これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Sat, 11 Nov 2006 20:23:21 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02178] Leif Ove Andsnes Piano Recital
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49257223.003E907A.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2006年11月11日発 ---------------

今話題の若手ピアニストが、ノルウェーからやって来る。
レイフ・オヴェ・アンスネス、
ヨーロッパの楽壇を席巻するピアニスト。
彼はその才を存分に発揮するため、
個性的な3曲をプログラミングした。

グリーグでは、
同郷の作曲家に寄せるアンスネスの優しい眼差しが、
北欧の涼やかな空気に
一陣のあたたかい風を吹き起こすだろう。

ベートーヴェンでは、
その晩年に万感の思いを込めて創作されたソナタを、
新鮮な解釈で現代に蘇らせてくれるに違いない。

ムソルグスキーでは、
その有り余るヴィルトゥオジティが弾けとび、
未曾有の音響体となってコンサートホールを満たすだろう。

「この人を聴かなければ21世紀のピアノ演奏は語れない」--
そう評される彼のクリアなピアニズムと先進の音楽性を、
皆さんの目と耳でぜひご体験ください。

担当:関根 哲也(水戸芸術館音楽部門学芸員)

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レイフ・オヴェ・アンスネス ピアノ・リサイタル
Leif Ove Andsnes Piano Recital
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2007年 2月 4日(日)16:00開演(15:30開場)
水戸芸術館コンサートホールATM

グリーグ:ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード
          ト短調 作品24
Grieg: Ballade i form av variasjoner over en norsk
          folketone Op.24
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
Beethoven: Sonate fur Klavier Nr. 32 c-moll Op.111
ムソルグスキー:組曲 <展覧会の絵>
Mussorgsky: Tableaux d'une exposition

主催:財団法人 水戸市芸術振興財団

料金(全席指定):A席4,000円・B席3,000円
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チケット発売:2006年11月25日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9990
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  いただけます。(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi

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レイフ・オヴェ・アンスネス
Leif Ove Andsnes

1970年ノルウェーのカルメイに生まれ、ベルゲン音楽院で
チェコ人教授イルジ・フリンカに師事した。
87年にオスロでデビュー。89年にはアメリカとカナダに、
92年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会にデビューし、
これらの国際的なデビュー以来、「新世代の中で最も確立された
ピアニスト」(ニューヨーク・タイムズ)として注目を集め、
いまや最も魅力あるアーティストのひとりとして
確固たる地位を築いている。

ウィーン、ロンドン、パリ、アムステルダム、ローマ、東京など
世界の名だたる都市でリサイタルを行うほか、
ピエール・ブーレーズ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦
楽団、ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロンドン交響楽団、
アントニオ・パッパーノ指揮聖チェチーリア音楽院管弦楽団といった
一流の指揮者、オーケストラからも頻繁に招かれ、若い世代を代表
するピアニストとして活発な活動を展開している。
また、ノルウェー室内管弦楽団とはしばしば弾き振りで共演している。

アンスネスの活動は、ソロにとどまらない。2004/05シーズンには、
カーネギーホールの "パースペクティブ" シリーズ(一人の
アーティストに焦点を当てて連続演奏会を行う企画)に出演したが、
リサイタル、サンフランシスコ交響楽団との協奏曲のほか、
クリスチャン・テツラフ(ヴァイオリン)とのデュオ、
イアン・ボストリッジ(テノール)とのリート、室内楽など、
全部で7つの公演を行い、いずれも好評を博した。
また、ノルウェーのリソールで自ら創設した室内楽音楽祭の芸術監督
としての顔も持ち、ギドン・クレーメル、マキシム・ヴェンゲーロフ、
バーバラ・ヘンドリックスら一流のアーティストを招聘している。

アンスネスは、EMIクラシックスの専属アーティストとして
活発なレコーディングを行っている。
グラモフォン賞を受賞したグリーグの「抒情小曲集」、
ハイドンの「ピアノ協奏曲第3番、第4番、第11番」、
シューマンとグリーグの「ピアノ協奏曲」の 3枚をはじめ、
ショパン、シューマン、リストのピアノ作品、ボストリッジとの共演
によるシューベルト歌曲、サラ・チャン(ヴァイオリン)との共演に
よるドヴォルジャーク作品など、いずれも注目を浴び、高い評価を
得ている。

98年ギルモア・アーティスト賞、2000年英国ロイヤル・フィルハーモ
ニック・ソサイエティ最優秀器楽演奏家賞など数々の受賞に加え、
02年にはノルウェーで最高の栄誉とされる聖オラフ・ロイヤル・
ノルウェー上級勲章を授与された。

93年ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団とともに初来日。
今回は通算10回目の来日、5年ぶりのリサイタル・ツアーとなる。

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