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Date: Sat, 8 Jan 2005 17:16:06 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01901] We Love Japanese Films! 2005 / Mito Eiga-sai+
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256F83.002D6B8C.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2005年1月8日発--------------------
あいにく今年のヴァレンタインは月曜日のため、水戸芸術館は休館
させていただく日となります。盛り上げのお手伝いは、恐縮ですが
前夜の週末土日までとさせていただきます。人生山あり谷ありの
深みを描き出す秀作を各日 4本ずつ上映の、映画メニューはいかが
でしょうか。
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2005年 2月12日(土)ACM劇場
(1) 日本映画が好き2005「羅生門」10:30〜
(2) 日本映画が好き2005「日本の悲劇」12:30〜
*日本映画が好き2005は2本で500円(全席自由・出入自由)
(3) 水戸映画祭+ 「SURVIVE STYLE5+」15:30〜
1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
(4) 水戸映画祭+ 「恋の門」17:50〜
1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
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2005年 2月13日(日)ACM劇場
(1) 日本映画が好き2005「酔いどれ天使」10:30〜
(2) 日本映画が好き2005「喜びも悲しみも幾歳月」12:30〜
*日本映画が好き2005は2本で500円(全席自由・出入自由)
(3) 水戸映画祭+ 「誰にでも秘密がある」15:30〜
1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
(4) 水戸映画祭+ 「オールド・ボーイ」17:30〜
1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
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優秀映画鑑賞推進事業 日本映画が好き2005
2005年2月12日(土)「羅生門」「日本の悲劇」
2005年2月13日(日)「酔いどれ天使」「喜びも悲しみも幾歳月」
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会場:水戸芸術館ACM劇場
主催:文化庁・東京国立近代美術館フィルムセンター
水戸市教育委員会・財団法人水戸市芸術振興財団
主管:水戸市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会
後援:NPO法人シネマパンチ
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2月12日(土)10:30「羅生門」
監督・脚本:黒澤明/1950年/白黒/日本/88分
出演:三船敏郎、京マチ子、志村喬、森雅之ほか
料金:「日本の悲劇」と2本で500円(全席自由・出入自由)
黒澤明は本作について次のように述懐している。
「この作品の根本といえば、要するに、無声映画に帰ってみようと
思ったことですね。トーキーになって失われた映画の美しさを
もう一度見つけようという気持ちだった。」
森の中でおきた殺人事件をめぐって、
8人だけの登場人物で演じられる不条理劇。
芥川龍之介の「藪の中」を、脚本家を志望していた橋本忍が脚色、
黒澤の助言で同じ作家の「羅生門」が加えられた。
絶対真理の不在と人間不信の主題は戦後間もない欧米で評価され、
翌年のヴェネチア国際映画祭でグランプリ、米・アカデミー最優秀
外国語映画賞を受賞した。
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2月12日(土)12:30「日本の悲劇」
監督・脚本:木下恵介/1953年/白黒/日本/116分
出演:望月優子、桂木洋子、田浦正巳、佐田啓二ほか
料金:「羅生門」と2本で500円(全席自由・出入自由)
木下恵介が長期フランス滞在後の「カルメン純情す」は、
斜めから喜劇的に見た戦後の日本批判とも言える作品であった。
翌年の本作品では女手一つで育てた娘や息子が、母の苦労を知り
つつも自分の生活を守るため母をなじり、冷たく突き放して
自殺に追い込むという、題名通りの戦後の "日本の悲劇" を、
ニュース映画の挿入や記録映画的手法を駆使して描いている。
これまでは、喜劇やホーム・ドラマにあふれる才気を発揮していた
木下であったが、この作品では真正面から日本の現実をとらえ、
そのリアリズムに徹した重厚な作風は、社会派的な側面を
より明確にしている。
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2月13日(日)10:30「酔いどれ天使」
監督・脚本:黒澤明/1948年/白黒/日本/98分
出演:志村喬、三船敏郎、山本礼三郎、木暮実千代ほか
料金:「喜びも悲しみも幾歳月」と2本で500円(全席自由・出入自由)
戦時中、「姿三四郎」で鮮烈なデビューを果たした黒澤明は、戦後も
「わが青春に悔いなし」の成功などで、日本映画の若きエースとなっ
た。黒澤の7作目に当たるこの作品は、闇市のヤクザと飲んだくれの
貧乏医者との、不思議な友情と葛藤を描いたもので、強烈な個性を
持つ若者とその観察者の設定や荒々しい映像表現の顕著さという点で、
以後の黒澤映画のスタイルを決定づけたものと言える。
前年に、デビューしたばかりの三船敏郎が黒澤に初めて起用され、
野生味あふれるその個性をいかんなく発揮し、以後の黒澤作品に
欠かせぬ存在となったことは周知のとおりである。
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2月13日(日)12:30「喜びも悲しみも幾歳月」
監督・脚本:木下恵介/1957年/白黒/日本/159分
出演:高峰秀子、佐田啓二、中村賀津雄、有沢正子ほか
料金:「酔いどれ天使」と2本で500円(全席自由・出入自由)
ある灯台守の妻の手記からヒントを得て、木下恵介が作りあげた
夫婦の一代記である。上海事変の1932年、新婚早々の一組の夫婦が
観音崎灯台に赴任した。二人の生活は、戦争に翻弄される日本と同じ
苦労をたどる。戦後も一人息子の死や娘の結婚という悲喜こもごもの
連続であった。25年にわたる夫婦の姿を通して、木下は日本人好みの
感傷を織り交ぜながら、波瀾万丈の一代記を見事に描いてみせる。
結果、作品は記録的な大ヒットとなり<おいら岬の〜、灯台守は〜>
で始まる映画の主題歌も、行進曲風なアレンジによる若山彰の歌唱に
より多くの人々に親しまれた。
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水戸映画祭+ 映画って面白い!
