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Date: Mon, 25 Dec 2006 17:45:51 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02193] Marie Nishiyama Cembalo Recital - Four for BACH - 2 "Animation"
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <4925724F.003024D0.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2006年12月25日発 ---------------

Marie Nishiyama -- 彼女のチェンバロに、
世界がひそやかにざわめいている。
彼女の手にかかれば、
ほこりをかぶっていた写本に記されたトッカータは
まばゆい色彩をとりもどし、
図書館の楽譜庫に眠っていた舞曲たちは、
たちまち軽々とステップを踏みはじめる。
あざやかな技巧と比類のない集中力で、
バロックの鍵盤音楽から、未曾有の興奮と躍動感をたちのぼらせる
チェンバロ奏者、西山まりえ。

水戸芸術館でのソロ・リサイタルは、バッハ作品を核としつつ、
複数のチェンバロそしてハープまでも駆使し、
情熱と輝きに満ちた世界へと、聴き手をいざなう。
17世紀初頭のイタリアで、人々を熱狂させたフレスコバルディと
仲間たちの音楽。
ナポリの陽光きらめく、アレッサンドロ・スカルラッティの音楽。
フラメンコの踊り手たちの姿が浮かんでくる、
ソレルらスペインの音楽。
彼らに囲まれたバッハは、しかつめらしい顔をかなぐり捨て、
興奮に我を忘れて踊りだす。

ジャズのように自由で、ロックのように力強く、
そして豊穣な音楽の大地をしっかりと踏みしめている --
それが西山まりえの音楽。
7月、あなたの心は彼女の Animation(活気)で真紅に染まる。

企画担当:矢澤 孝樹(水戸芸術館音楽部門主任学芸員)

Animation(活気)がほしいから、
西山まりえのチェンバロに身をゆだねる。
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西山まりえ チェンバロ・リサイタル
BACHのための 4人 Four for BACH その 2・Animation(活気)
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2007年7月14日(土)18:30開演(18:00開場)
水戸芸術館コンサートホールATM

フレスコバルディ:
    トッカータ 第1番[トッカータ集 第1巻から]
    100のパルティータ
トラバーチ:
    第8旋法のトッカータ 第2番(ハープ演奏)
    [トッカータ集第1巻から]
ピッキ:パッサ・エ・メッツォ
カベソン:イタリア風パヴァーナによるディフェレンシアス
即興演奏 スペイン風パッサカリアによるインプロヴィゼーション
即興演奏 マルティン・イ・コル編纂 <ラス・フォリアス> に
         基づくインプロヴィゼーション(ハープ演奏)
A.スカルラッティ:トッカータとバレット イ短調
J.S.バッハ:アルビノーニの主題によるフーガ イ長調 BWV950
            半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
ソレル:ファンダンゴ

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シリーズ:BACHのための4人
  後世の音楽家たちへ永遠に霊感を与え続ける大作曲家、
  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。
  モーツァルト生誕250年の祝祭が一段落した2007年、
  水戸芸術館はバッハをモティーフに、
  現代の4人の音楽家のリサイタル・シリーズを実施します。
  登場するのは、ピアノと作曲の高橋悠治、
  チェンバロとハープの西山まりえ、
  ヴァイオリンのミリヤム・コンツェン、
  そしてチェロのマリオ・ブルネロ。
  多様な個性に輝く4人の演奏家が、
  それぞれ一対一でバッハと向かい合い、
  何を引き出すのか、どうぞご期待ください!
  ・B-Bravery(勇気)
    高橋悠治 ピアノ・リサイタル(4月21日)
  ・A-Animation(活気)
    西山まりえ チェンバロ・リサイタル(7月14日)
  ・C-Clarity(明晰さ)
    ミリヤム・コンツェン ヴァイオリン・リサイタル(9月28日)
  ・H-Heart(心)
    マリオ・ブルネロ チェロ・リサイタル(10月5日)

