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Date: Thu, 12 Jun 2003 19:59:03 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01611] "KOMOREBI" Exhibition
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2003年6月12日発--------------------

こもれび展(2003年 6月 プレスリリース01より)

木もれ陽は、文字通り樹木と陽光が作り出す身近な風景でありながら、
日々の生活でそれを意識することはあまりありません。しかし、テレ
ビモニターやネオンサインなど人工の光に囲まれた生活の中で、木々
の間からのぞく天空を見上げたとき、ふとした安らぎを感じるもので
す。そんな感覚を大切にした作家たちが静かに増えてきています。樹
木に身体を包み込まれる感じ、それ自体を描いた日高理恵子のような
平面作家たちから、人工光とこうもり傘を使って様々な形の木もれ陽
を作ろうと試みる木村崇人まで、表現形態は作家それぞれですが、彼
らは確かに植物と光に関心を寄せています。これは光と植物がもつ生
命のイメージを見直す動きとみてもよいのではないでしょうか。
本展では「やさしい光」あるいは「光と植物」をテーマとしたこうし
た作品群を展示し、現代社会の喧騒のなかに、生命と光があふれた静
かな空間を作り出します。
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展覧会概要
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展覧会名:こもれび展
会期:2003年8月9日(土)〜10月5日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開館時間:9時30分〜18時00分(入場は17時30分まで)
休館日:月曜日
*ただし、9月2日(火)臨時休館。
  9月15日(月・祝)開館、翌9月16日(火)休館。
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円
中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
一年間有効パス:H.T.P.→対象15歳以上20歳未満1,000円、
おとなのパス→対象20歳以上2,500円
チケット発売:JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ、
水戸芸術館チケットカウンター
*「おとなのパス」は水戸芸術館チケットカウンターのみの発売と
  なります。
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
協賛:株式会社資生堂 http://www.shiseido.co.jp/
      アサヒビール株式会社 http://www.asahibeer.co.jp/
協力:株式会社創夢 http://www.soum.co.jp/、
      有限会社ニッカー絵具製造所、岩崎電気株式会社、
      株式会社マンチェス
企画:水戸芸術館現代美術センター
企画担当:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター学芸員)

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出品作家・出品予定作品
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(1) 日高理恵子/Hidaka Rieko(1958年東京都生まれ)
  絵画 -- 木の枝を見上げた構図で捉えた日本画
  1985年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻修了

(2) 伊庭靖子/Iba Yasuko(1967年京都府に生まれ)
  絵画−植物をクローズアップした平面作品
  1990年 嵯峨美術短期大学版画科専攻科修了

(3) 池田光宏/Ikeda Mitsuhiro(1969年神奈川県生まれ)
  インスタレーション -- 影絵のようなビデオ作品
  1994年 日本大学芸術学部美術学科卒業
  1997年 東京芸術大学大学院修士課程美術研究科修了

(4) 稲垣智子/Inagaki Tomoko(1975年大阪府生まれ)
  インスタレーション -- 古い家具と観葉植物を使った作品
  1997年 University of East London 基礎コース 修了
  1998-2001年 Middlesex University (ロンドン) 美術学部卒業

(5) 木村崇人/Kimura Takahito(1971年愛知県生まれ)
  インスタレーション -- ピンホールカメラの原理を利用した
  "木もれ陽プロジェクト"
  体験型作品「木もれ陽ブース」
  1996年 東京芸術大学美術学部絵画科油画卒業
  1998年 Ecole Sperieure d'Art et de Design (フランス) 卒業
  2003年 東京芸術大学大学院美術研究科博士課程修了

(6) 小林孝亘/Kobayashi Takanobu(1960年東京都生まれ)
  絵画 -- 光に包まれた木々を描いた油絵
  1986年 愛知県立芸術大学美術学部油画科卒業

(7) 松村アサタ/Matsumura Asata(1971年山口県生まれ)
  インスタレーション -- ビニルシートで原色の空間を作る
  1998年 東京芸術大学美術学部絵画科卒業
  2000年 東京芸術大学大学院修士課程(油画)修了

(8) ポル・マロ/Pol Malo(1967年ドイツ生まれ)
  インスタレーション
  UCバークレー大学哲学科卒業。
  メディアアートアカデミー修了(ドイツ)
  1997年〜東京でレコード・レーベル(Cha-Bashira)を始める

(9) 曽谷朝絵/Soya Asae(1974年神奈川県生まれ)
  絵画 -- 光に充ちた油彩画
  2000年 東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了
  2001年 東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻博士課程入学

(10) 滝田順/Takita Jun(1966年東京都生まれ)
  インスタレーション -- 竹の作品
  1988年 日本大学芸術学部卒業
  1991-92年 パリ国立美術学校マスターコース(フランス政府給費生)

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オープニング・レセプション
日時:2003年8月9日(土)15時30分〜17時00分
場所:水戸芸術館会議場

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関連企画
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夏のワークショップ2003 <光の箱>
こもれび展のテーマでもある「光」を楽しむための箱をつくります。
箱をかざす場所によって、中にとりこまれた光が様々に変化し、鮮や
かな色彩を映し出します。完成後、ワークショップ室に展示します。
8月23日(土)こ組 10:00-12:00 (集合 9:50)
             も組 13:30-15:30 (集合13:20)
8月24日(日)れ組 10:00-12:00 (集合 9:50)
             び組 13:30-15:30 (集合13:20)
講師:松村泰三/Matsumura Taizo(1964年青森県生まれ)
場所:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
対象:小学生以上/定員:各回25名(先着順)/参加費:500円
お申し込み方法:往復葉書に下記の内容をご記入の上、
「<光の箱>係」宛にお申込ください。
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記入内容
(1)参加者氏名 (2)年齢 (3)郵便番号・住所 (4)電話番号
(5)ご希望日(参加希望日、8月23日または、24日のどちらかを記入
してください。午前・午後についてはこちらで割り振らせていただき
ます。)
*尚、兄弟・姉妹などご家族でお申込の場合は、一枚の葉書にまとめ
  参加希望者のお名前を必ず明記してください。

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ウィークエンド・ギャラリートーク
CACギャラリートーカーと対話しながら作品を鑑賞します。
日時:8月16日(土)〜10月5日(日)の土・日曜日
各日14時30分〜(約40分)
*都合により中止になる場合があります。あらかじめご了承ください。

9月14日(日)は、託児付ギャラリートークを実施します。
定員:先着15名/託児料金:500円/申込締切:8月28日(木)

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クリテリオム
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クリテリオム56 原倫太郎/Hara Rintaro
会期:2003年8月9日(土)〜10月5日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室
入場料:展覧会入場料に含まれます。
企画担当:窪田研二(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
*ラテン語で「基準」を意味する「クリテリオム」シリーズは、
  国内外で活躍する若手作家を、現代美術センター学芸員が
  新作を中心に紹介する企画展。

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---