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Date: Thu, 8 May 2008 22:33:19 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02359] "P-blot" Melodion Orchestra
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2008年5月8日発 -------------------
小学生の授業にも取り入れられ、誰もが一度は音を出したことのある、
お馴染みの楽器 ---- それが、鍵盤ハーモニカです。
作曲家の野村誠さんと一緒に、鍵盤ハーモニカを使って、
楽しく遊びませんか?
最終日にはコンサートに出演して、
みんなで作ったオリジナル曲を発表します。
楽譜がよめても、よめなくても、
楽器を演奏したことがあっても、なくても、みんな大歓迎です!
鍵盤ハーモニカをもって芸術館に集まれ!!
担当:中村 晃(水戸芸術館音楽部門学芸員)
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野村 誠のファミリー・ワークショップ
いいカモ、鍵ハモ! 参加者大募集!
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第1回 2008年 8月 2日(土) 鍵盤ハーモニカで音遊び
講師との出会い。プロの生演奏も聴けます。
鍵盤ハーモニカを使って、色んな音を出してみます。
音楽ゲームなどをします。
第2回 2008年 8月 3日(日) 鍵盤ハーモニカで曲づくり
前日の音遊びを発展させて、曲づくりをします。
ちょっとしたアイディアで、次々に名曲が!
第3回 2008年 9月20日(土) 鍵盤ハーモニカでアレンジ
前回作った曲を、もっとカッコイイ曲にアレンジしていきます。
また、コンサートに向けて、楽しく不思議な練習を行います。
第4回 2008年 9月21日(日) 鍵盤ハーモニカでステージへ!
P-ブロッのメンバーと一緒に、
いよいよコンサートに出演です。
皆で作ったオリジナル作品を、お客さんの前で発表します。
*2つのチームの好きな方をお選びください。
▼鍵ハモ・ビックバンド(直感音楽チーム)
楽譜を一切使わずに、ゲーム感覚でオリジナル曲を作ったり、
演奏をします。
第1回・第2回・第3回:13:00〜15:00
第4回:リハーサル11:00〜/コンサート14:00〜
▼鍵ハモ交響楽団(本格音楽チーム)
五線譜も使いながら、自分たちのオリジナル曲を作ったり、
演奏をします。
第1回・第2回・第3回:15:30〜17:30
第4回:リハーサル11:00〜/コンサート14:00〜
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
対象:全4回の日程すべてにご参加いただける、小学生以上の方
(楽器演奏のご経験の有無は問いません。)
参加料(全4回): 大人 4,000円/小・中学生 2,000円
定員:各チーム20名
*定員に達し次第、締め切らせていただきます。
☆鍵盤ハーモニカは各自ご持参ください。
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応募方法
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往復はがきに以下の内容を明記してお送りください。
1. 往信用 裏面
(1)住所
(2)電話番号
(3)氏名・年齢(ご参加される全ての方の氏名・年齢)
(4)ご希望チーム
(「健ハモ・ビックバンド」または「鍵ハモ交響楽団」)
2. 返信用
(1)表面:住所・氏名
(2)裏面:何も書かないでください。
(参加案内をお知らせします。)
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お問い合わせ/お申し込み先
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水戸芸術館音楽部門「いいカモ、鍵ハモ!」係(担当:中村、中?)
310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
TEL: 029-227-8118/FAX: 029-227-8130
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講師プロフィール
野村 誠
鍵盤ハーモニカ奏者、作曲家。<しょうぎ作曲>、イギリスと日本で
継続されている<ホエールトーンオペラ>などの作曲で国際的に注目
されている。2006年にはNHK教育テレビ『あいのて』を監修、
赤のあいのてさんとして、レギュラー出演。
第1回アサヒビール芸術賞などを受賞。
CD『INTERMEZZO』、著書『音楽ってどうやるの』など。水戸芸術館で
は、95年の「ジョン・ケージのローリーホーリーオーバーサーカス」
展への参加、さらに2002年の箏を用いたワークショップ「音遊び/
箏遊び」を開催している。なお、同ワークショップの発表演奏曲
<せみbongo>がCD『せみ』に収録されている。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nomu104/index.htm
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P-ブロッ 鍵盤ハーモニカ演奏会
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30年前、ぼくは小学生で、鍵ハモを本格的にやりたかったのです。
楽器店でプロ用の楽器を探しましたが、ありません。
プロの鍵ハモのレコードも探しましたが、ありません。
そこで一度ぼくの夢は閉ざされてしまいました。
13年前、ぼくは大学院生で、留学先のイギリスまで、
鍵ハモを持っていきました。これが珍しがられるし、
評判になったんです。
「それ、日本の楽器?いい楽器だねぇ。」
褒めてもらえるのは嬉しいんですが、ぼくは自分の演奏に全然満足
できなくって、もっとスゴイ鍵ハモ音楽がやりたいって思ったのです。
12年前、帰国後すぐのぼくに、国際的な音楽祭から依頼が来ました。
チャンス到来!ぼくは迷わず鍵ハモ楽団を結成することにしました。
音楽祭が、鍵ハモに興味を示すプロのピアニストを何人も集めて
くれて、ついに念願のプロの鍵ハモ楽団がスタートしました。
P-ブロッの誕生です。
P-ブロッをやるのは本当に楽しいのですが、(多分)世界初の
プロ楽団ですから、お手本が全くありません。だから、色んなもの
から貪欲に吸収するしかなかった。雅楽の笙の演奏家を訪ねたり、
ハーモニカのテクニックを参考にしたり、アコーディオンと共演
したり、弦楽四重奏曲を演奏してみたり・・・。とにかく色んなこと
をやりました。作曲家の林光さんや尺八の藤原道山さんと共演して
いたり、レゲエをやったり、ミュージカルを作ったり、・・・。
そうしたことが、P-ブロッの血肉になっています。
最近ようやく鍵ハモで自分らしい音が出せるようになってきたなぁ、
って思います。
水戸でのコンサートでは、皆さんに、鍵ハモの楽しさを、思う存分
味わってもらおうと意気込んで盛り沢山のプログラムを用意して
います。そして、ワークショップでは、秘伝の鍵ハモ技法と作曲技法
を、やさしく楽しく体験できる内容を考えていますよ。
ということで、待ってまーす!
