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Date: Wed, 1 Jun 2011 22:04:14 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02675] July 2011-March 2012 Contemporary Art Gallery, Art Tower Mito
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2011年6月1日発 -----------------
「本展に参加している作家たちの、作品に共通する様式はない。
そのことは、華麗、優美、アブジェクティブ、オブセッシブと
いった、これまで女性アーティストによる作品に与えられてきた
『女性アーティストの作品に特有の様式』によって、
女性アーティストの作品を本質化することが不可能であることを
暗に意味している。ただ、私たちが注意を向けなければ、気が
つくこともないかもしれない作品の制作過程や作品そのものを
通して場所や他者、そして鑑賞者と関係を結ぼうとするささやか
な態度のみが共通している。」(高橋瑞木『白地図としての作品』
「クワイエット・アテンションズ 彼女からの出発」記録集より)
2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災して中止となった
クワイエット・アテンションズ展。大きな被害への驚きと悲しみ、
突然の停止へのやるせない気持ちやとまどい、それでも見出される
希望など、すべてを体現する装丁で、記録集、できました。
休館中ですが、通販のご注文は承っております。
記録集代金1,700円+送料380円+代引手数料315円、合計2,395円
(北海道、東北の一部、西日本は、お住まいの地域により
送料が異なりますので、お問い合わせお願いします。)
館ウェブサイトの下記ページよりご注文ください。
(SSL暗号化通信によりお客様情報が保護されて送信されます。)
https://www.arttowermito.or.jp/sf/sendform.html
1. 件名は「クワイエット・アテンションズ記録集購入」とご入力
ください。
*他の図録をご希望の場合はご希望の図録名をお願いいたします。
折り返し担当がご案内いたします。
2. ご氏名、メールアドレス、郵便番号とご住所、お電話番号を
もれなくご入力ください。
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平成23年度 水戸芸術館現代美術ギャラリー事業計画
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery01.html
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企画展
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1. 展覧会事業
(1) 7月30日(土)〜10月16日(日)
水戸芸術館復興記念「カフェ・イン・水戸2011」
2002年から始まったアートプロジェクト第4弾。アートを介した
コミュニケーションをテーマとした展覧会「カフェ・イン・水戸
2011」は、震災からの再出発を期して、水戸芸術館の財産である
「人」、ここでは20年の歩みのなかで出会ったアーティストや
協働者によって構成されます。今回は多様な広がりをみせる現代
美術のなかから、おだやかな気持ちやふとした安らぎを与えて
くれる作品、元気の出る作品をピックアップし、リラックスして
アートと向き合える機会を提供します。
また当館の他部門や商工会議所、青年会議所、NPOなどと連動、
さらにワークショップや市街地でのパレードも実施して、
さまざまなコミュニケーションを誘発します。
出品作家:秋山さやか、上田薫、遠藤一郎、クリスト&ジャンヌ・
クロード、小林孝亘、酒井咲帆、ジュリアン・オピー、杉山知子、
鈴木康広、曽谷朝絵、高田安規子・政子、タノタイガ、Nadegata
Instant Party、西尾美也、西山美なコ、蜷川実花、日高理恵子、
三田村光土里、本橋理子 ほか
連携企画参加作家:大友良英、林剛人丸、日比野克彦
・主催:(財)水戸市芸術振興財団
・助成:(財)アサヒビール芸術文化財団
