これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Tue, 6 Sep 2005 21:19:01 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02003] X-COLOR/Graffiti in Japan
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49257074.0043A929.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 02003

▼水戸芸術館ATM速報2005年9月6日発 ---------------------

70年代にニューヨークで生まれたヒップホップは、
DJ、MC、ブレイクダンス、そしてグラフィティによって構成され、
新たな若者文化を形成しました。
当時のグラフィティはNYの地下鉄や建物の壁面にカラースプレーで
絵や文字を書く行為であり、拡大する貧富の差や差別、権力に対抗
する手段としても用いられた一方で、バスキアやキース・へリング
などの著名なアーティストを生み出しました。その後、瞬く間に
世界中の都市に拡がったグラフィティ文化は、それぞれの都市で
独自の展開を見せ現在に至ります。

『X-COLOR/グラフィティ in Japan』は、日本のグラフィティ・
カルチャーを紹介する国内初の大規模な展覧会となります。
本展では、現在活躍している国内各地のグラフィティ・アーティスト
38人の作品を紹介するとともに、グラフィティの誕生から現在までを
写真や映像で紹介し、ヒップホップやスケートボードなどの
ストリートカルチャーとの関連も展示します。

現在でも賛否両論の評価があるグラフィティの表現ですが、
この機会にその多様で豊かな世界をご覧ください。

*お得な前売券発売中です。
  日比野展ご来場のおりに、ぜひどうぞお求めください。
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X-COLOR/グラフィティ in Japan』展
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2005年10月 1日(土) 〜 12月 4日(日)
月曜休館
*ただし10月10日(月・祝)は開館、翌10月11日(火)は休館

出品アーティスト:
ACUTE、AKIM、AMES、BELX2、BUTOBASK、CASPER、COSA、CS、DASTE、
DEM、DICE、DISKAH、ESOW、FATE、HUZE、ICHI 、JOTA、KAMI、KANE、
KEONE、KRESS、MAKE、NEIM、NESM、PHIL、QP、RACK、REW、ROM、
SASU、SITE、SKLAWL、SUIKO、TABU、VERY、VITR、ZEN、ZYS

下記に画像付きのファイルをご用意いたしました。
http://www.arttowermito.or.jp/xcolor/xcolorj.html

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展覧会概要

展覧会名:『 X-COLOR/グラフィティ in Japan 』
英文表記:X-COLOR/Graffiti in Japan
会期:2005年10月1日(土)→ 12月4日(日)
開館時間:9時30分〜18時(入場は17時30分まで)
休館日:月曜日
*ただし10月10日(月・祝)は開館、翌10月11日(火)は休館。
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリーおよび中心市街地
入場料 :一般800円、前売・団体 (20名以上) 600円、
中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料。
展覧会チケット発売:
水戸芸術館エントランスホールチケットカウンター、
JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ
一年間有効フリーパス
・ハイティーンパス「H.T.P.」1,000円 対象15歳以上20歳未満
・おとなのパス 2,500円 対象20歳以上
取り扱いは、水戸芸術館エントランスホールチケットカウンター

主催:財団法人水戸市芸術振興財団
協賛:株式会社アイ・ティ・エイチ
  株式会社アニエスベーサンライズ
  アサヒビール株式会社
  株式会社資生堂
  カシオ計算機株式会社
  マッドフット
  ワイデン+ケネディトウキョウ

協力:株式会社葵建設工業、株式会社アサヒペン
  株式会社アットワーク、オービット 山陽通商株式会社
  株式会社創夢、株式会社ダイエー水戸店、大和ハウス工業株式会社
  タワーレコード株式会社渋谷店、東水ビル、都市機構東日本支社、
  ナウオンメディア株式会社、新見産業株式会社、HASE・GAWA
  ピカドール、マピナビ、水戸商工会議所(TMO)
キュレーター:窪田研二(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
企画協力:能勢伊勢雄、KAZE MAGAZINE http://www.kazemag.com/

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会場構成/水戸芸術館現代美術ギャラリー内

1. 日本のグラフィティ
  日本国内のグラフィティライター約38名によるグラフィティ、
  映像、キャンバス、立体、インスタレーション等、室内空間での
  表現を紹介します。

