクメ>より
鐘の歌(第2幕、ラクメ)
第二部 ヴェルディ:歌劇<椿姫> ハイライト
第一幕
乾杯の歌(ヴィオレッタ、アルフレード)
ああ、そは彼の人か〜花から花へ(ヴィオレッタ)
第二幕
燃え上がる心(アルフレード)
あの方に伝えて(ヴィオレッタ、ジェルモン)
プロヴァンスの海よ陸よ(ジェルモン)
第三幕
過ぎ去った日よ、さようなら(ヴィオレッタ)
パリを離れて(ヴィオレッタ、アルフレード)
ヴィオレッタの死(ヴィオレッタ、アルフレード、ジェルモン)
400年に及ぶ歴史をもつオペラの世界をご紹介すべく、オペラ史に
残る名シーン、名アリアを集めて皆様にお届けする人気シリーズ、
「オペラの花束をあなたへ」。
第15回となる今回は「華麗なるアリアの宴&<椿姫>ハイライト」
と題して、畑中良輔のご案内のもと日本声楽界きっての名歌手たち
がオペラの魅力をあますところなくお伝えします。
第1部はガラ・コンサートの華やかな雰囲気でお送りする「オペラ・
アリア・アルバム」。ずらりと並んだ6曲の名アリアは、それぞれの
オペラの「顔」ともいうべき歌。今回も、私たちの胸を打つ名唱が
聴かれることでしょう。
第2部はヴェルディの<椿姫>をハイライトで。
愛に目覚めるヴィオレッタ、彼女への想いを燃え上がらせるアルフ
レード、2人に立ちはだかるアルフレードの父、ジェルモン。
この傑作の名場面をぎゅっと凝縮してお送りします。歌い手たちの
迫真の演技も見逃せません。
今回登場する歌い手は、チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽
部門で第1位を受賞し、国内外の桧舞台で活躍するソプラノ・佐藤
美枝子、現在躍進著しい気鋭の若手テノール・井ノ上了吏、そして
ヴェテランならではの深みのある歌唱と適確な役作りに定評のある
バリトン・大島幾雄の3人。また、1台のピアノからオーケストラの
豊かな音色を引き出す谷池重紬子も当シリーズには欠かせない存在
です。さあ、今、コンサートホールがあなたのオペラ・ハウスへと
変貌します!
料金(全席指定):A席3,500円・B席2,500円
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チケット発売:2003年2月1日[土]
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・ATM速報受信のお客様のご予約はメールでも承ります。(13:00〜)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9990
・CNプレイガイド Tel. 03-5802-9990
メールでのご予約は上記アドレス宛、発売日13時以降の、
館サーバ受信タイムスタンプとなるようお送りください。
ご予約のための様式(音楽・演劇共通)をお持ちでない方は、
お手数ですが、上記アドレスまで、事前にご請求ください。
ATM速報受信のお客様に限り、下記・館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。(発売日午前10時以降、無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
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畑中良輔(はたなか・りょうすけ)企画・構成・おはなし
東京音楽学校(現、東京芸術大学)卒業。宮廷歌手ヘルマン・
ヴーハーペニヒに師事。ドイツ・リートやモーツァルトのオペラを
日本に紹介した草分け的歌手であり、我が国を代表する声楽指導者、
合唱指導者、音楽評論家である。
水戸芸術館では音楽部門芸術総監督を務める。1985年紫綬褒章受章。
93年自ら主催する「青の会」が毎日芸術賞受賞。
94年勲三等旭日中綬章。97年モービル音楽賞受賞。
97年から99年まで新国立劇場芸術監督。
2000年には文化功労者に選出される。現在、東京芸術大学名誉教授。
日本演奏連盟理事。全日本合唱教育研究会会長。
近著に、自伝『音楽少年誕生物語』(音楽之友社)、
詩集『超える影』(不識書院)がある。
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佐藤美枝子(さとう・みえこ)ソプラノ
武蔵野音楽大学卒業。(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。
1995年日本音楽コンクール声楽部門第1位、並びに増沢賞、海外派遣
特別賞受賞。98年にはチャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門
で日本人初の第1位を受賞し、世界の注目を集めた。99年新国立劇場
での<カルメン>で日本での本格的オペラ・デビューを飾る。
2000年藤原歌劇団公演<ランメルモールのルチーア>に出演、絶賛を
博した。また00、01年と続けてイタリア・サンタマルゲリータの夏の
音楽祭に登場し、<愛の妙薬> <リゴレット> に出演した。
水戸芸術館では、96年「オペラの花束をあなたへ」、水戸室内管弦
楽団第26回定期演奏会に出演。藤原歌劇団団員。
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井ノ上了吏(いのうえ・りょうじ)テノール
国立音楽大学卒業。1988年日伊声楽コンコルソ入賞。
88、89年イタリア声楽コンコルソで2年連続金賞並びにテノール大賞
を受賞する。90年日本声楽コンクール入賞。91年よりイタリアに留学。
留学中はマントヴァ歌劇場、ベルガモ歌劇場に出演した。
95年帰国後は、<カルメン> <椿姫> <コシ・ファン・トゥッテ>
<ドン・ジョヴァンニ>など様々なオペラに出演。また東京都交響
楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団などとの共演も多い。
現在、東京芸術大学、東京音楽大学講師、二期会会員。
今回、水戸芸術館には初めての出演となる。
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大島幾雄(おおしま・いくお)バリトン
桐朋学園大学卒業。1979年第7回ジロー・オペラ賞受賞。
文化庁芸術家在外研修員としてミラノに留学。
早くからバリトンの逸材として注目を浴び、75年<スペインの時>で
オペラ・デビュー。その後 <タンホイザー> <フィガロの結婚>
<ニュルンベルクのマイスタージンガー> など二期会公演に次々と
出演。85年<ヴォツェック>のタイトルロールで見事な歌唱を聴かせ、
一躍その評価を高めた。<神々の黄昏> <トロヴァトーレ> などで
重厚・難解な役柄をこなす一方、<こうもり>等のオペレッタや、
邦人作品の初演にも出演している。
「オペラの花束をあなたへ」シリーズには昨年に続いての登場となる。
二期会会員。
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谷池重紬子(たにいけ・えつこ)ピアノ
武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業後、二期会ピアニストとなり、
伴奏者としてのキャリアをスタートさせた。歌い手の音楽に
寄り添うように弾かれるピアノ伴奏には定評があり、朝日新聞の
『天声人語』にも紹介された。一流の歌手たちのリサイタル、
合唱伴奏、及び録音、放送等、数多く手掛けている。新国立劇場
オペラ研修所では伴奏者兼コレペティトゥーアとして、
明日の日本オペラ界を担う若手歌手達を支えている。
水戸芸術館では、これまでにも「オペラの花束をあなたへ」シリーズ
に多数出演しているほか、「クリスマス・コンサート」などにも
出演している。
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---