これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Wed, 20 Sep 2006 15:37:55 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02163] Winners, the 10th Mito Short Film Festival
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <492571EF.00246ED1.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 02163

▼水戸芸術館ATM速報2006年9月20日発 -----------------

第10回水戸短編映像祭受賞作品についてのご報告です。
グランプリ 1作品、準グランプリ 2作品でした。

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グランプリ作品「古奈子は男選びが悪い」
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古奈子は恋人ができると、すぐに同棲してしまうのだが、
長続きしない・・・。いつもそれの繰り返し。
そんな古奈子を見兼ねて、親友の美樹が『古奈子を救え会』という
合コンを開催!!それは、男を見る目のない古奈子のために、
自分が厳選したいい男を紹介してくれるというのだが、
やってくる男は皆、一癖あるおかしな年上ばかり・・・。
古奈子はそんな美樹の男選びの悪さに呆れつつも、紹介された
男の一人・吉岡にちゃっかり興味を抱き、休日にデートすることに。
変わった男好きの古奈子にとって、吉岡のデート中に巻き起こす
数々の不可解な行動っぷりは、どうやら可笑しくも、わりかし
好みのようだ。しかし、楽しいデートもつかの間、ふと立ち寄った
お土産屋で思わぬ大事件(大失態?)が!!!
人それぞれの言動の矛盾。他人のちょっぴり恥ずかしい日常を、
ノゾキミしたような人間観察えいが。

監督紹介:前田弘二(まえだ こうじ)
  1978年種子島生まれ。種子島実業高等学校電気科卒業後、三重県の
  『マコー美容室』という美容室で働く。 3年近く美容師として働い
  た後、退社し、2003年より独学で自主製作映画を作りはじめる。
  監督した作品『部屋』が、ひろしま映像展2005において、
  グランプリ&演技賞をW受賞。純愛と性をテーマにした、女三部作
  ・・・『美女物語』『100%やらせてくれる女』『女は天国』を
  只今、製作準備中。

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準グランプリ作品「ロケットパンチを君に!」
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過去がイヤなら捨てればいい
現実がイヤならロボットになればいい
未来があるなら・・・生きればいい
秀平が今を生きていくために選んだ方法は、
ロボットになることだった。
綾里が今を生きていくために選んだ方法は、
自殺遊戯でリアルを感じることだった。
現実は残酷だけど一番正直なもの。
見えない居場所を探し、必死に生きようとする不器用な二人。
そんな二人が、未来を生きるために最後に選んだ
究極の選択とは・・・。
<青春は、痛くて切なくて壊れそうなくらい繊細で
  爽やかなものなんだ>
「僕の腕からはロケットパンチが出るんだ!」 それが秀平の
生きる力。あなたにとってのロケットパンチ・・・
それはいったい何ですか?

監督紹介:中野量太(なかの りょうた)
  73年東京生まれの京都育ち。97年、地元の飲み屋のトイレに
  『映画監督になる』とマジックで書き残し上京、日本映画学校
  入学。3年間映画を学び、映画で遊ぶ。卒業制作『バンザイ人生
  まっ赤っ赤。』にて、日本映画学校<今村昌平賞>、TAMA NEW
  WAVEグランプリ受賞。本作が5年ぶりの2作目。
  現在、フーで仕事をしながら、短編・長編映画を企画中!?

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準グランプリ作品「バスハウスマスダンス」
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銭湯屋の一人息子チャック。真夏の光り輝く太陽とは裏腹に、
退屈な毎日にフツフツと鬱屈している。
好きかどうかもわからない半年付き合った彼女を振って、
お気にの助平なビデオをリフレインで鑑賞中。
最近は男友達の南くんの彼女のカオルちゃんの事が
気になりはじめている。
ある日、店の風呂場にブラシをかけていると、自分の目の前に
信じられない光景が起こった。一途に憧れ借り続けてきた、
カリスマAV女優「武藤静香」が立っているではないか。
彼女はセクシーな手先で「クスリのようなモノ」をチャックに渡す。
そこから退屈な毎日が揺れ動き始める。
それは夢か現実か?!
チャックの一夏の恋の問いと欲望とランボーの哀感のような
圧巻なストーリーというのは言いすぎかもしれない。

監督紹介:夏目大一朗(なつめ たいちろう)
  1976年10月2日生。
  日本映画学校10期卒→映像制作会社勤務→フリーになり、
  映像業の端っこで細々と生活を送りながら、自主映画を撮り始める。
  第7・8・9回インディーズムービーフェスティバルで連続入選。
  たしか第8回くらいの水戸短編映像祭で「THREE DAY BOYS」が
  最後のあたりまでいかせて頂きましたが結局選ばれずに肩を落とす。
  http://www3.to/natsume1002 ←お暇でしたらご覧くださいませ。

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