これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Thu, 19 Aug 2010 19:05:15 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02601] Eiko Hiramatsu (soprano) & Ichiro Nodaira (piano)
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2010年8月19日発 -----------------

こころの奥に秘められた、限りない「愛」----
声高にさけぶことのできない、ひそやかな「憧れ」----
いくらそれを求めても、完全な形で手に入れることはできない。
しかし、人はそれを求めることをやめない・・・。

このような心の動きを、私たちは時に "ロマンティック" と
形容します。そして、とりわけシューマンの音楽の中に、
やさしく、あたたかで、繊細な、 "ロマンティック" な
精神の香りを感じ取るのです。

ヨーロッパで認められたリリック・ソプラノ、
平松英子の清らかな歌声が、日本を代表する音楽家の一人、
野平一郎の色彩豊かなピアノにのって、
シューマンのロマンティックな歌曲の世界を存分に描き出します。
それは、生誕200年を迎えたこの大作曲家に対する、
色とりどりの歌の花束によるオマージュです。

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平松英子(ソプラノ)&野平一郎(ピアノ)
シューマン歌曲の夕べ
Eiko Hiramatsu (soprano) & Ichiro Nodaira (piano)
Robert Schumann Liederabend
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2010年11月 6日(土)18:00開場・18:30開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM

<ミルテの花> 作品25 から
第 1曲 献呈(作詞:フリードリヒ・リュッケルト)
第 7曲 はすの花(作詞:ハインリヒ・ハイネ)
第15曲 ぼくの心はくらい(作詞:ジョージ・ゴードン・バイロン)
第 9曲 ズライカの歌(訳詞:ヨーハン・ヴォルフガング・
       フォン・ゲーテ)
第12曲 花嫁の歌II(作詞:フリードリヒ・リュッケルト)
第 3曲 くるみの木(作詞:ユーリウス・モーゼン)

<ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスター』にもとづくリートと歌>
作品98a から(作詞:ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
第 5曲 語らずともよい、黙っているがよいと言ってください
第 3曲 ただ憧れを知るひとだけが
第 9曲 もうしばらくこのままの姿にしておいてください
第 1曲 御存知ですか、レモンの花咲く国

<リーダークライス> 作品39 から
(作詞:ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ)
第 1曲 異国で
第 5曲 月夜
第 9曲 悲しみ
第12曲 春の夜

<女の愛と生涯> 作品42
(作詞:アーデルベルト・フォン・シャミッソー)
第 1曲 あの方にはじめてお会いして以来
第 2曲 だれよりもすばらしいお方!
第 3曲 なにがどうなっているのかさっぱりわからない
第 4曲 わたしの指にはまっている指環よ
第 5曲 手伝ってちょうだい、妹たち
第 6曲 親しい友、あなたは
第 7曲 わたしの心に、わたしの胸に
第 8曲 あなたはわたしにはじめて苦しみをお与えになりました

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シリーズ:ショパンとシューマン 夢と憧れの軌跡 -その3-

ロマン派を代表する音詩人・ショパンとシューマン。
2010年、水戸芸術館では生誕200年を迎えるこの2人の作曲家を
テーマにした演奏会シリーズを実施します。どこまでも自由に、
夢や憧れや永遠を追い求めたショパンとシューマンの音楽。
その音楽を聴いて私たちはどんな夢を見ることができるでしょうか。

主催:財団法人 水戸市芸術振興財団

料金(全席指定):3,500円
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チケット発売:2010年 9月 4日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
・MUSIC SHOPかわまた 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-244-6661
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9999(Pコード 115-422)
・CNプレイガイド Tel. 0570-08-9990

ATM速報受信のお客様に限り、下記館ウェブサイトからも
お申し込みいただけます。
(発売日9:30以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*館日本語トップページ「ATM速報受信のお客さま専用ご予約
  メニュー」のクリックで上記URLが開きます。


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平松 英子(ソプラノ)
Eiko Hiramatsu, soprano

東京芸術大学、同大学院修了。ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生として
ミュンヘン音楽大学に留学。マイスタークラス在学中にバッハ・
コレギウム・ミュンヘンのJ.S.バッハ<ヨハネ受難曲>でデビュー
する。修了後、西ドイツの複数の劇場と契約しモーツァルトの歌劇
<魔笛>のパミーナ役でオペラデビュー。そして第1回ミュンヒナー・
ビエンナーレにてデトレフ・グラナート作曲のオペラ<ライラと
メチュヌーン>の初演に出演。またバッハ、ヘンデル、ハイドン、
モーツァルト、ブラームスなどの宗教曲のソリストとしても、
ヘルマン・プライやペーター・シュライヤー、エディット・マティス
などと共演、高い評価を獲得する。
ウェーバーの歌劇<魔弾の射手>エンヒェン役で帰国デビュー後、
拠点を日本に移し、オペラからオラトリオ、歌曲まで幅広く活躍。
バッハ、モーツァルトからベルク、ヒンデミット、マルタン、
バーンスタインなど現代曲までを歌いこなす柔軟な音楽性は、
日本を代表するリリック・ソプラノとして、今は亡き巨匠ジュゼッペ
・シノーポリをはじめ国内外の多くの指揮者の賞賛の的となっている。
最近では細川俊夫の新作<クリスマス・カンタータ>の独唱者として
ミュンヘンでの世界初演の成功に貢献した。
CD録音では「マーラー:大地の歌」「湯浅譲二:美しいこどものうた」
「ロドリーゴ:4つの愛のマドリガル」「R.シュトラウス:オフェーリ
アの歌」「ハイドン:天地創造」「ブラームス:ドイツ・レクイエム」
「メンデルスゾーン:エリヤ」などがあり、最近では細川俊夫歌曲集
「恋歌」が各方面より絶賛された。
フェリス女学院大学教授を経て、現在、東京芸術大学音楽学部声楽科
准教授、フェリス女学院大学講師。ジロー・オペラ新人賞受賞。


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野平 一郎(ピアノ)
Ichiro Nodaira, piano

1953年生まれ。東京芸術大学、同大学院修士課程を修了後、
フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。
ピアニストとして、内外の主要オーケストラにソリストとして出演
する一方、名手と数多く共演し、室内楽奏者としても活躍。
古典から現代までの幅広いレパートリーを得意としている。
作曲家としては、近年、オペラ<マドルガーダ>、歌曲集<悲歌集>、
オーケストラのための<トリプティーク>、チェロと管弦楽のための
<響きの連鎖>、混声合唱のための<フランスの7つの詩>などを
作曲。
現在、児童合唱のための大作<進化論>、バッハ<ゴルトベルク変奏
曲>の管弦楽化に挑んでいる。
2007年には、バッハ<平均律クラヴィーア曲集>のピアノ、
チェンバロ、オルガンを使った全曲録音を行う。また、08年から10年
にかけて、水戸芸術館で「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」
を行い、現在ライブ録音のCDをリリース中である。
10年にはフィンランドのアヴァンティ、サマー・サウンド音楽祭に
作曲家、ピアニストとして参加した。また、本年10月には、野平の
ために01年に書かれた松平頼則の遺作の<ピアノ協奏曲>を
サントリーホールで初演する。
第13回中島健蔵音楽賞(95年)、第44回尾高賞、芸術選奨文部大臣
新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(96年)、第35回サントリー
音楽賞(04年)、第55回芸術選奨文部科学大臣賞(05年)を受賞。
現在、静岡音楽館AOI芸術監督。東京芸術大学音楽学部作曲科教授。

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