これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Sat, 8 Oct 2005 20:28:50 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02019] Detailed information on ACM DANCE 2005 "Slow Ballad"
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49257094.003F10C6.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 02019

▼水戸芸術館ATM速報2005年10月8日発-------------------

水戸芸術館ACM劇場は、約2年ぶりのACMダンス公演として、この秋
平松み紀の振付による新作『スローバラード』を上演します。
この作品では、「からだでラブソングを唄う」ことをテーマにし、
ダンスから「さまざまな愛の言葉」を想像してもらうことを
ねらいます。
「唄う=踊る」をキーワードに、新しいダンスの生まれる瞬間を
ご覧いただきます。

振付を担当する平松み紀は、ACM劇場の専属舞踊家として、
これまでに数多くの作品に出演してきました。
ACM劇場におけるダンスの新作の創造のほか、当劇場が開校する
水戸市民舞踊学校の専任講師として、毎年受講生の指導にあたって
います。また、水戸地域での現代ダンスの普及をめざして、
先駆的な作品発表の場である「エントランスで踊ってみる」を企画し、
振付、出演してきました。
今回の『スローバラード』は、平松にとって、約2年ぶりの新作振付
作品になります。

「からだでラブソングを唄う」という作品のテーマからは、たとえば、
ダンスにおけるソロ、デュオ、トリオなどの舞踊の形式が、独唱、
二重唱、三重唱という歌唱の方法に見立てられることをイメージさせ
ます。しかし、平松は、<鼻歌>など、ある意味、厳密な形式から
はずれてしまう歌唱も含めて表現の対象とし、ダンスを考えています。
それは、日常において、どこからか聞こえてくる耳慣れた曲に、
無意識に反応し踊ってしまう人間の「からだの記憶」さえも、
ダンスのモチーフとし、果敢に作品に取り込むという新しい創造の
態度といえます。

出演は、平松み紀のほか、同じくACM劇場の専属舞踊家・高橋明子。
最近の平松振付作品では、レギュラー出演になりつつある金田光代、
深澤南土実、倉内亜貴野、ほかに今回初めて出演するパントマイム
出身の小泉文乃。金田以下4名のダンサーは、すべて水戸市民舞踊
学校の受講生であり、平松にとって、水戸という地域での、
これまでの創造活動の成果が試される作品といえます。
ぜひその成果をご覧ください。

松本 小四郎(水戸芸術館ACM劇場芸術監督)

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平成17年度文化庁芸術拠点形成事業
ACM DANCE 2005  ACMダンス公演 『スローバラード』
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http://www.arttowermito.or.jp/slowb/slowbj.html
*ダンスシーン画像も上記でどうぞご覧ください。
2005年11月12日(土)19時開演
2005年11月13日(日)16時開演
*開場は開演の30分前
会場:水戸芸術館 ACM劇場
振付・出演:平松み紀(ACM劇場専属舞踊家)
出演:高橋明子(ACM劇場専属舞踊家)
      金田光代、深澤南土実、倉内亜貴野、小泉文乃
助成:平成17年度文化庁芸術拠点形成事業
主催:財団法人水戸市芸術振興財団

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プロフィール

平松 み紀(ひらまつ みき)1968年生まれ。
クラシックバレエを経て、85年、黒沢美香&ダンサーズと出会い、
即興中心の共同作業を行う。その後ソロパフォーマンス活動を展開。
95年より水戸芸術館の現代ダンス企画に参加し、98年専属舞踊家と
なる。エルヴェ・ロブ振付の日仏版・日仏米版『V. O. 』『からだ
の音楽』『Origami』に出演するほか、『彼女が靴をはいた』
『赤の家』『moonflower』『B-SIDE』等、自身が振付・出演する
新作を発表。また、水戸芸術館ACM劇場が開校する水戸市民舞踊学校
の専任講師として受講生の指導にあたっている。02年東京学芸大学
非常勤講師。04年より常磐短期大学非常勤講師。

高橋 明子(たかはし あきこ)1975年桐生市生まれ。
筑波大学ダンス部を経て、クラシックバレエ、モダンダンス、
即興などを経験。様々なダンス・パフォーマンスに参加する。
99年より水戸市民舞踊学校に受講生として在籍、04年から
ACM劇場の専属舞踊家となる。ACMダンス公演では『赤の家』
『moonflower』『B-SIDE』(振付=平松み紀)に出演。
04年12月、水戸芸術館エントランスホールにて初の振付作品
『kaleidoscope』を発表。現在、水戸市民舞踊学校専任講師。
04年より常磐短期大学非常勤講師。

金田 光代(かねた みつよ)
身体表現の可能性を追求し、パントマイムを学ぶ。その後、
水戸市民舞踊学校に参加。ACMダンス公演『B-SIDE』、
「エントランスで踊ってみる」シリーズなどに出演。

深澤 南土実(ふかさわ なつみ)
クラシックバレエを経て、99年より水戸市民舞踊学校に参加。
ACMダンス公演では『赤の家』『moonflower』『B-SIDE』に出演。
「エントランスで踊ってみる」シリーズにも多数出演。

倉内 亜貴野(くらうち あきの)
クラシックバレエを経て、02年より水戸市民舞踊学校に参加。
ACMダンス公演『B-SIDE』、ACM劇場プロデュース公演
『La Cucaracha ラ・クカラチャ -- ゴキブリの歌』に出演。

小泉 文乃(こいずみ ぶんの)
バレエ、パントマイムなどを経て、05年より水戸市民舞踊学校に参加。
01年、ACM劇場のパントマイム公演『むかしむかしのことばなし
夕鶴』に出演。

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チケット好評発売中です!
料金(全席指定):一般 2,500円/学生 1,500円
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