2. スケート体験空間
  出品作家が設計したスケートボードランプとボードをギャラリー内
  に設置し、観客がスケートを楽しめる空間を作ります。
  スケートボードカルチャーとグラフィティのつながりを写真で展示
  します。

3. その他
(1) グラフィティの歴史
  グラフィティ発祥の地であるNYグラフィティの歴史を、
  「SUBWAY ART」の著者マーサ・クーパーの記録写真や、
  NYの伝説的MC兼グラフィティライターであるラメルジーの
  ドローイングなどで紹介します。
(2) 世界のグラフィティ
  世界中のグラフィティを写真で紹介するとともに、
  各国のグラフィティ雑誌を閲覧するコーナーを設置します。
(3) ヒップホップとは?
  ヒップホップ(ラップ)の歴史を資料展示。
  国内外における歴史的な楽曲をサンプリングしたミックステープを
  会場で流します。

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屋外制作/水戸中心市街地

水戸芸術館から徒歩圏内の約10カ所に用意されたビルの壁面等
「リーガル・ウォール」(許諾を得た壁)に本展参加作家全員が
作品を制作します。
(東水ビル、旧田原屋、水戸信用金庫大工町支店、旧営林署、
  セントラルビル、水戸駅南口工事囲い、ダイエー裏駐車場、
  パセオビル裏、水戸芸術館タワー下 壁面、ほか)

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関連企画

1. オープニング・イベント
  (1) 2005年10月 1日(土)14時〜(約30分)
      OWN CREW & MYSTERY GUESTS による
      スケートボードデモンストレーション
  (2) 2005年10月 1日(土)15時〜(約30分)
      守破離によるブレイクダンスパフォーマンス
  会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内
  *料金は、展覧会入場料に含まれます。

2. 『Making the X-COLOR』 by グレート・ザ・歌舞伎町
  本展を密着取材する写真家グレート・ザ・歌舞伎町による
  ドキュメント写真展を開催します。
  2005年10月1日(土)→12月4日(日)11時〜17時 *月曜休館
  会場:セントラルビル2F(水戸芸術館より徒歩5分)
  入場料:無料

3. 『ファースト・コンタクト』
  グラフィティに初めて触れる人のための体験イベント。
  アニエス・べーが、サポートするワークショップルームにて、
  実際にスプレーを使ってグラフィティにチャレンジすることが
  出来るコーナーを設置します。
  出品作家によるスプレーコントロールの実技指導あり。
  ペイント防護服はアニエスべーより支給されます。
  2005年10月 2日(日)→12月4日(日)毎週土日12時頃〜17時
  会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
  *料金は、展覧会入場料に含まれます。

3. 『X-COLOR』開催記念ライブ
  ・夜の部/2005年10月 9日(日)
    詳細は、決まり次第、こちらのURLにて告知します。
    KAZE MAGAZINE http://www.kazemag.com/
  ・昼の部/2005年10月10日(月・祝)
    出演:Lunch Time Speax、SD Junk Star、MS Crew、Shintoka、
          BEL×2、ほか
    時間:14時〜16時30分*雨天決行
    会場:水戸芸術館広場
    入場料:無料

4. 『横浜トリエンナーレ2005』&
   『X−COLOR/グラフィティ in Japan』連動シンポジウム
   『ストリートにおける表現の可能性』
  横浜・山下ふ頭をメイン会場に開催される現代美術の国際展『横浜
  トリエンナーレ2005』と、水戸芸術館で開催される国内初の大規模
  なグラフィティの展覧会『X−COLOR/グラフィティ in Japan』。
  性格の異なるこの二つの展覧会の企画に携わるキュレーター、
  アーティストが、規制と許可の問題や、表現者と鑑賞者の関係、
  ファインアートとストリートカルチャーなど、各々の立場から
  パブリックスペースにおける表現について熱い議論を繰り広げます。
  日時:2005年10月29日(土)14時〜16時
  会場:旧関東財務局(神奈川県横浜市中区日本大通34)
  入場料:無料
  定員:100名(事前申込不要・当日先着順)
  パネラー:
    川俣 正/『横浜トリエンナーレ2005』総合ディレクター、
             アーティスト
    芹沢 高志/『横浜トリエンナーレ2005』キュレーター
    窪田 研二/『X−COLOR/グラフィティ in Japan』キュレーター
    KRESS/『X−COLOR/グラフィティ in Japan』出品アーティスト
    ほか
お問い合わせ:Tel.045-640-0599/横浜トリエンナーレ事務局