・協力:アサヒビール(株)
・企画:水戸芸術館現代美術センター
(2) 11月3日(木・祝)〜2012年1月22日(日)
清川あさみ│美女採集 展
清川あさみは、文化服装学院在学中からファッション雑誌の
モデルとして活躍。卒業の前後から、糸や布を素材とし手技を
生かした作品、写真に刺繍を施した作品など、個性的な作品を
作り始めます。現在では、こうした美術作品をはじめとして、
衣装、空間デザイン、映像、広告、イラストレーション等、
様々な分野でそれぞれ質の高い活躍をしています。2004年には、
ベストデビュタント賞(日本メンズファッション協会が創設した、
新人クリエーターやアーティストの中から特に、社会、文化、
業界、一般の人々に支持され、影響を与え、将来を期待される人
たちに贈られる賞)を受賞。テレビ、雑誌等マスメディアへの露出
も多く、今もっとも注目と期待を集める作家です。
本展では、彼女の多彩な才能を生かして、現代美術ギャラリー全体
を、女性のさまざまな欲望を妖しくも美しく表現する「清川あさみ
の世界」にし、アートやファッションに興味をもつ人たちはもちろ
ん、幅広く多数の観客の来館を図ります。
・主催:(財)水戸市芸術振興財団
・助成:(財)アサヒビール芸術文化財団
・協力:アサヒビール(株)、講談社
・企画:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)
(3) 2012年2月11日(土・祝)〜5月6日(日)
ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー展
本展は、国際的に活躍しているスイス出身のアーティスト、
ゲルダ・シュタイナーとヨルク・レンツリンガーによる、
アジアの美術館では初めての開催となる大型個展です。
各地を旅して集めたものや、展覧会を開催する地域で拾い集めた
ものを素材に、その土地にまつわる伝承や文化、制作に参加した
人々との関係を、その場限りのインスタレーションとして
展示します。
本展では、水戸芸術館の空間的特徴を活かした作品展示をすると
同時に、彼らのこれまでの10年の活動を総括的に紹介します。
地域の人々と協働してインスタレーションをつくる過程は、人と
人との絆を深め、創作の喜びを分かち合う機会となるでしょう。
・主催:(財)水戸市芸術振興財団
・助成:(財)アサヒビール芸術文化財団
・協力:アサヒビール(株)
・企画:門脇さや子(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
2. クリテリオム
ラテン語で「基準」を意味する「クリテリオム」シリーズでは、
国内で活躍する若手作家を紹介しています。
国内外からの問い合わせも多く、若手作家の登竜門の役割を
果たしています。また地元の企業、アートファンからの関心も高く、
こうした方々の支援を受けて運営されます。
・主催:(財)水戸市芸術振興財団
・助成:(財)アサヒビール芸術文化財団、地元企業・有志
・協力:アサヒビール(株)
・企画:各担当学芸員
(1) 11月3日(木・祝)〜2012年1月22日(日)
クリテリオム82 出品作家:上村洋一
企画:高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
(2) 2012年2月11日(土・祝)〜5月6日(日)
クリテリオム83 出品作家:増本泰斗
企画:竹久侑(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
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教育普及事業
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市民ひとりひとりが多様な価値観に出会い、受容するために、
さまざまな来館者層に向けたきめ細かな教育プログラムを実施します。
また、市民との協働により地域にひらかれ、ともに学ぶ場としての
美術館をつくります。
(1) 通年プログラム
現代美術センターボランティア
市民ボランティア「CACギャラリートーカー」は、企画展の週末に
行うウィークエンドギャラリートークをはじめ、来館する学校・
団体などへの鑑賞対応、機関紙の発行、また学校への出張授業など、
美術館と市民をつなぐ多様な要請に応え活動しています。また、
