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Date: Thu, 2 Jun 2011 20:56:57 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02676] June 2011-March 2012 ACM Theatre, Art Tower Mito
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2011年6月2日発 -----------------
当初、3月26日、27日に予定していた平成22年度水戸子供演劇
アカデミー卒業公演。その矢先に起こった東日本大震災のため、
半年間懸命に頑張ってきた子供たちの想いもむなしく、公演は中止。
平成22年度水戸子供演劇アカデミーは解散しました。
しかし、震災後、子どもたち自らが「自分たちがやり残したことを
やり遂げたい!」という熱い想いを私たちに伝えてくれました。
その想いに応えるため、使用できないACM劇場から広場へと場所を
移し、稽古を再開。受講生達は作品発表に向け、毎週末稽古に励んで
います。そして、いよいよ下記の日程で作品発表会と卒業式を行う
ことが決定しました!
設備や環境の整った劇場公演と違い、野外での上演となるため、
天候や限られた演出効果など、厳しい条件下での発表ではありますが、
子どもたちの成果を、より多くの皆様に、ご覧いただきたいと考えて
おります。
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平成22年度水戸子供演劇アカデミー卒業公演
『あのころ、森で戦争があった。』
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2011年6月19日(日) 作品発表10:00〜11:30
卒業式 11:40〜12:10
会場:水戸芸術館広場/入場無料
*野外上演のため、終日雨天の場合は中止しますが、天候が回復
する場合は開演時間を遅らせて決行します。
http://arttowermito.or.jp/theatre/theatre02_min.html?id=296&sel_id=
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平成23年度 水戸芸術館 ACM劇場事業計画
http://arttowermito.or.jp/theatre/theatre01.html
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企画事業
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●7月29日(金)〜9月10日(土)
プレイ×プレイ プロジェクト -- 水戸を元気に、街を劇場に。--
出演:劇団ACM、演劇事務所’99、パフォーマンス集団キミトジャ
グジー、プロフェッショナルファウル、Heart Dream
Shoppers ほか
会場:水戸芸術館広場、現代美術ギャラリー、水戸市街地
水戸芸術館広場や現代美術ギャラリー、そして市街地に10数か所
あるまちの駅、その他レストランやカフェ、バーなど様々な場所で、
作品を連続上演する新プロジェクト。劇団ACMと地元劇団が連携し、
同時多発的に2ヶ月間、朗読作品や演劇作品を上演します。
水戸商工会議所や商店街の協力のもと、演劇や朗読を通して街に
にぎわいを創出し、市民の新たな出会いと交流を目指します。
○上演予定作品
ACM Bookmobile『賢治のトランク―宮沢賢治童話集』
作:宮沢賢治/出演:塩谷亮(劇団ACM)/会場:水戸芸術館広場
『愛について語るときに我々の語ること』
作:レイモンド・カーヴァー/出演:遠島立夫(劇団ACM)
会場:現代美術ギャラリー ほか
協力:水戸商工会議所
●9月11日(日)
女優真野響子公演『芸能の力 -- 祝言と鎮魂の間に』
演出:笠井賢一 出演:真野響子
昨年<女優の語る日本文学>でACM劇場に登場した真野響子さんの
「被災地水戸市を元気づけたい」という思いが実現した公演で、
無償で出演いただくことになります。夏目漱石『夢十夜』より
第10夜の朗読、新作能『花供養』より「白洲正子を知る者の語り」
に加え、演出家笠井賢一とのトークなど、真野さんの水戸への思い
がつまった公演です。
●9月17日(土)〜19日(月・祝)
ACM劇場再開記念公演『新・幕末純情伝』
作:つかこうへい 構成:松本小四郎・劇団ACM
演出:遠島立夫(劇団ACM)
出演:劇団ACM(塩谷亮、遠島立夫、大内真智、小林祐介、
澤田考司)ほか
新選組の沖田総司は実は女だった--。
斬新な発想のもと、新たな視点から新選組を描いた、つかこうへい
の傑作幕末伝。劇団ACMが復興への熱い思いをのせて挑む、ACM劇場
再開にふさわしいエネルギー溢れる舞台にご期待ください。
●11月3日(木・祝)立川志の輔独演会
出演:立川志の輔
会場:コンサートホールATM
独自の視点で現代を語り、常に挑戦と進化を続ける「志の輔らくご」。
古典・新作を問わず、落語に新しい息吹を吹き込む立川志の輔の
独演会です。
●11月20日(日)萬狂言水戸公演2011+鑑賞講座
