これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

* こちらに掲載中のものは、送信後に修正等の必要が生じた場合は修正等を加えて掲載しています。あらかじめご了承ください。
* 丸ごと全文の転載はご遠慮ください。引用される場合は水戸芸術館公式サイト http://arttowermito.or.jp/ へのリンクをお願いいたします。

お問い合わせは下記よりお願いいたします。
>> お問い合わせフォーム


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Wed, 3 Dec 2003 16:35:34 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01699] Ensemble NOMAD
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256DF1.0029B59C.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 01699

▼水戸芸術館ATM速報2003年12月3日発--------------------

真の新しさだけが持つきらめきと輝き

現代音楽は難解、なんて古いということが明確に分かるコンサート。
この日あなたは、真の新しさだけが持つきらめきと輝きを見つける
でしょう。ピアソラに始まり、ライヒ、カーゲル、武満、15世紀の
作曲家オケゲムと現代を結ぶバートウィスル、そして僕の新作。
アンサンブル・ノマドのリーダー佐藤紀雄さんと僕とで作った、
極上のプログラムです。とびきりの名手たちが繰り広げる音世界に、
あなたの耳はリフレッシュされますよ!

池辺晋一郎

---------------------------------------------
現代音楽を楽しもう−XVII アンサンブル・ノマド
企画・構成・司会:池辺晋一郎
---------------------------------------------
2004年2月21日[土]18:00開場・18:30開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
主催:財団法人 水戸市芸術振興財団

アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史(1985)
マウリシオ・カーゲル(1931-):ルルルルルルル...(1982)
ヨハネス・オケゲム(1410頃-1497)/
  ハリソン・バートウィスル(1934-)編曲:
    孤独な隠者のように(1969)
武満徹(1930-1996):カトレーンII(1977)
スティーヴ・ライヒ(1936-):木片の音楽(1973)
池辺晋一郎(1943-):新作<水戸芸術館委嘱作品>(2004)

アンサンブル・ノマド
佐藤紀雄(音楽監督・指揮・ギター)
木ノ脇道元(フルート)
菊地秀夫(クラリネット)
甲斐史子(ヴァイオリン/ヴィオラ)
菊地知也(チェロ)
宮本典子(パーカッション)
稲垣 聡(ピアノ)
中川賢一(ピアノ)

料金:(全席指定)3,000円
--------------------------
チケット発売:12月6日(土)
--------------------------
・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・ATM速報受信のお客様のご予約はメールでも承ります。(13:00〜)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9990
・CNプレイガイド Tel. 03-5802-9990

メールでのご予約は上記アドレス宛、発売日13:00以降の、
館サーバ受信タイムスタンプとなるようお送りください。
ご予約のための様式(音楽・演劇共通)をお持ちでない方は、
お手数ですが、上記アドレスまで、事前にご請求ください。

ATM速報受信のお客様に限り、下記館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。(発売日10:00以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi

--------------------
アンサンブル・ノマド
Ensemble NOMAD

1997年、ギタリスト佐藤紀雄によって結成された注目のアンサンブル。
若手の才能ある演奏家が集まり、斬新なアイディアによるプログラム
により、20世紀そして現代作品を演奏。「NOMAD」(遊牧民、漂流の)
の名称にふさわしく、幅広いレパートリーを自在に取り上げる。
メンバーは、核になる14人にゲストを交え、編成もフレキシブルに
さまざまな曲に対応する。
現代作品の演奏に熱い血が注ぎ込まれたかのようなエキサイティング
なステージに、聴衆は熱狂した。98年4月から2年にわたり開催された
10回の定期演奏会は、内外から高い評価を得る。その活動は多くの
作曲家たちをも刺激する。
近藤譲個展、細川俊夫のオペラ<リアの物語>、99年2月、新国立劇場
ダンステアトロンNo.2、平林和子作品<ファウスト>をオランダの
作曲家M.v.デル・アーによる曲で世界初演。東京オペラシティで毎年
開催される「コンポージアム」や、サントリーホールでの「サマー
フェスティバル」では、各国から持ち寄られる新進作曲家の最新作の
演奏会に出演、世界の「現在」を鮮やかに伝える。
2001年以降は、愛知芸術文化センター、札幌コンサートホールKITARA、
大原美術館ギャラリーなど各地で演奏。
海外との交流も注目に値する。00年には、オランダ、ベルギーに
招かれ演奏。01年2月、東京で開催された「HOLLAND MUSIC DAYS IN
TOKYO」(オランダ現代音楽センターガウデアムス主催)に出演し、
オランダと日本の音楽を演奏。同年、没後50年のシェーンベルク作品
を定期演奏会で特集。02年7月には、<東京の夏>音楽祭2002に出演。
同年11月には、東京で開催された「ポリーニ・プロジェクト2002
in 東京」に出演。2002年度第1回定期演奏会「ケージとメシアンの間
で交わす自然と宇宙に関する空想の往復書簡」は、特に高く評価され、
「第2回佐治敬三賞」を受賞。03年7月にはベネズエラの「フェスティ
バル・アテンポ」に招かれ2回の演奏会を行う。CDは、近藤譲作品集
『梔子』(ALCD-47)、『空の眺め』(ALCD-57)、石田秀美作品集
『神聖な杜の湿り気を運ぶもの』(ALCD-60)が発売されている。

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---