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Date: Thu, 10 Jul 2003 20:18:01 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01626] "Peter and the Wolf" on Organ
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256D5F.003E056D.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2003年7月10日発--------------------
元気いっぱいの男の子ピーターが、勇気と知恵をふりしぼり、
おおかみを捕まえる『ピーターとおおかみ』の物語が、
パイプオルガン一台で演奏できるよう編曲されて、
芸術館に登場します。
呑気なアヒルは、作曲家プロコーフィエフさんのおっしゃる通り、
オーボエの音色でひきますが、命からがら逃げるアヒルは、
秘密のパイプ群も加わって、ガアガアと、それは大騒ぎ。
フルートの音色の小鳥はとってもかわいく飛ぶけれど、
森から出てくるおなかをすかせたおおかみは、オルガンの重低音が
震えてあえぐようで、ちょっと怖いかも。
おじいさんの繰り返す小言は足鍵盤を使って足で弾き、
ピーターの登場はオルガン独特の音色で高らかに。
役者・光瀬名瑠子の語りに導かれ、物語が終わる頃、
あなたはオルガンの持つすべての音色を聴いてしまっているでしょう。
室住素子が10年目に贈る、最も説明の少ない (いらない?)
レクチャーコンサートはいかが?
室住素子
夢いっぱいの子どもたちへ... 子どもの心を失わない大人たちへ
さぁ、音と言葉がおりなす童話の世界へみんなで旅立とう!
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水戸芸術館友の会 オルガンレクチャー・シリーズ10
「オルガンで聴くピーターとおおかみ」
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曲目/プロコーフィエフ:<ピーターとおおかみ> 作品67
2003年8月25日(月)13:30開演(13:00開場)
出演:室住素子(編曲・オルガン)、光瀬名瑠子(台本構成・語り)
水戸芸術館エントランスホール
友の会会員無料 / 一般1,000円 / 小・中学生500円
* 当日受付いたします。ご予約の必要はありません。
* 会員の方は会員証をお持ち下さい。
主催:水戸芸術館友の会
お問い合わせ:水戸芸術館友の会事務局
310-0063 水戸市五軒町1-6-8
Tel.029-227-8111
mailto:webstaff@arttowermito.or.jp
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室住素子 (むろずみ・もとこ) オルガニスト
東京大学文学部美学芸術学科を経て、東京芸術大学音楽学部器楽科
卒業(オルガン専攻)、同大学院修士課程修了。安宅賞受賞。
「マタイ受難曲」を東京交響楽団と共演してデビューし、サントリー
ホール、カザルスホールのプロムナードコンサートやNHKFMに出演。
オーケストラとの共演も多く、ロストロポーヴィチ指揮新日フィルと
ブリテン「戦争レクイエム」(97年)、フルネ指揮都響とフォーレ
「レクイエム」(99年)、インバル指揮N響とマーラー2番、
ベルティーニ指揮都響とサン=サーンス3番、デュトワ指揮N響と
エルガー「エニグマ」(2000年)などを共演。オペラでは「トスカ」、
「カヴァレリア・ルスティカーナ」、映画音楽では「インディペン
デンスデイ」「オーメン」など幅広いレパートリーを持つ。
89年から97年まで水戸芸術館音楽部門主任学芸員を務めた。
日本オルガニスト協会会員。
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光瀬名瑠子 (みっせ・なるこ) 役者、演出家
新潟大学人文学部卒業後、テアトル・エコー附属養成所入所。
劇団公演ほか、国内外のパフォーマンスや公演に数多く出演。
91年から、こどもの城・青山円形劇場「五線譜のなかの動物たち」
シリーズの主演と台本構成を担当。97年には文化庁派遣芸術家
在外研修員として渡伊。イタリアの仮面喜劇「コメディア・デラルテ」
役者としての専門教育を受ける。帰国後は、日本人によるコメディア
・デラルテ公演「テアトル・エコーのばか役者」を企画・構成演出
するほか、ワークショップや演劇講座の講師としても活躍。
2001年にはイタリアのコメディア・デラルテ劇団、テアトル・デル・
ヴィコロの一員として「フラミニアの誘拐あるいは恋はルナティコ」
に出演。イタリア、東京、ホノルルを巡演。2002年からは東京都交響
楽団「音楽鑑賞教室」のナビゲーターも務める。
現在、テアトル・エコー劇団員。
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今後の水戸芸術館友の会の事業
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第28回講演会「西洋絵画への招待 -- 神々の饗宴」
講師:高階秀爾(大原美術館館長)
2003年 9月 7日(日)14:00-15:30
水戸芸術館会議場
会員無料/一般1,000円
美術評論家で西洋近代絵画研究の第一人者・高階秀爾氏の講演会。
スライドを使って、名画の楽しみ方・鑑賞のポイントを分かりやすく
解説いただきます。
第13回LD鑑賞会 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(全曲)
2003年11月29日(土)13:30-17:00
解説:関根哲也(水戸芸術館音楽部門学芸員)
水戸芸術館会議場
先着80名(当日受付)
対象:会員と同伴者1名
フランスの劇作家ボーマルシェの同名の喜劇を題材とした、
人気の歌劇を、アバド指揮/ジョナサン・ミラー演出版で。
第17回交流会 水戸芸術館友の会結成10周年記念会員交流会
ニュー・イヤー・コンサートの演奏者を囲んで
2004年 1月4日(日)時間未定
会員500円/一般1,000円(当日受付/一般参加可)
水戸芸術館会議場
ニュー・イヤー・コンサートのリハーサルをご覧いただいた後、
演奏家を囲んで交流会を開催いたします。
気軽に歓談できるアットホームな立食パーティーです。
第35回鑑賞会「幸田弘子朗読会」
2004年 2月 7日(土)14:00開演
会員1,000円/一般2,000円/学生500円
水戸芸術館ACM劇場
樋口一葉や「源氏物語」の朗読を通して、日本語の美しさを
求め続けている幸田弘子さんのたのしいいお話を交えた朗読会。
日本語のすばらしさを再認識していただけることでしょう。
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---