2005年2月12日(土)「SURVIVE STYLE5+」「恋の門」
2005年2月13日(日)「誰にでも秘密がある」「オールド・ボーイ」
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会場:水戸芸術館ACM劇場
主催:NPO法人シネマパンチ/財団法人水戸市芸術振興財団
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2月12日(土)15:30「SURVIVE STYLE5+」
What's your function here?(お前の役割は何だ?)
監督:関口現/2004年/カラー/日本/120分
出演:浅野忠信、橋本麗香、小泉今日子、阿部寛
料金:1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
CM界最強コンビが、豪華なキャストと刺激的な映像・音楽で
ニホンエイガに殴りこみ!
「何度殺しても凶暴化して蘇る妻と苦悩し殺し続ける夫/アイデアに
自画自賛の女性CMプランナーと殺し屋に殺される恋人の催眠術師/
鳥の催眠術がかかったままの父と戸惑うその家族/奇妙な関係の
空き巣 3人組/依頼は必ず完遂するロンドンの殺し屋とそのコーデ
ィネーター兼通訳/恐妻家の社長」5+(1)のSTYLEは、微妙に複雑に
絡み合い、思わぬ方向へ進んでいく。
その先に見えるのは、普遍的な「愛」?
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2月12日(土)17:50「恋の門」
才人・松尾スズキが放つ青春&コメディ&ロマンス!!
監督:松尾スズキ/2004年/カラー/日本/114分
出演:松田龍平、酒井若菜、松尾スズキ、大竹しのぶ
料金:1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
あらゆる分野で活躍する「日本のトップランナー」松尾スズキによる
初の長編映画監督作品。芸術家肌の青年とコスプレ命のオタクOLの
純愛を描いた羽生生純の同名コミックを松尾監督独自の切り口で
斬新に映像化。
主演は「青い春」の松田龍平と「木更津キャッツアイ・日本シリーズ」
の酒井若菜。ポップな演出&スピィーディーな展開によって観客の目
を釘付けにする松尾マジックは必見!!
「あくまで明るく!!あくまでディープに!!」という監督のマニュフェ
ストどおりの映画!!期待以上のモノです!
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2月13日(日)15:30「誰にでも秘密がある」
最高にセクシーでスリリングな秘密の四角関係
監督:チャン・ヒョンス/2004年/カラー/韓国/101分
出演:イ・ビョンホン、チェ・ジウ、チュ・サンミ
料金:1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
夫に愛も魅力も感じない倦怠期の長女、27歳にして恋愛経験ゼロの
次女、刺激的な愛を求める自由恋愛主義の三女。
この美しき三姉妹の前に現れた謎の青年実業家スヒョン。彼はどんな
女性の心も確実に掴んでしまうスマートで完璧な男。
三姉妹はスヒョンにすっかり心を奪われるが、互いに他の姉妹には
絶対に知られたくない秘密の関係... 。タイプも設定も全く異なる
3つの恋の行方、そしてラストに隠された最大の秘密とは... ?
二大韓流トップスターが贈る、
注目のロマンティック・ラブストーリー!
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2月13日(日)17:30「オールド・ボーイ」
何のための復讐か。誰のための愛なのか。
監督:パク・チャヌク 2003年|カラー|韓国|120分
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン、チ・デハン
料金:1,000円(全席自由・1作品毎の入替制)
娘の誕生日に突然拉致され、理由もわからないまま15年間監禁生活を
強いられる平凡な男オ・デス。
「監禁された理由を5日以内に思い出せ」という言葉とともに、突如
解放される彼は、そのなぞを解明するうちに驚愕の事実にたどりつく、
ここで描かれる復讐劇の圧倒的なスゴさ、衝撃がクライマックスに
押し寄せます。2004年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞で韓国の映画
も世界で認められ、それにふさわしいココロを打ちのめされるような
衝撃、愛の存在を感じられるグレイトな映画です。
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チケット発売:2005年 1月12日(水)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555(9:30〜18:00、月曜休)
・ATM速報受信のお客様のご予約はメールでも承ります。(13:00〜)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
ATM速報受信のお客様に限り、下記館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。(発売日午前10時以降、無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
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ご予約の翌日以降で7日以内にお引き取りをお願いいたします。
お問い合わせ先
NPO法人シネマパンチ
Tel.03-3412-1213
http://www.cinemapunch.com/
mailto:mail@cinemapunch.com
財団法人水戸市芸術振興財団(水戸芸術館)
Tel029-227-8111
http://www.arttowermito.or.jp/
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---