これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Mon, 18 May 2009 15:38:13 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02462] Anderszewski plays "Gesange der Fruhe Op.133 (Schumann)"
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ＡＴＭ速報２００９年５月１８日発 ---------------

世界を驚かせた孤高のピアニストが水戸芸術館に初登場！

21世紀のピアノ演奏の世界を背負って立つ才能の持ち主で、
世界中からその動向が注目されるピョートル・アンデルシェフスキが、
水戸芸術館に初登場します。多くの方々に聴いていただきたい、
期待のリサイタルです。

ピョートル・アンデルシェフスキは、1969年4月4日、ポーランド人と
ハンガリー人の両親のもとワルシャワで生まれました。
1990年のリーズ国際コンクールでは、予選で弾いたベートーヴェン
＜ディアベッリ変奏曲＞の圧倒的な演奏が絶賛されながらも、
自身の演奏に納得できず、本選を棄権。その後、多くのレコード会社
から録音の打診があったものの「まだその時期ではない」とその誘い
をすべて拒否。新人ながら、孤高の道を行く完璧主義者として、
大きな注目を集めました。その後、アンデルシェフスキは、地道な
演奏活動をつづけ、評価を高めていきます。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団といった
世界一流のオーケストラとも共演、ヴァージン・クラシックスから
多数のDVD、CDもリリースしています。
40歳になったばかりの現在は、21世紀のピアノ演奏の地平を拓く
孤高のピアニストとして、世界中からますますその動向が注目される
存在となっています。

今回のリサイタルで演奏される曲目は、アンデルシェフスキが
近年特に力を入れている作曲家の作品であり、彼の実力が存分に
発揮される魅力的なプログラムとなっています。
シューマンは、当初から「作品未定」とご案内してきましたが、
この度＜暁の歌 作品133＞と発表されました。
シューマン晩年の詩情漂う作品に、アンデルシェフスキがどのような
光を当てるのか、注目されます。

担当：関根 哲也（水戸芸術館音楽部門学芸員）
http://www.arttowermito.or.jp/blog/sekine/

ご参考
http://www.anderszewski.net/

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ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタル
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2009年 5月31日（日）16:00開演
水戸芸術館コンサートホールATM

J. S. バッハ：  パルティータ 第6番 ホ短調 BWV830
シューマン：    暁の歌 作品133
ヤナーチェク：  霧のなかで
ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110

料金（全席指定）： 4,000円
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（ 9:30〜18:00 ／月曜休 ）

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