* こちらに掲載中のものは、送信後に修正等の必要が生じた場合は修正等を加えて掲載しています。あらかじめご了承ください。
* 丸ごと全文の転載はご遠慮ください。引用される場合は水戸芸術館公式サイト
http://arttowermito.or.jp/ へのリンクをお願いいたします。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
>> お問い合わせフォーム
Date: Fri, 13 Jun 2008 17:11:36 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02368] Jullan Opie
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49257467.002D027E.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 02368
▼水戸芸術館ATM速報2008年6月13日発 -----------------
------------------------------------
2008年 7月19日(土)〜 10月 5日(日)
「ジュリアン・オピー」
------------------------------------
水戸芸術館現代美術センターは、イギリスを代表する現代美術作家、
ジュリアン・オピーのアジア初の大型個展を開催いたします。
その活動初期から、絵画と立体、アートとデザイン、商品とアート、
日常と美の関係といった、現代美術の主要な問題に対して実験的な
表現を試みているオピーですが、日本では主に1990年代後半から制作
されている記号的な表現言語を用いたポートレートで知られています。
1958年にロンドンで生まれたジュリアン・オピーは、
1982年にロンドン大学ゴールドスミス校を卒業後わずか3年間で、
ヨーロッパの主要な美術館やギャラリーの展覧会に参加し、
高い評価を得ました。
コンセプチュアリズム、ポップ、ミニマリズムと、主要な美術概念や
様式を吸収しながらも、鮮やかに自らのスタイルを生み出している
オピーの作品は、ロンドンのテート・モダン、ニューヨークMOMA、
日本の東京国立近代美術館など、世界中の主要な美術館に所蔵されて
います。また、オピーは2001年に発表されたイギリスの音楽バンド
Blur のアルバムジャケットデザインを手がけるなど、アートと
デザインの境界を横断した活動を行っています。
オピーは歌麿や歌川広重など、日本の浮世絵版画のコレクターでも
あり、近年は浮世絵の構図や色彩感覚を、コンピューターや LED と
いった現代の表現ツールを用い、オピー独特の表現へと昇華させた
作品を制作しています。
本展では、この浮世絵に着想を得た作品を含め、人物、風景をテーマ
にした作品や、平面だけでなく立体や映像作品など、近年制作された
約90点の作品を網羅することで、これまでグループ展などで断片的に
しか紹介されていないオピーの全貌を紹介します。
また、水戸芸術館の屋外広場にも、等身大の LED 作品や立体作品が
展示され、繊細さとダイナミックさを兼ね備えたオピーの世界が
繰り広げられます。
本展は日英の外交関係150周年を記念して開催される UK-Japan 2008
の公認イベントです。
http://www.ukjapan2008.jp/
------------------------------
ジュリアン・オピー Jullan Opie
http://www.julianopie.com/
------------------------------
1958年、ロンドン生まれ。
1979から82年までロンドン大学ゴールドスミス校で学ぶ。
イギリス国内外で個展が開催されている他、グループ展や
パブリックアートのプロジェクトにも多数参加している。
日本では東京の汐留にある電通本社ビル社屋のパブリックアートや、
表参道ヒルズオープニング時に建物のファサードの LED を使った
映像作品を手がけている。
----------
展覧会概要
----------
展覧会名:ジュリアン・オピー
欧文表記:Julian Opie
会期: 2008年 7月19日(土)〜 10月 5日(日)
開館時間:9時30分〜18時 *入場は17時30分まで
会場: 水戸芸術館現代美術ギャラリー+広場
休館日: 月曜日、ただし 7月21日、9月15日(月・祝)は開館、
翌22日、16日(火)休館
入場料: 一般800円、前売・団体(20名様以上)600円
中学生以下65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と
付き添いの方1名は無料
チケット発売:2008年 6月19日(木)
チケット取り扱い:館エントランスホールチケットカウンター
*お得な前売券は、発売日から展覧会開始前日 7月18日(金)まで
カウンターでお求めいただけます。お早めにぜひどうぞ。
*一年間有効フリーパスはさらにお得です!
