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Date: Wed, 26 Mar 2003 16:33:59 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01575] Gekidan Kara-gumi "Doro Ningyo (Muddy Mermaid)"
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256CF5.00295593.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 01575
▼水戸芸術館ATM速報2003年3月26日発--------------------
歩いてる ヒトか魚か 分らぬ女が......
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劇団唐組<新作>水戸公演「泥人魚」(作・演出:唐十郎)
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日時:2003年 5月16日(金)・17日(土)・18日(日)毎夕 7時
会場:水戸芸術館広場特設紅テント(雨天決行)
出演:唐十郎、鳥山昌克、久保井研、辻孝彦、稲荷卓央、藤井由紀、
中袴田克秀、岩倉弘樹、赤松由美、真名子美佳、田村文彦、
高橋祐也、丸山厚人、溝添祐、村上武士、
鎌田貴嗣、出口大介、濱田かおり
コビヤマ洋一(新宿梁山泊)、近藤結宥花(新宿梁山泊)
宣伝美術:合田佐和子/作曲:安保由夫
舞台美術:劇団唐組/制作:劇団唐組制作部
協力:株式会社文化印刷
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
物語: 埋め立てに行かず、ただ一人町を去った猟師・螢一が、
消えた親友・二郎を探して暮すのは、二郎のかつての師、
詩人・伊藤静雄の営むブリキ加工店。残る約束の半分を悔やむ
眼(ガン)に代わって、どうにか決着をつけようとしていた。
そして、やすみもまた、眼(ガン)のため、残りの約束を
果たすべくその店を訪れるのだった。
諫早湾の記憶宿る義眼が導かれる闇の行方を知らないままに、
二人が遂げる二郎との再会。「人か魚か分らぬ女だ、そのウロコを
はがさぬ限り、その女は人には戻らぬ」そう記したメモと共に、
残された "泥の約束" の先に二郎が見つめる一点は、海で拾われ、
人魚と呼ばれ名を捨てた少女が、ウロコの奥に封じた過去の鍵......。
-- 見えるよ、この眼(ガン)には......今、腰の辺りで光った
お前の鱗一枚が --
義眼と肉眼の間に映った一片の、はがされた傷跡の上、
帰る海をなくした人魚に朽ちない鱗が舞い降りる。
登場人物
・浦上螢一
海の町を去って、今は都会の隅にあるブリキ加工店で暮らす
・伊藤静雄
まだら呆けの詩人でブリキ店の店主
・腰田:静雄の町のヘルパー
・立ち食いそば屋の主人:ウドンの絆をうらみ、目を光らす
・待子:そのそば屋の女店員で、静雄の作る詩を待つ
・踏屋(夜):調査専門ブローカー。人の隠す影を踏む
・ガニ:ガニ股の踏屋の部下
・しらない二郎
詩人の静雄の元弟子。長崎の「しゃっぱ漁港」では螢一とも
共に働いた。その前は踏屋と仕事を取り合う前歴あり
・やすみ
しゃっぱ漁港から螢一をさがして上京してきた娘。
少女時代、ガンさんという漁師に海で助けられ、そこの養女と
なる。海に漂う前は、椿という名でもあった
・月影小夜子
月の裏側を熟知していると、のたまわる女性。しらない二郎を
長崎に使いに行かした......。とある会社の秘書室長
・夕ちゃん
螢一の友。ガンさんの下で働き、鯉のぼり店を転々としながら
上京。「海の狼」とも呼ばれていた
・天(あま)ちゃん:陸の労働で、今はガンさんを支える
・草(そう)ちゃん:体調を崩したガンさんに従い、世話をする
・魚主(うおにし)
暗さに乗じる闇夜船の船長。酒乱で、やすみの少女時代、
椿とも関わりあり
・ガニの部下一:ブリキの板を運ぶ
・ガニの部下二:運びながら ~ヘイ、コーラ~ をうたう
・ガニの部下三:板を頭でポンピングする
・ガンさん:義眼の漁師
料金:一般 3,000円/団体(10名様以上)2,700円/学生 1,500円
*団体・学生券は水戸芸術館のみの取り扱いとさせていただきます。
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チケット発売:2003年 3月29日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555(9:30〜18:00、月曜休)
・ATM速報受信のお客様のご予約は、メールでも承ります。(13:00〜)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9988
・CNプレイガイド Tel. 03-5802-9999
メールでのご予約は上記アドレス宛、発売日13時以降の、館サーバ
受信タイムスタンプとなるようお送りください。
ご予約のための様式(音楽・演劇共通)をお持ちでない方は、
お手数ですが、上記アドレスまで、事前にご請求ください。
ATM速報受信のお客様に限り、下記館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。( 3月29日 午前10時以降、無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---