これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

* こちらに掲載中のものは、送信後に修正等の必要が生じた場合は修正等を加えて掲載しています。あらかじめご了承ください。
* 丸ごと全文の転載はご遠慮ください。引用される場合は水戸芸術館公式サイト http://arttowermito.or.jp/ へのリンクをお願いいたします。

お問い合わせは下記よりお願いいたします。
>> お問い合わせフォーム


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Tue, 4 Mar 2008 21:58:45 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02337] Program, Yuichiro Shiina Organ Recital
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49257402.00474C0E.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 02337

▼水戸芸術館ATM速報2008年3月4日発 -------------------

「東西ドイツが統合して十数年が経って、今日、東ドイツ各地の
  歴史的なオルガンに関する研究が目覚しく進んできています。
  それらの成果を踏まえ、旧東ドイツのライプツィヒ、ワイマール、
  エアフルトといった、いわゆるゲーテ街道によって結ばれる
  19世紀に文化都市として非常に栄えた地域の音楽を中心とする
  プログラムを組みました。
  今回の演奏会で扱うバッハ以外の作曲家のほとんどが、かの地で
  ザウアー(ライプツィヒの聖トーマス教会)やラーデガスト
  (メルセブルク大聖堂)といったロマン派オルガンの名器を
  弾いてきた人たちです。その歴史的なオルガンの響きを
  水戸のオルガンで表現できたらと思います。
  そして、今回取り上げる作曲家は皆、
  バッハを自らのオルガン音楽の作曲の出発点に置いています。
  彼らがバッハを乗り越えるべく、どのようなオルガン音楽を
  生み出していったのか? ロマン派の輝かしいオルガン音楽を
  お楽しみいただけたらと思います。」
  (vivo 131号 椎名雄一郎インタビューより)
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/wordpress/attach/vivo131.pdf

ゲーテ街道と水戸のオルガン--「水戸のオルガンの様々な音色が
一番生きると思うような作品を選びました。」と語る椎名雄一郎の
プログラム構想から、歴史のダイナミズムと、一地方に生きる
私たちのささやかな人生とのドラマティックな交差の響きが、
ふと心に浮かびます。
東西ドイツ統合は1990年10月、水戸のオルガンの歴史は1990年3月、
松居直美の開館記念演奏会で始まりました。
歴史とオルガン、十二分にご堪能ください。
ATM速報受信のお客様はただいまのお時間もご予約可能です。
館日本語トップページ「チケットご予約(「ATM速報」受信の
お客様専用)」 メニューをご利用ください。

料金(全席指定):A席2,500円/B席2,000円
-------------------------------
椎名雄一郎 オルガン・リサイタル
-------------------------------
2008年 3月10日 (月) 18:30開演 (18:00開場)
*当日は休館日ですが16:00に開館します。
会場:水戸芸術館エントランスホール

J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
            <18のコラール>より "装いせよ、わが魂よ" BWV654
カルク=エーレルト:8つの小品 作品154
リスト:バッハのカンタータ "泣き、嘆き、悲しみ、おののき"
            第1楽章とロ短調ミサ曲の "十字架につけられ" の
            通奏低音による変奏曲 S.673
メンデルスゾーン:<6つのオルガン・ソナタ> 作品65より
            第2番 ハ短調
ブラームス:<11のコラール前奏曲> 作品122より
            "装いせよ、わが魂よ"
ロイプケ:オルガン・ソナタ ハ短調 "詩編第94編"

---------------------------------------------------------
ATM速報の配信停止・アドレス変更等のご連絡は下記で承ります。
mailto:atm-info-request@arttowermito.or.jp

事業に関するお問い合わせは下記までお気軽にどうぞ。
mailto:webstaff@arttowermito.or.jp

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---