これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Sat, 28 Oct 2006 11:46:51 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02174] ATM Director General Yoshida Receives Order of Culture 2006
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49257215.000F46E6.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 02174

▼水戸芸術館ATM速報2006年10月28日発 ---------------

昨日発表されました吉田秀和水戸芸術館館長の文化勲章受章へ、
お電話やメール等でのお祝いを続々とありがとうございます。
加藤浩一水戸市長のコメント、吉田秀和館長の略歴等の資料を、
あらためまして送信させていただきます。

「栄えある文化勲章の決定、誠におめでとうございます。
  長年のご功績が広く認められたものと存じます。
  今後も、健康にご留意されまして、
  水戸そして日本の芸術文化の発展向上のために、
  ご尽力してくださるよう期待しております。」

  水戸市長 加藤浩一

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この件に関しましてのお問い合わせ等は、水戸市芸術振興財団
事務局長 大津良夫 までお願いいたします。
310-0063 水戸市五軒町1−6−8
Tel:029-227-8111/Fax:029-227-8110

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吉田秀和水戸芸術館館長略歴等

1913年(大正2年)9月23日、東京都日本橋生まれ。
東京帝国大学文学部仏文科卒業。
1946年(昭和21年)「音楽芸術」連載の「モーツァルト」で
評論活動をスタ―ト。
音楽の魅力を的確な言葉で表現し、日本に音楽評論という
ジャンルを確立する。
また、音楽のみならず、芸術全般に関する評論活動を続け、
幅広い層の読者を得ている。

1948年(昭和23年)
  斎藤秀雄らと後の桐朋学園大学の母体となる
  「子供のための音楽教室」を創設。
1957年(昭和32年)
  柴田南雄らと「二十世紀音楽研究所」を設立。
  現代音楽の育成、紹介の活動にも貢献する。
1975年(昭和50年)
  「吉田秀和全集」(全10巻、白水社)で「第2回大佛次郎賞」
1982年(昭和57年)
  「紫綬褒章」
1988年(昭和63年)
  水戸芸術館館長に就任。「第39回NHK放送文化賞」、
  「勲三等瑞宝章」
1990年(平成2年)
  「朝日賞受賞」
1991年(平成3年)
  芸術評論を対象とした「吉田秀和賞」が創設される。
1992年(平成4年)
  「マネの肖像」で「第44回読売文学賞」
1996年(平成8年)
  「文化功労者」として顕彰される。
2004年(平成16年)
  「吉田秀和全集」(全24巻)が完結。「水戸市文化栄誉賞」
2006年(平成18年)11月3日、「文化勲章」を授与される。

*文化勲章
  科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者
  に授与される日本の勲章。
  1937年2月11日の文化勲章令(昭和12年勅令第9号)により
  制定された。

  参考サイト:内閣府 http://www.cao.go.jp/
    内閣府の政策 > 制度
                  (勲章等/国旗・国歌/国民の祝日/公文書館制度)

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水戸芸術館館長として

音楽・演劇・美術の専用施設をもつ水戸芸術館の館長を元水戸市長
佐川一信氏らが選ぶに当たって、音楽分野での活躍や芸術全般に
わたる評論活動などから、館長には吉田秀和が最適任者と考えられ
た。1988年(昭和63年)12月より水戸芸術館館長に就任。このこと
により、水戸室内管弦楽団音楽顧問の小澤征爾氏を始め、音楽・
演劇・美術それぞれの分野での優れた人材が水戸芸術館に集まる
こととなった。
また、現在水戸芸術館の運営の大きな特色となっている、専属楽団・
劇団の設置、自主企画を中心とする方法など、さまざまな構想を
提案し、日本の文化施設の役割に大きな可能性を示している。
現在、水戸芸術館館長および水戸芸術館の運営を行なっている水戸市
芸術振興財団の副理事長を務める。
1990年(平成2年)3月の開館以来、吉田館長は、活動の視野を
水戸だけに閉ざさないで世界に通用するものにさせようと心がけ
実践してきており、その結果、水戸芸術館は今や我が国の文化施設を
代表する1つとなっている。

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