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Date: Tue, 1 Mar 2005 21:54:00 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,01920] The Chronicles of KAIYODO
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2005年3月1日発--------------------
3月9日(水)お得な前売券発売開始の「造形集団 海洋堂の軌跡」。
アーキグラムへのご来館の折にはぜひお得券をお求めください。
プレスリリースより展覧会概要をお届けいたします。
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造形集団 海洋堂の軌跡
The Chronicles of KAIYODO
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お菓子のおまけである「食玩」という分野で絶大な人気を集める
海洋堂は、1964年に模型店として出発しました。それ以来、商業
活動と並行して、造形文化の啓発普及を続け、80年代からは
「ガレージキット」(少量生産の組立模型)メーカーへと転身。
90年代後半には、大量生産、低価格の食玩という分野で大ブームを
起こしました。
本展では、海洋堂が製作した食玩や模型、原型師 の仕事を紹介
するとともに、同社の歩みを縦軸として、戦後の模型文化の歴史
を振り返り、現代日本のサブカルチャーの根源を探ります。
*食玩→「食(品)」と「玩(具)」を組み合わせた、おまけ付菓子食品
全般の通称。
*ガレージキット→大手メーカーの既製品に対して、個人や中小の
メーカーが、質とテーマにこだわって少量生産する模型のこと。
*原型師→ガレージキットや食玩の元になる形を作る人。
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展覧会概要
展覧会名:造形集団 海洋堂の軌跡
The Chronicles of KAIYODO
会期:2005年4月9日(土)〜 6月5日(日)
開館時間: 9時30分〜18時 (入場は17時30分まで)
休館日:月曜日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
入場料: 一般800円、前売・団体 (20名以上) 600円、
中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料。
展覧会チケット発売:水戸芸術館エントランスホールチケット
カウンター、JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ
一年間有効フリーパス→
・ハイティーンパス「H.T.P.」1,000円/対象15歳以上20歳未満
・おとなのパス2,500円/対象20歳以上
取扱は、水戸芸術館エントランスホールチケットカウンター
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
特別協力:株式会社海洋堂 http://www.kaiyodo.co.jp/
協賛:アサヒビール株式会社 http://www.asahibeer.co.jp/
日の丸石油株式会社 http://www.e-ss.jp/home/
協力:株式会社創夢 http://www.soum.co.jp/
企画:水戸芸術館現代美術センター
キュレーター:工藤健志(青森県文化観光部文化振興課
美術館グループ学芸員)
浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
コーディネーター:モマ・コンテンポラリー
企画協力:株式会社アートプランニング レイ
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展覧会内容
食玩コーナー
今やお菓子のたんなる「おまけ」ではなく、それ自体に根強い
ファンをもつようになった海洋堂製「食玩」を約2000個展示。
思い出の箱、夢の箱 -- プラモデル
模型店として出発した海洋堂のルーツであり、現在まで続く
宮脇修一氏の趣味でもあるプラスチックモデル。
宮脇氏の膨大なコレクションから厳選した、約1000個のプラモの
パッケージを展示。
60〜70年代 模型店時代
1964年に模型店として開業してからの海洋堂の歩みを、
当時を偲ぶ写真やエピソード、当時の代表的な商品(帆船模型、
オリジナル工具、など)により紹介。
80〜90年代 ガレージキット・メーカーとしての海洋堂
海洋堂は、80年代初頭から、ガレージキットの製造販売を始め、
80年代半ばには、プラモの取り扱いを止め、ガレージキットに
業務を集中する。そうした時代のフィギュア数百体を、
フィギュア用語解説を交えて展示。
マニアの祭典 -- ワンフェス
海洋堂主催の大イベント、ワンダーフェスティバル ( 略称
「ワンフェス」、「WF」)の模様を記録映像や解説パネルで紹介。
*ワンダーフェスティバル→海洋堂がゼネラルプロダクツ(現GAINAX)
から引き継いだ、ガレージキット界最大のイベント。
毎年夏冬に開催され、1日で約3万人の入場者を集める。
同人誌でいえば「コミケ」に相当する。
海洋堂の今、これから
新作の食玩やフィギュアを紹介。
原型師の仕事
「食玩ブーム」以降、模型ファン以外からも注目を浴びるように
なった原型師たちの仕事を紹介。
海洋堂社員およびフリーの原型師12名の作品と解説。
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プレス向け内見会のお知らせ
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日時:4月8日(金)14〜15時
会場:水戸芸術館エントランスホール脇応接室 + 展覧会場
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同時開催 クリテリオム63 さわひらき
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会期:4月9日(土)〜 6月5日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室
企画担当:森司 (水戸芸術館現代美術センター学芸員)
*入場料は本展に含まれます。
*クリテリオムは、ラテン語で「基準」を意味し、
若手作家の新作を中心に紹介する企画展
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ウィークエンド・ギャラリートーク
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CACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
参加ご希望の方は、ギャラリー入口にお集まりください。
日時:4月23日(土)〜 6月5日(日)
毎土・日曜日、各日14時30分〜(約40分)
*都合により中止になる場合がありますので
あらかじめご了承ください
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次回企画展のお知らせ
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「日比野克彦・一人万博/EXPO HIBINO」
2005年 8月 6日(土)〜 9月19日(月・祝)
企画担当:森司(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---