これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Sun, 2 May 2004 10:27:24 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01776] Fanfare Ciocarlia
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256E88.0008011E.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 01776

▼水戸芸術館ATM速報2004年5月2日発----------------------

一目仰天 → 一聴驚嘆 → 鼓膜快感 → 脳天直撃 → 頭髪逆立
→ 細胞覚醒 → 神経活発 → 血液沸騰 → 体温上昇 →
筋肉躍動 → 胃腸蠕動 → 食欲旺盛 → 足裏快適 → 夏疲解消
→ 気分溌剌 → 欣喜雀躍 → 笑顔満面 → 全力疾走 →
加速暴走 → 転倒注意 → 楽園乱入 → 驚天動地 → 酒池肉林
→ 魑魅魍魎 → 意味不明 → 狂喜乱舞 → 忘我恍惚 →
感動絶叫 → 拍手喝采 → 家内安全 → 即是、人類皆平和
最速!東欧吹奏楽団、見参。

来た、来た、来てしまったああああああ〜っ!昨年満場の聴衆を興奮と
歓喜の渦に巻きこんだタラフ・ドゥ・ハイドゥークスに続き、今年も
東欧ルーマニアから驚異のバンド、ファンファーレ・チォカリーアが
コンサートホールATMに襲来だ。去年が「弦」なら、今年は「管」。
1分間に200のビートをたたき出すウルトラ・テク、陽光と風雨に鍛え
られた管楽器や打楽器たちが高らかに響かせる赤銅色のサウンド、
ABBAの曲だって『哀愁のカサブランカ』だってどんどん演奏してしまう
その貪欲な音楽の胃袋。波瀾万丈だった彼らロマ民族の歴史の中で
煮詰められた喜怒哀楽が、炸裂するブラスとなって、歌と踊りとなって、
聴くものすべての魂をぶち抜く。もう、癒されてる場合じゃない。
老いも若きも、男も女も、灼熱のブラスを浴びてみな踊れ!

企画担当:矢澤孝樹(水戸芸術館音楽部門主任学芸員)

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ファンファーレ・チォカリーア  東欧吹奏楽団
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2004年 8月27日(金)18:30開場 19:00開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
主催:財団法人 水戸市芸術振興財団
料金(全席指定):A席4,000円/B席3,000円

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関連プレ企画 日本プレミア上映
『炎のジプシー・ブラス〜地図にない村から』
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ラルフ・マルシャレック監督、2002年ドイツ 98分
2004年 6月12日(土)開場18:00/上映時間18:30〜20:20頃
会場:水戸芸術館ACM劇場
共催:NPO法人シネマパンチ http://www.cinemapunch.com/
地図にない、駅もない、東欧の寒村から出現した驚異のブラス、
ファンファーレ・チォカリーア。
ルーマニア発、世界最速ジプシーブラスが小さな「幸せ」と
大きな「元気」を世界へ運ぶ。日本公演時の愉快な旅も収録!
2003年スペインドキュメンタリー音楽映画祭
ベスト・ドキュメンタリー賞受賞。
詳しくは下記、(株)プランクトンのページでどうぞ。
http://www.plankton.co.jp/
料金:1,000円(全席自由)
* 8月27日のファンファーレ・チォカリーアの演奏会チケットと
  一緒に購入すれば200円引きになります。
お問い合わせ:
水戸芸術館チケット予約センター TEL. 029-231-8000

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チケット発売:2004年 5月8日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・ATM速報受信のお客様のご予約はメールでも承ります。(13:00〜)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
・MUSIC SHOPかわまた  029-226-0351
・ヤマハミュージック関東  029-224-2861
・チケットぴあ  0570-02-9990
・CNプレイガイド  03-5802-9990

メールでのご予約は上記アドレス宛、発売日13:00以降の、
館サーバ受信タイムスタンプとなるようお送りください。
ご予約のための様式(音楽・演劇共通)をお持ちでない方は、
お手数ですが、上記アドレスまで、事前にご請求ください。

ATM速報受信のお客様に限り、下記館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。(発売日10:00以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi

