これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Sat, 26 Apr 2003 17:40:02 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01591] Lectures by Visiting Speakers -- "UN BOY" Exhibition
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256D14.002F181E.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 01591

▼水戸芸術館ATM速報2003年4月26日発--------------------

「5月の教室」× NOBORU TSUBAKI
http://www.arttowermito.or.jp/art/unboyj.html
<国連少年展関連企画>

椿昇「国連少年」で使われている記述(表現)の仕方や観察の仕方を
学ぶ教室です。各回、椿昇がホストとなり、ゲストをお招きします。
対談を通して確信に迫ります。参加は無料です。
*ただし、ギャラリーへの入場チケットが必要です。
(HTP、おとなパスをお持ちの方はパスにてご入場いただけます。)
* 5月31日(土)は、諸般の都合で開催を中止します。

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 #1 造形演習 5/3(SAT)14:30→16:00
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ヤノベケンジ(造形作家)×椿昇
「ロボットと二人の少年−ツバキとヤノベ」
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップルーム
アートとロボットの関係性や2人がロボットから受けた影響を語り
ます。さらに時代ごとの代表的なロボットを紹介しながら、参加者
自身が思い描くロボットのイメージをそれぞれに表現します。

ヤノベケンジ:1965年大阪府生まれ。1990年キリンアートアワード
最優秀作品賞を受賞し、その後、4年間をドイツで過ごした。
98年にガイガー・カウンターを搭載したアトムカーとアトムスーツ
による「ルナ・プロジェクト」展を開催する。最近では「日本ゼロ
年」展(水戸芸術館)、「ギフト・オブ・ホープ」(東京都現代美
術館)他、出品多数。2003年8月からは国立国際美術館で
「MEGALOMANIA」展が開催される。

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 #2 情報科学 5/10(SAT)14:30→16:00
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林正樹(コンテンツ研究者)×椿昇
「言葉による映像構築 - TVMLの紹介」
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内、飛行艇スクリーンのある
白い部屋
台本を書くだけでテレビ番組を自動的に作ってしまうTVMLソフト開発
の意図と秘話、さらに、デモンストレーションを通して視覚的に体験
しながら、椿昇と言葉の造形力について語り合います。

林正樹(はやし まさき):1959年東京都生まれ。1986年よりNHK放送
技術研究所にてバーチャルスタジオの研究を始め、CGと実写のリアル
タイム映像合成システムを開発し、「人体2〜脳と心」などの番組で
使用する。1996年 TV program Making Language(TVML)を生み出して
以後は、TVMLをベースとしたメディア系コンテンツを発案し、テレビ
の世界の拡大を図る。
現在、同研究所マルチメディアサービス主任研究員。工学博士。

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 #3 言語表現 5/17(SAT)14:30→16:00
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室井尚(横浜国立大学助教授)×椿昇
「誇りをもって生きぬく方法」
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内
現在の社会において、異質な知性がさらされている危機を分析し、
それに対する人としての誇りある態度についてそれぞれが考えること
の重要さを対談します。

室井尚(むろい ひさし):1955年、山形市生まれ。少年時代は茨城
県日立市、水戸市で暮らし、その後大学時代には京都-大阪で過ごす。
92年から横浜国立大学教育人間科学部助教授(メディア研究講座)。
専攻は情報文化論、哲学、美学、記号論、メディア美学、芸術批評等。
あの巨大「飛蝗」の制作者の一人でもある。

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 #4 倫理社会 5/24(SAT)14:30→16:00
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椹木野衣(美術評論家)×椿昇
「こんな時代に示す態度」
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内
現在「殺すな」(http://www.tententen.net/korosuna/)を主宰する
気鋭の美術評論家と、この時代におけるアートやアーティストの役割、
そしてその表現方法について意見を交換します。

椹木野衣(さわらぎ のい):1962年秩父市生まれ。同志社大学文学部
文化学科を卒業後、評論活動を始める。主な著作に『シミュレーショ
二ズム』、『日本・現代・美術』、『爆心地の芸術』がある。
1999-2000年にかけて水戸芸術館で開かれた「日本ゼロ年」展では、
ゲスト・キュレーターを務めた。美術批評家/多摩美術大学助教授

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連休期間特別講義「情報表現ゼミ」 5/4(SUN)14:30→16:00
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「ニューロキューブ」・「タッチ」デモンストレーション
勝田哲司(ミューテック代表)×椿昇
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内、飛行艇スクリーンのある
白い部屋

椿昇とロボティクス企業、システムワット社とのコラボレーション
により2002年冬誕生した「ニューロキューブ」の秘めたる能力を、
デモンストレーションを通じて紹介します。

勝田哲司(かつた てつじ):アメリカン大学大学院修士課程卒、
早稲田大学大学院修士卒。
1988年〜(株)CSKでWindowsアプリケーションの開発、教育用CD-
ROMの制作などを行なう。
98年よりフリーランスとなり2000年(有)ミューテックを設立、
Windows、Macintosh用プログラム、サーバーアプリケーションの
開発、テクニカルライティングを行う。著書に『アッと驚く達人の
技 HTML & JavaScript 上級テクニック集』『HTML&CSS HAND BOOK』
などがある。また99年より『DTM Magazine』Magazine』で「自動
作曲研究所」を連載中。*「ニューロキューブ」(neurocube)は
「認知+判断+行動」という生命の基本原理をプログラムすること
が出来る電子ブロック。また専用の手続き型ソフトをPCにインスト
ールすれば小学生でも自在にプログラムすることができる可能性
無限大のコンピュータ。
http://www.neurocube.co.uk/

お問い合わせ:水戸芸術館現代美術センター Tel: 029-227-8120

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---