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Date: Sat, 15 Jan 2005 20:58:06 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01904] Talks by ATM producers at MitoIC
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256F8A.0041BEDC.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 01904
▼水戸芸術館ATM速報2005年1月15日発------------------
ヨーロッパの諸都市は、それぞれ長い歴史の中ではぐくまれた
固有の音楽文化を持っています。
クラシックの音楽家たちにとって、
「どの街でキャリアを積み、成功するか」ということは
その音楽家の一生を決めるくらい重要な意味を持っていました。
また、時には政治や戦争が、音楽家たちを予期せぬ場所へと
追いやることもありました。
この4回のトーク・シリーズでは、
さまざまな時代において活躍した8人の作曲家にスポットをあて、
旅する音楽家たちの目にうつった都市の姿を活写してみたいと
思います。
水戸芸術館音楽部門
定員に間もなく達する見込みとのことです。
ご予約はお急ぎください。
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連続講座:クラシック音楽でめぐるヨーロッパの街
〜旅する音楽家たち〜
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開催日:2005年2月2日、9日、16日、23日(すべて水曜日)
時間: 18:30〜20:00(開場18:00)
会場:水戸市国際交流センター(水戸市備前町6−59)
http://www.mitoic.or.jp/
定員 60名(先着順、要申し込み)
参加費 全4回 2,000円
申し込み方法:直接水戸市国際交流協会にお越しいただくか、
お電話にてお申し込みください。
申込先 財団法人水戸市国際交流協会(月曜日・祝祭日は休館)
〒310-0024 水戸市備前町6−59 TEL. 029-221-1800
申込締切 *定員になり次第、締め切らせていただきます。
主催:財団法人水戸市国際交流協会
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第1回 2005年 2月 2日(水)
矢澤 孝樹(水戸芸術館音楽部門主任学芸員)
「国際派」ヘンデルと「国内派」バッハ
〜ローマ、ロンドン、ヴァイマール、ライプツィヒなど
*18世紀初頭「バロック音楽」の時代に活躍した
2人のドイツ生まれの偉大な音楽家、ヘンデルとバッハ。
しかし2人の生き方は対照的でした。
イタリアからイギリスヘと渡り、ロンドンという国際的な音楽都市
で「イギリス人」として生を終えたヘンデルと、終生ドイツから
一歩も出ることがなかったバッハ。2人の軌跡から、この時代の
ヨーロッパの音楽文化にせまります。
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第2回 2005年 2月 9日(水)
矢澤 孝樹(水戸芸術館音楽部門主任学芸員)
ウィーンで生きた2人の巨匠 -- モーツァルトとベートーヴェン --
〜ザルツブルク、ボン、そしてウィーン〜
*ヨーロッパ音楽の中心が、イタリアの諸都市からウィーンへと
移りつつあった時代、18世紀後半。
この時代に、いずれもウィーンでの成功を夢見た2人の大作曲家に、
ウィーンという街はどのように応えたのでしょうか。
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第3回 2005年 2月16日(水)
関根 哲也(水戸芸術館音楽部門学芸員)
ボヘミアンの運命 -- ショパン --
〜ワルシャワとパリ〜
*ポーランド生まれの大ピアニスト&作曲家、ショパン。
祖国を去り19世紀前半のパリを舞台に活躍した彼にとって、
祖国は、そしてパリの街はいかなる意味を持ったのでしょうか。
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第4回 2005年 2月23日(水)
中村 晃(水戸芸術館音楽部門学芸員)
政治の波に翻弄されて -- ストラヴィンスキーとシェーンベルク --
〜サンクト・ペテルブルク、パリ、ウィーン、ロサンゼルス〜
*20世紀前半の世界を襲った巨大な政治的激動は、
音楽家たちの運命も非情にもてあそびました。
ここでは、ストラヴィンスキーとシェーンベルクという2人の
作曲家にスポットをあて、翻弄された彼らの運命をたどります。
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---