主催:財団法人水戸市芸術振興財団

料金(全席指定):2,500円
4月21日(土)高橋悠治ピアノ・リサイタルとのセット券:5,000円
*セット券は水戸芸術館のみの取り扱い
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チケット発売:2007年 1月 5日(金)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9990
・CNプレイガイド Tel. 0570-08-9990
・ATM速報受信のお客さまに限り、館日本語トップページ
  「ATM速報受信のお客さま専用ご予約メニュー」からご予約
  いただけます。(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi

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西山 まりえ(チェンバロ、ハープ)
Marie Nishiyama: Cembalo, Harp

東京音楽大学付属高等学校、及び同大学ピアノ科を卒業。
同大学研究科チェンバロ科修了。
バーゼル・スコラ・カントールム及びミラノ市立音楽院に留学。
チェンバロをリナルド・アレッサンドリーニ、ニコラウ・デ・
フィゲイレド、渡邊順生の各氏に師事。ハープをハイドゥルン・
ローゼンツヴァイク、マーラ・ガラッシに師事。
第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位、上原賞及び
蔵の街音楽祭賞受賞。
アンサンブル「アントネッロ」のメンバー。
チェンバロとハープ両方の楽器を操るソリストでもあり
国際的に活躍中。
国内で高い評価を受けたCD『見果てぬ夢の先 -- スペイン・
チェンバロ音楽』 (1999年発売)は、2003年にその本国スペイン
でもリリースされ、多くの批評雑誌で取り上げられ最優秀推薦盤
(リトゥモ誌)と話題をなり、スペインで話題を呼んでいる。
また邦人初となるルネサンス・ハープのソロ・アルバム『王の
踊りとシャンソン』(「音楽現代」推薦盤)、フランス後期
バロック・クラヴサン音楽『ジュピター 〜情熱の嵐〜
フォルクレ:クラヴサン曲集』(「CDジャーナル」2004年を彩った
全CDベスト100選定盤、「毎日新聞」ベスト3推薦盤)、
『J.S.バッハ〜フランス組曲・全曲』(「レコード芸術」特選盤)、
そして中世ゴシック・ハープによるアルバム『トリスタンの哀歌』
(「レコード芸術」準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」
推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤)など、これまでに日本や
フランス、イタリア、スペイン等ヨーロッパで多数の録音をし、
いずれも高い評価を受けている。
また、07年より『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』(Antonello
Modeレーベル)を皮切りにJ.S.バッハのチェンバロ作品全集を
順次リリース予定。日本古楽界期待の才華。

Marie*rism 西山まりえ公式ファンサイトURL:
http://www.geocities.jp/marierism/index.html

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関連プレ企画 特別上映 共催:NPO法人シネマパンチ
映画『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』
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2007年 4月 8日(日)15:00開映(14:30開場)
プレトークあり・終映16:50頃
水戸芸術館ACM劇場/料金:1,000円(全席自由)
*4月21日高橋悠治ピアノ・リサイタル、7月14日西山まりえ
  チェンバロ・リサイタルの演奏会チケットと一緒にご購入
  いただきますと200円引きとなります。
監督・脚本:ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ
出演:グスタフ・レオンハルト、ニコラウス・アーノンクール、
      クリスティアーネ・ラング=ドレヴァンツ ほか
1967年製作/モノクロ/ドイツ・イタリア/94分
配給:ユーロスペース
*バッハの生涯を二番目の妻アンナ・マグダレーナの目から描く、
  厳格さと愛に満ちた伝説的傑作の水戸初公開!
  バッハ自身に扮するグスタフ・レオンハルトをはじめ、
  ニコラウス・アーノンクールら古楽界の巨匠が出演し、
  <ブランデンブルク協奏曲 第5番> <ヴィオラ・ダ・ガンバ
  ・ソナタ 第2番> <フランス組曲 第1番> <パルティータ
  第6番> <マニフィカト> <マタイ受難曲> など バッハの
  名曲の実演をくり広げる。
  わずか100足らずのショットで構成された、驚くべき静けさと
  緊張感に支配された固定画面。そして演奏は同時録音。
  その後『アメリカ』『エンペドクレスの死』など
  驚くべき映画を撮り続けたストローブ&ユイレ夫妻による
  至上の映像/音響体験を、ぜひACM劇場で!

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http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---