チケットお届けまで最速・クレジットカード決済の新サービス。
資料のご請求は下記(SSL暗号化通信)よりどうぞ。
https://www.arttowermito.or.jp/sf/sendform.html
1. 件名欄には「新サービス資料請求」とご入力ください。
2. 資料は郵送でお送りいたします。ご氏名・郵便番号とご住所は
   必ずご入力ください。

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Fanfare Ciocarlia
ファンファーレ・チォカリーア
http://www.asphalt-tango.de/home.htm
http://www.asphalt-tango.de/welcome-atp.htm

東欧バルカン半島のロマ族(かつて「ジプシー」の名で呼ばれた)
には、村々にブラス・アンサンブルの伝統がある。これは19世紀の
はじめ、バルカンを北上したオスマン・トルコの軍楽隊の強烈な
サウンドの影響から生まれたものだ。軍隊の士気高揚から日常を彩る
冠婚葬祭へと目的を変え、笛と打楽器中心の編成からブラスへと姿を
変え、音楽性豊かなロマたちは脈々とその伝統を磨きぬいてきた。
そしてエミール・クストリッツァ監督の大作映画
『アンダーグラウンド』(1995、同年カンヌ映画祭グランプリ)で
用いられた彼らのブラス・サウンドが一気に「ジプシー・ブラス」の
名を世界に轟かせることになった。
ファンファーレ・チォカリーアはルーマニア北東部の小村ゼチェ・
プレジーニ在住のイヴァンチャ一族を中心とするブラス・バンド。
バルカン〜世界中の伝統・大衆・映画音楽を猛スピードで演奏し、
数ある「ジプシー・ブラス」バンドの中でも世界最高の実力と人気を
誇るバンドのひとつである。2000年の初来日公演では、観客の度肝を
抜くパフォーマンスで旋風を巻き起こした。
今回は新作『イアグ・バリ』を携えて、ジプシーダンスを加えた
13人編成で来日。佐渡の鼓童によるフェスティヴァル「アース・
セレブレーション」への参加を皮切りに日本縦断ツアーを敢行。
そして、彼らの旅を詩情豊かな映像で描いたドキュメンタリー映画
『炎のジプシーブラス〜地図にない村から』(スペインの映画祭で
ベスト・ドキュメンタリー賞受賞)が日本公開。
さらなるブレイクを目前に控えた最強ブラス・バンドが、
昨年のタラフに続き水戸の街を燃え立たせる!

*文中で用いられている「ジプシー」の名は歴史的には蔑称であり
本来は「ロマ族」と呼ばれるべきですが、近年ロマ民族自身も
自らの文化に誇りを持って「ジプシー」の呼称を使用するケースが
増えています。この演奏会で「ジプシー」の名を使用するのも、
ロマ民族の築いてきた文化に敬意を表する意味が込められています。

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メンバー

Costica Trifan コスティカ・トリファン
(リード・トランペット、ヴォーカル)
Radulescu Lazar  ラドゥレスク・ラザル
(トランペット、ヴォーカル)
Pancirel Constandache パンシレル・コンスタンダチェ
(トランペット)
Oprica Ivancea オプリカ・イヴァンチャ
(ソプラノ・クラリネット、アルト・サックス)
Ioan Ivancea イオン・イヴァンチャ
(ソプラノ・クラリネット)
Daniel Ivancea ダニエル・イヴァンチャ
(アルト・サックス)
Constantin Cantea コンスタンティン・カンテア
(チューバ)
Monel Trifan モネル・トリファン
(チューバ)
Constantin Calin コンスタンティン・カリン
(テナー・ホルン、ヴォーカル、ダンス)
Laurentiu Ivancea ラオレンテュ・イヴァンチャ
(バリトン・ホルン)
Costel Ursu コステル・ウルズ
(大太鼓)
Nicolae Ionita ニコラエ・イオニッツア
(パーカッション)
Aurelia Sandu アウレリア・サンドゥ
(ダンス)

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ディスコグラフィー
『ラジオ・パシュカニ』(1998)
『バロ・ビアオ』(1999)
『イアグ・バリ』(2004年5月国内リリース)
ファンファーレ・チォカリーア マネジメント
(株)プランクトン http://www.plankton.co.jp/

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---