これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Mon, 10 Aug 2009 14:00:48 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02484] Matsuzaka Keiko no Tenshu-monogatari (Tales of Tenshu)
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ＡＴＭ速報２００９年８月１０日発 -------------------

数々の幻想的な名作を残した泉鏡花。
魔界を舞台とした小説としては、「草迷宮」「夜叉ヶ池」「海神別荘」
などの作品があります。なかでも戯曲「天守物語」は、美しい言葉、
全編に詩情溢れた幽艶の世界、質の高い戯曲ゆえ、鏡花の最高傑作と
も言われています。

「天守物語」をライフワークと考えていた女優松坂慶子は、1999年に
朗読劇としてプロデュース公演を行いました。
その後、総合芸術家・狂言師野村万之丞と出会い、その演出により
能舞台での「天守物語」を発表(2001年)、大きな評価を得ました。
その際に万之丞の創作した＜大田楽＞とのコラボレーションが企画
され、松坂慶子の「天守物語」は楽劇というかたちにまで到達する
ことになります。
朗読芝居、＜大田楽＞の躍りで再構成された鏡花の世界を、
存分にお楽しみください。

今回は、地域との交流を考えて、地元の水戸市立五軒小学校の皆さん
が歌や躍りに参加し、松坂慶子の『天守物語』の舞台に立ちます。

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＜女優の語る日本文学＞ 松坂慶子の『天守物語』
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2009年10月 3日（土）16時開演（開演15時30分）
　　　10月 4日（日）14時開演（開演13時30分）
水戸芸術館 ACM劇場

原作＝泉 鏡花
出演＝富姫：松坂 慶子、桃六・朱の盤坊：松本 進、薄：山下 晃彦
　　　亀姫：菅原 香織、図書之助：松田 一亨

音楽＝友吉 鶴心／稲葉 明徳（打楽器・管楽器・弦楽器）
市民参加＝水戸市立五軒小学校の皆さん
総合演出＝黛 りんたろう（NHKエンタープライズ）
演出助手・市民指導＝山下 晃彦、菅原 香織
衣装＝江木 良彦

企画制作＝水戸芸術館 ACM劇場、NPO法人 ACT.JT
助成＝平成21年度文化庁芸術拠点形成事業
主催＝財団法人水戸市芸術振興財団
水戸芸術館開館20周年・水戸市市制施行120周年・
水戸藩開藩400年記念事業

料金（全席指定）：A席5,000円／B席3,500円
＊お一人様4枚までとさせていただきます。

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先行予約（運営維持会員様）受付開始：2009年 8月18日（火）
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・お電話でのみご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555（9:30〜18:00）

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先行予約（友の会会員様）受付開始： 2009年 8月19日（水）
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お電話または館サイトよりのいずれかでご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555（9:30〜18:00）

ATM速報を受信くださっている友の会会員様に限り、館日本語トップ
ページ「チケットご予約（「ATM速報」受信のお客様専用）」から、
ご予約いただけます。会員番号のご入力で、上記受付開始日より、
先行のご予約が可能となります。
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
（受付開始日 9:30以降、公演前日または完売まで無休）

＊先行予約受付開始日より前に、他の公演のご予約をされる場合は、
会員番号欄のご入力はいりません。
また、一般発売日以降も会員番号欄のご入力はいりません。
受付開始日から一般発売日の前日まではご入力が必要となります。

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チケット発売（一般のお客様）：2009年 8月22日（土）
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・館エントランスホールチケットカウンター（9:30〜18:00、月曜休）
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555（9:30〜18:00）
・チケットぴあ 0570-02-9999（Pコード 397-831）
ATM速報受信のお客様に限り、下記館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。（発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休）
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
＊館日本語トップページ「チケットご予約（「ATM速報」受信の
お客様専用）」メニューをご利用ください。

＊会員先行予約がありますので、8月22日の一般発売の時点で
日付や券種によってはお客様のご希望に添えない場合があります。
予めご了承下さい。

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運営維持会員・友の会会員募集中です！
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ご入会のご案内・お申込書は下記にございます。
http://www.arttowermito.or.jp/friend/

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＜女優の語る日本文学＞
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豊富な経験と魅力に溢れた女優の肉声を通して、
普遍的な物語の魅力を探っていきます。
さまざまなスタイルの語りと演出により、
日本文学の再発見を目指す新しいシリーズです。

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『天守物語』あらすじ
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時は封建時代。姫路の白鷺城の天守には妖怪たちが棲みつき、
人間が立ち入ることを許さず、下界のおろかな人間たちを眺めながら
超然と暮らしていた。彼らの主は、美しく気高い天守夫人 富姫。
ある日、はるばる猪苗代から妹の亀姫が遊びに来る。土産は自分の
住む城の主で、この白鷺城主の弟の生首である。富姫は、お返しに
下界から城主の鷹を取り妹に贈る。
亀姫が帰った後、その鷹の行方を追って鷹匠 姫川図書之助が天守に
やって来る。図書之助に一目で恋をした富姫は、命をとらず、
ここへ来た証として兜を土産に渡し、帰す。
人間界へ戻った図書之助だが、逆に兜を盗んだ謀反人にされてしまう。
討手においつめられた図書之助は、富姫のもとへ戻り、人間界に別れ
を告げる決心をする。しかし討手は天守まで上がり、獅子頭に隠れた
富姫と図書之助を襲い、獅子頭の目を傷つける。
城主の弟の生首を見せられた討手は退くが、二人は失明してしまう。
二人は、冥土へ行く前に一目互いを見たいと願う。そこへ獅子頭を
彫った桃六老人があらわれ、鑿で獅子の眼を打ち、二人は救われ
大団円に終わる。

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お問い合わせ：水戸芸術館 ACM劇場　310-0063 水戸市五軒町1-6-8
TEL. 029-227-8123

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