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Date: Sun, 11 Oct 2009 16:30:19 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02504] "Hana-kuyo" - new work of Noh written by Tomio Tada, dedicated to Masako Shirasu
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OF41D0D4F2.92378553-ON4925764C.0027F04D@GlobalDom1>
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▼水戸芸術館ATM速報2009年10月11日発 -----------------
-- あの世との、あわいに咲ける白椿、
驕慢の昔の色失せず、月を映して、輝く面 --
能を愛し、日本文化の精髄を書き続けた白洲正子。
新作能「花供養」は、世界的免疫学者であり詩人・能作者の
多田富雄が、晩年交流の深かった白洲正子を偲び、
追悼の思いを込めて描いた作品です。
祖父・父と二代にわたって白洲正子の能の師という深い縁を持ち、
幼少から白洲に可愛がられたという梅若玄祥が
節付・作舞・シテを務めます。
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新作能 「花供養(はなくよう)」-- 白洲正子の能 --
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2009年12月22日(火)18:30開演
水戸芸術館 ACM劇場
多田富雄 作/笠井賢一 演出
-- 心の奥の隠れ里、心の奥の隠れ里、花の行方を尋ねん。
- あらすじ -
旅の男が夕暮れの鶴川の里で、路傍に咲く椿の花を手折る。
花供養に参るという尼に咎められるが、花の実をめぐって
小林秀雄、世阿弥などを引いて美学論議となる。
名を問われて椿の精とも、世阿弥の妻・壽椿尼とも、
白洲正子とも取れる答えを残して、椿の藪の中に消え失せる。
- 中入 -
やがて藪の中から声がして、老女姿の後シテが現れる。
白洲正子の愛した椿の数々を挙げて、花の美を説き、
自然のめぐりに、老いて死ぬ運命を花の命に託し、静かな、
しかし艶のある序の舞を舞う。
そして、昔の友や現世を限りなく懐かしんで終わる。
前シテ 尼/後シテ 白洲正子の霊
梅若 玄祥(六郎改め)
ワキ・旅の男
宝生 欣哉
語り 正子を知るもの
真野 響子
笛 松田 弘之
小鼓 大倉 源次郎
大鼓 亀井 広忠
太鼓 助川 治
地謡
梅若 晋矢、柴田 稔、角当 直隆、馬野 正基、長山 桂三、
谷本 健吾、松山 隆之、川口 晃平
後見
清水 寛二
山中 が晶(*がしょうの「が」は2点しんにょう+きば)
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白洲 正子(しらす まさこ)
随筆家。1910年東京生まれ。
伯爵家に生まれ、幼少より梅若宗家で能を習う。14歳で米国留学。
帰国後、19歳で白洲次郎と結婚。小林秀雄、青山二郎ら、近代日本の
美術・思想界を代表する人々と幅広い交友をもつ。
能・文学・骨董などを愛し、"ほんもの" の美を見究める審美眼と
自然体な生き方は、没後十年を過ぎた現在もなお、多くの人を魅了
してやまない。
参考サイト:旧白洲邸 武相荘 http://www.buaiso.com/
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多田 富雄(ただ とみお)
INSLA代表。 http://www.insla.jp/
1934年生まれ、東京大学名誉教授、免疫学者。
1971年免疫反応を抑制するサプレッサーT細胞を発見し、世界の免疫
学会に大きな影響を与えた。その業績により、野口英世記念医学賞、
朝日賞、エミール・フォン・ベーリング賞など内外の受賞多数。
1983年文化功労者に選ばれる。
日本免疫学会会長、国際免疫学会連合会長、東京理科大学生命科学
研究所長などを務めた。
また、能に造詣が深く、脳死と心臓移植を主題にした「無明の弁」や
第二次世界大戦中の朝鮮人強制連行の悲劇を扱った「望恨歌」、
広島や長崎の原爆をテーマにした「原爆忌」、「長崎の聖母」などの
新作能の作者としても知られる。また、多田富雄全詩集「歌占」や
大佛二郎賞を受賞した「免疫の意味論」、第7回小林秀雄賞受賞
「寡黙なる巨人」など著書多数。
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料金(全席指定・税込):S席4,000円、A席3,000円、B席2,000円
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先行予約(運営維持会員様)受付開始:2009年10月28日(水)
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・お電話でのみご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555(9:30〜18:00)
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先行予約(友の会会員様)受付開始: 2009年10月29日(木)
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お電話または館サイトよりのいずれかでご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555(9:30〜18:00)
ATM速報を受信くださっている友の会会員様に限り、館日本語トップ
ページ「チケットご予約(「ATM速報」受信のお客様専用)」から、
ご予約いただけます。会員番号のご入力で、上記受付開始日より、
先行のご予約が可能となります。
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
(受付開始日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
*先行予約受付開始日より前に、他の公演のご予約をされる場合は、
会員番号欄のご入力はいりません。
また、一般発売日以降も会員番号欄のご入力はいりません。
受付開始日から一般発売日の前日まではご入力が必要となります。
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チケット発売(一般のお客様):2009年2009年11月 1日(日)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555(9:30〜18:00)
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード: 398-856)
ATM速報受信のお客様に限り、下記館ウェブサイトからもお申し込み
いただけます。(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*館日本語トップページ「チケットご予約(「ATM速報」受信の
お客様専用)」メニューをご利用ください。
*会員先行予約がありますので、発売日の時点で、券種によっては
お客様のご希望に添えない場合があります。予めご了承下さい。
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