ボランティア通信「mikke!(ミッケ!)」を編集・発行します。
アートエデュケーション プログラム
年齢層や教育課程にあわせたプログラムを展開します。
未就学児とその保護者を対象にした鑑賞ツアー「赤ちゃんと一緒に
美術館散歩」、水戸市内の幼稚園、保育園を対象とした鑑賞ツアー
とワークショップを行う「プレスクールプログラム」、水戸市内の
小中学校を現代美術ギャラリーに招き展覧会鑑賞の機会を提供する
「あーとバス」。
また、学校に出向き、ワークショップ等を行う「学校への出張授業」、
芸術館での鑑賞教育授業やワークショップを行う「学校・団体の鑑賞」、
学校の先生を対象とした鑑賞とワークショップを組み合わせた
「先生のためのプログラム」を要請により随時行います。
2012年 高校生ウィーク2012
「高校生ウィーク」は、高校生及び15歳から18歳の方を対象とした
展覧会無料招待期間です。期間中開設されるカフェは地域の学校や
団体と協働し、高校生や大学生を中心としたボランティアによって
運営され、交流と学びの場を創出します。
時期未定 アーティストワークショップ
大人を対象としたアーティストによるワークショップを行います。
時期未定 視覚に障害がある人との鑑賞ツアー
「session!(セッション!)」
障害のあるなしにかかわらず、一緒に作品を見る相手に情報や感想を
伝えあうことで、新たな作品鑑賞の楽しみを提供します。
(2) 特別プログラム
日比野克彦「明後日朝顔水戸2011」
6月4日(土)ロープ張り・苗植え
6月5日(日)震災復興特別企画「明後日気球 空へ向かって!」
10月 収穫祭
2005年当館で開催した個展「日比野克彦の一人万博」をきっかけに
全国に拡がった「明後日朝顔プロジェクト」を今年も開催します。
年を追うごとに、朝顔の育成を通じてその土地ならではの人と人と
の出会い、地域と地域のつながりが構築されています。
今年は復興への願いを込めて「明後日気球」を作って浮かべる
ワークショップ、種の形をした船の立体作品「種は船」の野外展示
も行います。
・会場:水戸芸術館広場、水戸京成百貨店外壁
・主催:明後日朝顔プロジェクト水戸、(財)水戸市芸術振興財団
・協力:茨城県立水戸農業高校、(株)水戸京成百貨店、
(社)水戸青年会議所、(株)ムラヤマ
8月27日(土)日比野克彦「HIBINO CUP」
アートとスポーツが融合したワークショップです。自らつくるユニ
フォームとボール、ゴールをつかって、独自のルールにのっとった
サッカーの競技会を行います。
・会場:水戸芸術館広場
・主催:HIBINO CUP実行委員会、(財)水戸市芸術振興財団
・後援:(財)日本サッカー協会、水戸ホーリーホックホームタウ
ン推進協議会、水戸市サッカー協会
・協力:レンゴー(株)、FC水戸ホーリーホック、NPO法人韋駄天、
(社)水戸青年会議所
8月20日(土)・21日(日)
夏休みのアート体験!「こども・こらぼ・らぼ2011」
こどものためのワークショップや、芸術館で働く学芸員、広報、
ATMフェイス(館内案内係)などの仕事を体験するプログラムを
実施し、アートに親しみ個々の創造性を広げるとともに、他者と
のコミュニケーションや協働する力を養います。
・主催:(財)水戸市芸術振興財団
・共催:水戸市教育委員会、芸術文化活性化事業実行委員会
・助成:(財)アサヒビール芸術文化財団
・協力:アサヒビール(株) ほか
9月24日(土)アンサンブルズ・パレード2011
2009年に始まった音楽家・大友良英がディレクションする市民
参加企画「アンサンブルズ・パレード」の第3弾を実施します。
水戸中心市街地を、マーチングバンドからリコーダー隊まで、
ジャンルやスタイルの異なるさまざまなチームが回遊し、
最終地点の芸術館広場では出演者全員が大友の指揮にあわせて
壮大なアンサンブルを即興で演奏します。
・主催: MeToo推進室、水戸商工会議所、
(財)水戸市芸術振興財団
おみやげプロジェクト
水戸芸術館が美術作家や地元企業と共同で水戸の新名物を開発
する「おみやげプロジェクト」。2006年の「チョコ納豆」
「チョコ★いも」、2008年のチーズ納豆「なっちぃ」に続き、
今回、「おみやげプロジェクト No.4」として、地元企業と協力
し合って水戸の新しい名物となるような新商品を開発します。
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