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Date: Wed, 15 Aug 2007 20:46:54 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02274] Postman in Love
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49257338.0040B874.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼水戸芸術館ATM速報2007年8月15日発----------------
ケイタイやパソコンメールが日常的になった今日、
手書きの手紙をもらうと却って新鮮で、感動的であったりもする。
それは何度も何度も読み返したり、
封や投函するまでに幾度も躊躇ったりあるいは結局
出せなかったりと、思いが込められているからにほかならない。
この「郵便配達夫の恋」でも、娘のあかり(中島知子)が
亡き母・波子の書いた未投函の手紙を発見するところから、
展開が変わってくる。
母がまだ若かったころ、都心で働く恋人との遠距離恋愛を、
手紙の交換によって続けていた。ところが恋人からの手紙が途絶え、
波子は毎日ポストの前で配達される恋人からの便りを待ち続けて
いた。配達夫・森尾(辰巳琢郎)はそんな波子のいじらしさに
想いを寄せていった。そして森尾が波子にしたこととは・・・
手紙は母が後年、森尾に宛てた感謝の思いにあふれたものであった。
都心で芸能活動をするあかりの里帰り、
出迎えてくれた心優しい祖父・浦崎徳蔵(逆木圭一郎)、
心配して追ってきたマネージャー上村(西川浩幸)との関わりを
通じ、あかりが発見してゆく自分らしい生き方。
そんな触れあいの空間を、キャラメルボックス真柴あずきの原作を
もとに、砂本量がこだわり抜いて書き上げた脚本と、
風や海などの自然描写とともに微妙な人間の心理描写をあらわす
岩代太郎の、全編にわたる美しい音楽が、吉川徹の演出のもと、
パステル・カラーのような舞台作品に仕上げていくのである。
オセロ・中島知子の初舞台。
1997年に鈴木保奈美が演じ、
再演が望まれ続けてきた作品の登場。
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「郵便配達夫の恋」
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2007年10月 3日(水)19:00開演(18:30開場)
水戸芸術館 ACM劇場
原作:真柴 あずき/原案・脚本:砂本 量/演出:吉川 徹
出演:中島 知子(オセロ)
西川 浩幸(演劇集団キャラメルボックス)
逆木 圭一郎(劇団☆新感線)
辰巳 琢郎
音楽:岩代 太郎/照明:高見 和義/美術:二村 周作
音響:堀江 潤/演出助手:小川 美也子/舞台監督:藤本 典江
宣伝美術:永瀬 祐一、服部 あゆ美/宣伝写真:設楽 光徳
宣伝ヘアメイク:松未 英一/宣伝衣裳:ゴウダアツコ
料金(全席指定・税込):A席5,000円/B席3,000円
*未就学児入場不可
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チケット発売:2007年 8月26日(日)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555(9:30〜18:00、月曜休)
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