これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Wed, 3 Nov 2010 17:04:27 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02626] Evening of Schumann Lieder - Eiko Hiramatsu & Ichiro Nodaira
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OFB723B252.56CCB344-ON492577D0.002C4BB8@GlobalDom1>
X-Mail-Count: 02626


▼水戸芸術館ATM速報2010年11月3日発 -----------------

「そして実は、この伴奏の中に、言葉には書かれていない、
 もうひとつの言葉が入っているんですよ。」

「私は、実際は一人で歌っているんですけれども、
 いつもデュエットだったり、三重唱だったり、
 どこかに必ず相手がいるという風に感じます。
 見えはしませんが、ピアノの中に必ずそのキャラクターの
 相手がいるという感じですね。」

歌と伴奏、声とピアノ、さまざまなニュアンスを伝える「息の流れと
摩擦だけで出す(ドイツ語の)子音」の魅力、シリーズタイトル
「『夢と憧れ』の軌跡」を描く二つずつの相をもれなく感受したい
演奏会、平松英子&野平一郎『シューマン歌曲の夕べ』は今週末、
11月6日(土)です。
「平松英子、シューマンの歌の魅力を大いに語る」特集記事のvivoを
ぜひお目通しのうえ、ご来場ください。下記にございます。
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/wordpress/attach/vivo152.pdf

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シリーズ:ショパンとシューマン 夢と憧れの軌跡 -その3-
平松英子(ソプラノ)&野平一郎(ピアノ)
シューマン歌曲の夕べ
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/tinyd1/index.php?id=77
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2010年11月6日(土)18:00開場・18:30開演
水戸芸術館コンサートホールATM
シューマン:<ミルテの花>作品25から "献呈"  "くるみの木"
シューマン:<リーダークライス>作品39から "月夜"  "春の夜"
シューマン:<女の愛と生涯>作品42(全曲) ほか
料金:3,500円(全席指定)
お問合わせ:水戸芸術館チケット予約センター(TEL 029-231-8000)
*ATM速報受信のお客様は 5日(金)18時まで館ホームページより
 ご予約いただけます。
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi

ロマン派の大作曲家、フレデリック・ショパンとローベルト・
シューマンの生誕200年にあたります。水戸芸術館では、シリーズ
「ショパンとシューマン 夢と憧れの軌跡」を企画し、この2人の
作曲家の創作の軌跡をたどっています。第1弾の中村紘子(ピアノ、
5月15日)、第2弾の小菅優(ピアノ、9月11日)に続き、この度、
第3弾として平松英子(ソプラノ)と野平一郎(ピアノ)が登場し、
シューマンの歌曲の世界に迫ります。

平松英子は、日本を代表するリリック・ソプラノとして知られて
います。東京芸術大学、同大学院修了後、ドイツに留学。
エディット・マティス、ペーター・シュライヤー、ヘルマン・
プライといった世界的名歌手たちと共演し、高い評価を得ました。
現在は、日本に拠点を移し、東京芸術大学声楽科准教授として
後進の指導にあたりながら、リサイタル歌手として、宗教曲の
ソリストとして多彩な活動を展開しています。特に、シューマンに
代表されるドイツ歌曲の解釈と歌唱には定評があります。
水戸芸術館には初登場となる今回、どのような表現と歌声を聴かせて
くれるのか、期待が高まります。

野平一郎は、日本を代表するピアニスト・作曲家で、これまで
水戸芸術館にも多数出演しています。「モーツァルト:ピアノ・
ソナタ全曲演奏会」という全6回の大プロジェクトを、今年3月、
大好評のうちに終了させたことは記憶に新しいところです。
ピアノ伴奏の役割が極めて重要とされるシューマンの歌曲において、
野平一郎のピアノは平松英子の歌を支えながら、その多彩な音色と
表現を存分に味わわせてくれるに違いありません。

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