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キュレータートーク
本展キュレーター窪田研二が、屋外作品を巡りながら展覧会の解説を
します。
日時:2005年11月12日(土)14時30分〜(約1時間)
集合:水戸芸術館エントランスホール
参加費:無料
*展覧会鑑賞時には、別途入場料が必要です。

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『X-COLOR』カタログ

本展に出品する38人のグラフィティライターの作品と『X-COLOR』の
ドキュメントが収録された国内初の本格的グラフィティ書籍がFOIL
より10月末(予定)に刊行されます。

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『X-COLOR』開催記念グッズ

本展出品作家による展覧会オリジナル携帯灰皿を
「KAZE MAGAZINE」とセットにて販売します。

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ワイデン+ケネディ トウキョウが
本展のドキュメント映像を制作します。

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マッドフットが提供するシューズを出品作家がペイントし
展覧会場に展示します。

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同時開催 クリテリオム65 ミヤケマイ/Miyake Mai
横浜生まれ。日本人がもっていた感覚、洒落心を現代のエスプリに
翻訳しなおした作品が注目を浴びている。
平面作品のみならず、洋服や浴衣のデザイン、コンビニのアメニティ
・グッズへの参加など幅広い活動を展開している。
会期:2005年10月 1日(土)〜 12月 4日(土)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室とその周辺
企画担当:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
*料金は、『X-COLOR/グラフィティ in Japan』展
  入場料に含まれます。
*クリテリオムは、ラテン語で「基準」を意味し、
  若手作家の新作を中心に紹介する企画展。

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きむらとしろうじんじん「野点」
野点(のだて)は自分で作ったお茶碗でお茶を楽しめる
移動式のカフェ -- 旅回りのお茶会です。
2000年に引き続き水戸の街に「じんじんさん」がやってきます。
日程:2005年11月1 日(火)、3日(木・祝)、5日(土)
場所:市内各所
*詳細はお問い合わせください。
  水戸芸術館現代美術センター Tel. 029-227-8120

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ウィークエンド・ギャラリートーク
CACギャラリートーカーと対話しながら展覧会を鑑賞します。
日時:10月15日(土)→ 12月4日(日) 毎土・日曜日
各日14時30分〜(約40分)
*都合により中止になる場合がありますので
  あらかじめご了承ください。
*料金は、展覧会入場料に含まれます。

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赤ちゃんと一緒に美術館散歩
日時:2005年10月21日、11月11日、18日(全て、金曜日)
      各日10時〜11時
募集人数: 6組(先着順)
対象:未就学児とその保護者
参加費:無料 *別途、展覧会入場料が必要です。
お申し込み締め切り:各日、開催日の10日前まで
お申し込み・お問い合わせ:
水戸芸術館現代美術センター Tel. 029-227-8120

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託児付きギャラリートーク
お子さんを預けて、展覧会をゆっくりご覧ください。
日時:2005年11月17日(木)10時〜11時30分
募集人数:8名(先着順)
託児料金:500円(1家族につき)
          *別途、展覧会入場料が必要です。
お申し込み締め切り:11月1日(木)
お申し込み・お問い合わせ:
水戸芸術館現代美術センター Tel. 029-227-8120

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ワークショップ「森をつくろう!」(仮称)
アーティスト佐藤陽香による親子のためのワークショップです。
小さな画用紙を飛び出して思いっきり色遊びを楽しみましょう。
日程:2005年11月25日(金)*時間未定
会場:現代美術ギャラリー内ワークショップ室
*料金は、展覧会入場料に含まれます。
共催:子育て応援ペンギンくらぶ
お申し込み・お問い合わせ:
水戸芸術館現代美術センター Tel. 029-227-8120

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次回企画展のお知らせ 『われらの時代』
2005年12月17日(土)〜 2006年 2月 5日(日)
企画担当:逢坂 恵理子(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)
浅井 俊裕(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
高橋 瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)

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mailto:atm-info-request@arttowermito.or.jp

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http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---