(赤のあいのてさん、P-ブロッ代表の野村誠より)
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P-ブロッ 鍵盤ハーモニカ演奏会
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2008年 9月21日(日) 14:00開演 (13:30開場)
水戸芸術館コンサートホールATM
出演:P-ブロッ 野村 誠、鈴木 潤、林 加奈、しばてつ、吉森 信
ワークショップ『いいカモ、鍵ハモ!』参加者
赤羽 美希、正木 恵子、渡邉 達弘
プログラム
ワークショップ『いいカモ、鍵ハモ!』で作られた新曲
ベートーヴェン(しばてつ編曲):
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57<熱情>から
ケージ(しばてつ編曲):クアドリベ
モリコーネ(野村誠編曲):
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽
野村 誠:神戸のホケット
アニメ『サザエさん』メドレー(P-ブロッ編曲)他
客席の皆さんにも、演奏に参加していただくステージがあります。
ぜひ鍵盤ハーモニカをご持参ください!!
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
料金(全席自由):一般1,000円/小・中学生500円
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チケット発売:2008年 5月10日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-224-2861
・ATM速報受信のお客さまに限り、館日本語トップページ「ATM速報
受信のお客さま専用ご予約メニュー」からご予約いただけます。
(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
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鍵盤ハーモニカ・オーケストラ P-ブロッ(ぴいぶろっ)
1996年、作曲家の野村誠の呼びかけで結成、鍵盤ハーモニカのみ
を演奏する楽団です。
ソプラノ、アルト、バスの3種類の鍵盤ハーモニカを使って
アンサンブルをします。メンバー全員が作曲家でもあるので、
レパートリーの多くはオリジナル曲で、クラシック・現代音楽・
ジャズ・映画音楽・童謡・アニメソング・レゲエ・ポップス・
演歌など、様々なジャンルの音楽に積極的に取り組んできました。
東京の門仲天井ホールで定期的に演奏会を行うほか、国立民族学
博物館での民族学資料を演奏するコンサート、徳島県立近代美術館
で絵を音楽にするコンサート、ハーモニカ奏者の小林史真との
ジョイントライブ、岡部春彦(即興音楽家)とのセッション、
小学生104人との共演、保育園でのコンサート、リール(フランス)
でのアコーディオンフェスティバル出演、NHK教育テレビ出演など、
様々な活動を行っています。
これまでに、平石博一、江村夏樹、Elliot Sharp、Michael Persons、
など、国内外の作曲家がP-ブロッのために曲を書いてくれています。
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P-ブロッ メンバー略歴
(野村誠さんの略歴は上をご覧下さい。)
しばてつ 兼業音楽家。20年ほど前より、鍵盤ハーモニカソロ奏者
として活動。ピアノや鍵盤ハーモニカを使用して、即興演奏を
中心にライブ活動を行う。また、作曲家でもあり、
オンドマルトノの曲などの委嘱も受けている。
http://www4.plala.or.jp/soodemonai/
林 加奈 おもちゃ楽器の演奏や即興歌や朗読などの声を使った表現
も行っている。子どもとのワークショップも多数。
画家としての活動も行っている。絵と音楽が融合したり、
ダンスや演劇の要素が盛り込まれた企画も多い。
'03Groningen Jazz Festival(オランダ)に参加。
'04絵と音楽と芝居が合体した「とんび頭」を発表。
'05京都橘大学文化政策研究センター「TWAF5まちかど芸術」
(京都)で、まちかど紙芝居ディレクターとパフォーマーを兼任。
京都女子大学非常勤講師(子どもとのアートの研究)。
著書『音・リズム・からだ』
http://www.kananaga.com/
吉森 信 広島県出身のピアニスト、でその他、シンセや
鍵盤ハーモニカ等、もろもろ鍵盤プレイヤー。その上、作曲、
編曲もいたします。関西在住の頃、モダンチョキチョキズという、
ビッグバンド形式の唄バ ンドに参加。その後、東京に移住して、
ライヴ活動、いろいろ。例えば、巻上公一率いるヒカシュー、
小川美潮のスプラゥトゥラプス、等。その他、様々なバンドで
演奏しつつ、数多くのセッション、録音にも参加。昨今は、
ライヴハウスでのライヴ活動に、ミュージカルでの演奏、テレビ
アニメの音楽監督、アルバムのプロデュース等、制作も多数。
まだまだ、これから活躍するに違いない、注目の新人。(笑)
http://yoshimori.ciao.jp/
鈴木 潤 キーボーディスト。レゲエ、ボサノヴァのバンドで演奏。
近年は、シンガーのプロデュースやアレンジも多数行っている。
また、自宅にて、即興演奏を中心としたピアノを教えている。
バス鍵ハモのスペシャリスト。MINMI、湘南乃風、信近エリ、
LAMP等のバックをつとめている。
日本一のバス鍵盤ハーモニカ奏者。
http://d.hatena.ne.jp/suzukijun/
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mailto:webstaff@arttowermito.or.jp
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