これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

* こちらに掲載中のものは、送信後に修正等の必要が生じた場合は修正等を加えて掲載しています。あらかじめご了承ください。
* 丸ごと全文の転載はご遠慮ください。引用される場合は水戸芸術館公式サイト http://arttowermito.or.jp/ へのリンクをお願いいたします。

お問い合わせは下記よりお願いいたします。
>> お問い合わせフォーム


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Wed, 22 Feb 2006 20:53:13 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02077] Brunhoff & Poulenc: "The Story of Babar" 2006
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <4925711D.00414C59.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 02077

▼水戸芸術館ATM速報2006年2月22日発------------------

やあ、みんな!ぼくは、おおきなもりでうまれた、ぞうのババール。
やさしいおばあさんといっしょに、まちでたのしくくらしている。
すてきなようふくをきて、じどうしゃをうんてんして・・・
こうなったのには、わけがあるんだ。

そのわけをしりたいかい?
ならば、みとげいじゅつかんにきてごらん。
ぼくのえほんをおおきなスクリーンにうつしながら、
ながのよなこさんがおはなしをよんでくれる。
それだけじゃない。プーランクというえらいひとが
ぼくのおはなしにおんがくをつけてくれたのを、
ピアノのたかはしアキさんがいっしょにひいてくれるんだ。
ぼくのぼうけんを、いっぱいたのしんでもらえるというわけさ。

ところで、ぼくは、うまれてからもう75年になるんだそうだ。
ぼくはことしで75さいなのさ!
おいわいに、なんだかたのしいこともあるらしい。
みんなとあえるのを、たのしみにしているよ!

--------------------------------------------
今年は『ぞうのババール』が生まれて75年です!

おとなのかたへ

「ご家族いっしょに、みなさんで楽しめる音楽会を」という思いを
こめ、1995年に水戸芸術館で生まれた音楽会、『音楽物語・ぞうの
ババール』。フランス生まれの世界的な人気者「ぞうのババール」
の絵本から制作した160枚のスライドをスクリーンに映しながら、
ピアノの高橋アキさんがプーランクの音楽を奏で、長野羊奈子さん
が雰囲気たっぷりにおはなしを読んでゆく--「絵・音楽・言葉」が
ひとつになった音楽会として大好評をいただきました。97年まで
3年間芸術館で上演されたほか、1999年まで全国各地のホールで
全14回の公演を行っています。

2004年のこどもの日に、水戸芸術館の『音楽物語・ぞうのババール』
は7年ぶりに復活しました。7年ぶりに帰ってきたババール君と仲間
たちは、画像をデジタル化し、いっそう鮮やかな顔色をしています。
高橋アキさん、長野羊奈子さんの名コンビも、ますます絶好調。

ちなみに今年はジャン・ド・ブリュノフによって『ぞうのババール』
のおはなしが生まれて75年目に当たります。ババールの生誕75周年
を記念して、今年の『音楽物語・ぞうのババール』に、高橋アキさん
がすてきなプレゼントを加えてくださいました。芥川也寸志作曲の
音楽物語 <赤ずきん>です。
--------------------
芥川也寸志さんって?
作曲家・芥川也寸志(1925〜89)は、戦後日本を代表する作曲家の
ひとり。代表作は <エローラ交響曲> <ヒロシマのオルフェ>
など。音楽番組の司会や著作等、幅広く活躍しました。
こどものための素敵な曲もたくさんあり、<赤ずきん> も
そのひとつです。

----------------------------------------------
75歳になってますます元気なババールたちに会いに、
皆様ぜひおいでください!

担当:矢澤 孝樹(水戸芸術館音楽部門主任学芸員)

==========================================
音楽物語  ぞうのババール
原作:ジャン・ド・ブリュノフ/訳:矢川澄子
作曲:フランシス・プーランク
〜おめでとう、ババール!生誕75周年記念〜
==========================================
2006年 5月 5日(金・祝)14:00開演(13:30開場)
                        *休憩なし、約60分の公演です。
・芥川也寸志:<赤ずきん>
・ブリュノフ&プーランク:音楽物語<ぞうのババール>
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
出演:高橋アキ(ピアノ)、長野羊奈子(語り)
主催:財団法人 水戸市芸術振興財団

料金(全席自由):大人1,500円
                  小人(3歳以上12歳以下)1,000円
                *この公演にご入場になれるお子様は、
                  3歳からとさせていただきます。
---------------------------------
チケット発売:2006年 2月26日(日)
---------------------------------
・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・ATM速報受信のお客様のご予約はメールでも承ります。(13:00〜)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9990

メールでのご予約は上記アドレス宛、発売日13:00以降の、
館サーバ受信タイムスタンプとなるようお送りください。
ご予約のための様式(音楽・演劇共通)をお持ちでない方は、
お手数ですが、上記アドレスまで、事前にご請求ください。

ATM速報受信のお客さまに限り、館日本語トップページ「ATM速報
受信のお客さま専用ご予約メニュー」からご予約いただけます。
(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi

-------------------------
高橋 アキ(たかはし あき)

幅広いレパートリーを持ち、とりわけ現代音楽の弾き手として、
作曲家からも聴衆からも絶大な支持を集めているピアニスト。
東京藝術大学卒業後、世界各地でリサイタルに音楽祭にと活躍、
メシアン、クセナキス、ケージ、サティ、フェルドマンなどの
すぐれた解釈者として高い評価を受ける。また世界中の多くの
作曲家から数多くの作品を献呈され初演している。近年も、
ビートルズ・ナンバーを多くの現代作曲家に依頼して再構築した
「ハイパー・ビートルズ」シリーズや、クロノス・カルテットとの
共演で大きな話題を集めている。
2002年から <ピアノ・ドラマティック> シリーズを東京の浜離宮
朝日ホールで開始。その成果により第21回中島健蔵賞を受賞して
いる。
最近も、古今東西のタンゴを集めたCD(『ためらいのタンゴ』
カメラータ・トウキョウより)発売や、舞踏家・田中泯との共演が
話題をよんでいる。

---------------------------
長野 羊奈子(ながの よなこ)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。畑中良輔に師事。
1958年、ドイツ給費留学生としてベルリン国立音楽大学へ留学。
ヘルベルト・フラウアー、田中路子に師事。日本人として初めて
ベルリン・ドイツ・オペラの正団員となり、<フィガロの結婚>の
ケルビーノ、<蝶々夫人>のスズキ、などで活躍。
65年帰国後、新ウィーン楽派の歌曲による独唱会により、芸術祭
大賞受賞。そのすぐれた歌唱力と舞台上の際立った存在感により、
オペラ、リート、オラトリオ歌手として確固たる地位を築いた。
東京藝術大学音楽学部講師を経て、現在桐朋学園大学特任教授。
二期会会員。

---------------------------------------------------------
ATM速報の配信停止・アドレス変更等のご連絡は下記で承ります。
mailto:atm-info-request@arttowermito.or.jp

事業に関するお問い合わせは下記までお気軽にどうぞ。
mailto:webstaff@arttowermito.or.jp

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---