ハイティーンパス「H.T.P.」1,000円(対象15歳以上20歳未満)
「おとなのパス」2,500円(対象20歳以上)
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
読売新聞東京本社
http://info.yomiuri.co.jp/
助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団
http://www.asahibeer.co.jp/csr/philanthropy/ab-art/index.html
財団法人花王芸術・科学財団
http://www.kao-foundation.or.jp/
大和日英基金 http://www.dajf.org.uk/
グレートブリテン・ササカワ財団
http://www.gbsf.org.uk/
ブリティッシュ・カウンシル
http://www.britishcouncil.org/
協賛:SOPH.CO.,LTD http://www.soph.net/
株式会社アイ・ティ・エイチ http://www.ith.ne.jp/
社団法人水戸青年会議所 http://www.mito-jc.or.jp/
協力:アサヒビール株式会社 http://www.asahibeer.co.jp/
SCAI THE BATHHOUSE
http://www.scaithebathhouse.com/
株式会社創夢
企画:高橋 瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
-----------------------------------------------
本展の開催にあわせて公式カタログが発売されます。
発売日:2008年 7月中旬予定
発行: 赤々舎 http://www.akaaka.com/
価格: 15,750円(税込)
版型: A4・800ページ
--------------
展覧会関連企画
--------------
講演会「顔は語る--ジュリアン・オピーのポートレート」
講師:斎藤 環(精神科医)
日時:2008年 8月 2日(土) 14:00〜16:00(開場13:30)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:80名 *予約不要。別途展覧会入場券が必要です。
ジュリアン・オピーをもっとよくわかるための現代美術連続講座
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:80名 *予約不要。別途展覧会入場券が必要です。
第1回「ジュリアン・オピーの軌跡」
講師:高橋 瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
日時:2008年 9月 6日(土)14:00〜15:30(開場13:30)
第2回「YBAのなかのジュリアン・オピー」
講師:竹久 侑(同学芸員)
日時:2008年 9月13日(土)14:00〜15:30(開場13:30)
第3回「変化する絵画」
講師:森 司(同主任学芸員)
日時:2008年 9月20日(土)14:00〜15:30(開場13:30)
第4回「現代美術とポピュラーカルチャー」
講師:浅井 俊裕(同主任学芸員)
日時:2008年 9月27日(土)14:00〜15:30(開場13:30)
------------
関連イベント
------------
1. キュレーター・トーク
担当学芸員 高橋 瑞木 が展覧会について語ります。
日時:2008年8月9日(土) 14:00〜15:00
参加費:無料 *別途展覧会入場券が必要です。
参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。
2. ウィークエンド・ギャラリートーク
CACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
日時:2008年8月2日(土) 〜10月5日(日)
毎週土・日曜日 各日14:30〜(約40分)
参加費:無料 *別途展覧会入場券が必要です。
参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。
3. 夏休みこどもワークショップ「こども・こらぼ・らぼ」
毎年夏休みを中心に小・中学生向けのプログラムを行います。
今年は造形と鑑賞のプログラムです。
(1) ジュリアン・オピー ツアー
展覧会を楽しむための小中学生向けギャラリーツアーです。
日時:2008年8月1日(金)10:00〜12:00 対象:中学生
2008年8月3日(日)10:00〜12:00 対象:小学生
定員:各日20名(先着順・要電話申込) 参加費:無料
(2) 記憶の箱〜Relation Tree
アーティストの前川秀樹さんをむかえ、
ひとりひとりの『記憶の箱』を作ります。
日時:2008年8月9日(土)・10日(日)10:00〜17:00
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
対象:小学5年生〜中学生 参加費:1000円
定員:24名(先着順・要電話申込)
受付開始:2008年7月10日(木)
申込締切:2008年7月25日(金)
『記憶の箱〜Relation Tree』の展示について
期間:2008年8月12日(月)〜17日(日)
場所:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
*観覧の際は、別途展覧会入場券が必要です。
4. 赤ちゃんと一緒に美術館散歩
係員が付き添い、解説付きでお子さんと一緒の鑑賞を
サポートします。
日時:2008年 9月19日(金)、26日(金) 各日9:30〜/11:00〜
定員:各回 5組 (先着順・要電話申込)
対象:未就学児とその保護者
参加費:無料 *別途展覧会入場券が必要です。
お問合せ・お申込先:
水戸芸術館現代美術センター Tel. 029-227-8120
----------------
同時開催特別企画
----------------
クリテリオムは、ラテン語で「基準」を意味し、
若手作家の新作を中心に紹介する企画展です。
▼クリテリオム73 梅田 哲也
会期:2008年 7月19日(土)〜 8月24日(日)
企画:竹久 侑(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
パフォーマンス
日時:7月21日(月・祝) 15:00〜 水戸芸術館広場回廊 2階
▼クリテリオム74 村上 史明
会期:2008年8月30日(土)〜10月5日(日)
企画:浅井 俊裕(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室
助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団
協力:アサヒビール株式会社
料金は展覧会入場料に含まれます。
========================================================
同時開催特別企画
「カフェ・イン・水戸2008」第23回国民文化祭参加プログラム
--------------------------------------------------------
"Communicable Action for Everybody"(誰でもコミュニケーション
できる行動)という意味が込められた「カフェ・イン・水戸」。
2002年、2004年にひき続く第3弾となる本展では、
現代美術ギャラリー内で日常という概念や状況をとりあつかった
作品群を紹介するグループ展「カフェ・イン・水戸2008 -- 日常の
喜び」と、館周辺の市街地で展開する街中プロジェクト(市街地で
の展示、連続講座、ワークショップなど多数)「カフェ・イン・
水戸2008 -- 街に遊ぶ」との二部で構成されます。
アートを通して多様な人々が集い交流する場を創出します。
会期:2008年10月25日(土)〜2009年 1月18日(日)
*「街に遊ぶ」は10月25日(土)〜11月9日(日)を
基本会期とします。
会場:水戸芸術館現代美術センターおよび市街地
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
助成:芸術文化振興基金
財団法人アサヒビール芸術文化財団
協力:アサヒビール株式会社
EU・ジャパンフェスト日本委員会
株式会社創夢
企画:森 司(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
企画補佐:竹久 侑(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
-------------------------------------
「カフェ・イン・水戸2008 -- 日常の喜び」
出品作家:
Guy Ben-Ner、KOSUGE1-16、Marco Bohr、アトリエ・ワン、
岩崎貴宏、梅佳代、大巻伸嗣、神谷哲史、西尾美也、
日比野克彦、藤浩志、宮島達男、森田浩彰 ほか
-------------------------------------
「カフェ・イン・水戸2008 -- 街に遊ぶ」
『街に遊ぶ 連続講座』
会場:水戸芸術館会議場
日程:2008年11月1日(土)・2日(日)・3日(月・祝)
講師:きむらとしろうじんじん、藤浩志、アトリエ・ワン、
中村政人、日比野克彦、
秋元雄史(金沢21世紀美術館館長)
---------------------------------------------------------
ATM速報の配信停止・アドレス変更等のご連絡は下記で承ります。
mailto:atm-info-request@arttowermito.or.jp
事業に関するお問い合わせは下記までお気軽にどうぞ。
mailto:webstaff@arttowermito.or.jp
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---