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Date: Thu, 3 Mar 2011 21:52:28 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02658] "vivo" #156 (March 2011)
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▼水戸芸術館ATM速報2011年3月3日発 -------------------
「クラリネットの作品ではもう1曲、よく『白鳥の歌』の候補に
あがるのが、今回のリサイタルで休憩前に演奏するサン=サーンス
の<クラリネット・ソナタ>です。死の直前86歳の作品で、彼自身
が長い生涯を振り返るという形で書かれている点も意味深で、大変
興味あるところです。」(兼氏規雄、3/6日のリサイタルに寄せて)
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/tinyd1/index.php?id=87
「大学を受験する段階になって、『本当にやりたいのは何か』と考え
た時に、自分は音楽をやりたいのかなと。本当はジャズとかロック
とか軽音楽の方に惹かれていたんですけれども、音楽をやるんだっ
たらクラシックで基礎を勉強しておいた方がいいということもあり
・・・。ですから、受験のためにしばらくぶりでチェロを手にした
んです。」(上村昇、3/9水「ちょっとお昼にクラシック」に)
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/tinyd1/index.php?id=91
「日本人のクラシック音楽への関心は全世界を見渡しても相当に高い
ものなのです。考えればそれも納得できると思いませんか?・・・
日本独特の風習の中で内に秘められた感情、嬉しさ、悔しさ、辛さ
・・・それが西洋の素直で強い表現力に惹かれ共感することで、
解放されるのだと思うのです。」(小川遥、3/13日リサイタルに)
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/tinyd1/index.php?id=88
「私は、作曲家たちは、すべて時系列に存在し、シークエンスを
形づくっていると思います。したがって、過去を無視すれば、その
シークエンスを破ることになります。同時代を無視すれば、シーク
エンスの行き場がなくなってしまい、音楽の生命の流れを断ち切る
ことになるでしょう。」(ヒラリー・ハーン、3/26土ソロ公演に)
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/tinyd1/index.php?id=84
「1976年水戸市文化福祉会館(現水戸交流プラザ)に中澤敏子常任
指揮者のもと『水戸うらら女声合唱団』が誕生し、今年で35年目を
迎えました。指揮者のライフワークである『美しい日本語を大切に、
そして詩心を訴える歌唱法』を研究しながらの合唱づくりが始まり
ました。」(団長・鴫原みよ子、3/27日記念演奏会に向けて)
http://www.arttowermito.or.jp/music/modules/tinyd1/index.php?id=89
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紙面のすみずみまで、音楽へといざなう言葉がきらめいています。
水戸芸術館音楽紙 "vivo" 156号(2011年 3月号)、お待たせいたし
ました、掲載いたしました。
http://www.arttowermito.or.jp/
各公演のチケットは、すでにお席の種類が限られているものもござい
ますが、ATM速報受信のお客様には、ただいまのお時間も館サイトで
ご予約いただけます。ぜひご利用ください。
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