出演:野村萬、野村万蔵 ほか
狂言をより深く楽しく知るための鑑賞講座と、狂言2作を上演
します。人間国宝・野村萬師と、九代目万蔵師の競演をお楽しみ
いただきます。
平成23年度文化庁「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」
●12月4日(日)
<女優の語る日本文学3>若村麻由美の語る「岡本かの子」
出演:若村麻由美 ほか1名
「母の死にあって、父と息子のあいだに、このような美しい手紙の
往復を見た例は多くあるまい。」--川端康成による『母の手紙』
序文より
好評の<女優の語る日本文学>シリーズ第3弾は、画家岡本太郎の
母で、作家岡本かの子の物語を、女優・若村麻由美が語ります。
作家自らが作品の創造過程を綴った小説『雛妓』、岡本一平・
かの子・太郎一家が交わした手紙を収めた『母の手紙』の2作品を
お楽しみいただきます。岡本太郎生誕100年にあたる今年、太郎に
多大な影響を与えた岡本かの子の文学の世界をご堪能ください。
● 1月11日(水)『アンナ・カレーニナ』
作:レフ・ニコラエヴィッチ・トルストイ
演出:加来英治
出演:栗原小巻、赤羽秀之、池田勝、寺田路恵、米倉紀之子、
西山知佐、加藤佳男、清水?冶
人間にとって真の幸福とは、神とは、愛とは -- 。
文豪トルストイが、その芸術、宗教、哲学のすべてを注ぎ込んで
完成した不朽の名作の舞台化です。主人公アンナには、これまで
多彩なヒロインを演じてきた女優栗原小巻を迎え、トルストイが
描いた壮大な世界をお楽しみいただきます。
●2月3日(金)〜5日(日)、 2月10日(金)〜12日(日)
劇団ACM新春公演『夏の夜の夢』
作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:松岡和子
演出:森 新太郎/出演:劇団ACM ほか
冬だけど、熱い夏の夜がやってくる!
昨年ACM劇場で上演された『十二人の怒れる男』で絶賛を浴びた
演出家・森新太郎がシェイクスピアの傑作喜劇に挑戦します。
劇団ACMとオーディションで選ばれたキャストとともに、
水戸の街に魔法をかける、にぎやかな2週間。森新太郎の細やかで
洗練された演出術によって、これまでにない子どもから大人まで
楽しめる『夏の夜の夢』をお送りします。
平成23年度文化庁「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」
●開催日未定 春風亭昇太独演会
出演:春風亭昇太
明るくエネルギッシュな語り口と、古典を現代的な解釈で読み解く
若々しいセンスで、幅広い層から支持を集めている春風亭昇太。
水戸芸術館初登場となった昨年春の「立川志の輔独演会」サプラ
イズ出演を経て、ACM劇場での独演会を行います。
●ACM Bookmobile 出演:劇団ACM ほか
劇団ACMの俳優が中心となり、劇場空間にこだわらないさまざまな
場所で、気軽に楽しめる朗読やお芝居を、年間を通して上演する
シリーズです。
○『賢治のトランク―宮沢賢治童話集』
作:宮沢賢治/出演:塩谷亮(劇団ACM)/会場:水戸芸術館広場
○『愛について語るときに我々の語ること』
作:レイモンド・カーヴァー/出演:遠島立夫(劇団ACM)
会場:現代美術ギャラリー
○『星の王子様』
作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
出演:大内真智(劇団ACM)ほか
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教育普及事業
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6月〜7月 劇団ACM幼稚園訪問公演
「震災により不安な日々を過ごしている子供たちに笑顔を」という
思いから、劇団ACMのメンバーが水戸市内の幼稚園を巡り、
演劇作品を楽しんでもらいながら子供たちと触れ合います。
『すてきな三にんぐみ』『ともだちや』などレパートリー作品の
上演のほか、絵本の朗読を行います。
9月〜2012年3月 水戸市民演劇学校
演劇を体験したり、体を動かしたり、言葉を読んだり、目的別に
様々な講師を招いてワークショップを実施します。また、企画事業
に連動して、演出家による演技指導のワークショップや、上演作品
の理解を深めるトークショーなど、様々な角度から演劇を知るため
の事業も開催します。
10月〜11月 小学生のための演劇鑑賞会(劇団ACMによる訪問公演)
鑑賞を通して演劇の楽しさや言葉の大切さを発見してもらうため、
平成16年度から実施している事業です。3年間かけて、市内の市立
小学校全34校を訪問しています。
今年度は昨年度に続き『走れメロス』を12校で上演します。
共催:水戸市教育委員会
10月〜2012年3月 水戸子供演劇アカデミー
講師:長谷川裕久
対象:小学4年生から中学2年生
「言葉をしゃべる」「身体を動かす」「対話をする」を授業の柱と
して、演劇という「共働する芸術」を子供たちに体験、学習して
もらうための演劇アカデミー。2012年3月に卒業公演を実施します。
また、卒業生のための創造プログラムも充実させていきます。
助成:財団法人地域創造
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