これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Tue, 8 Nov 2011 20:08:08 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02736] Symposium about Kodokan and Kairakuen - The Earthquake Recovery and World Heritage
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OF2F36C76A.3A982026-ON49257942.003C6919@GlobalDom1>
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▼水戸芸術館ATM速報2011年11月8日発 -----------------

東日本大震災での建物内の激しい損傷により庭園のみの部分公開と
されている弘道館ですが、1923年の関東大震災当時には弘道館が
避難所の役割を果たした旨記された日誌が、今回の震災後発見された
とのニュースを目にし、幾多の困難を共に乗り越えてきた地域の力・
学問の府のシンボルに刻まれ蓄積された力が蘇る思いがいたします。

弘道館公園
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kodokan01.html
ご参考:毎日新聞・雑記帳では上記日誌の写真がご覧になれます。
http://mainichi.jp/select/photo/archive/news/2011/10/08/20111009k0000m040082000c.html

このたびの東日本大震災によって、人々の暮らしは大きな痛手を受け、
多くの文化財も深い傷を負いました。
「学問の府・水戸」のシンボルである弘道館・偕楽園についても
多くの施設が被災し、その復興・再生は市民共通の願いです。
シンポジウムでは、水戸市の復興の象徴として、広域連携により
世界遺産登録を目指す弘道館・偕楽園の復興・再生のあり方を問うと
ともに、新しい世界遺産の類型として、学問・教育遺産の意義を
考えます。
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水戸市世界遺産登録推進シンポジウム
災害復興と学問・教育遺産
--弘道館・偕楽園の復興・再生と再発見--
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2011年11月23日(水・祝)13:30〜16:40(13:00開場)
入場無料/水戸芸術館ACM劇場
主催:水戸市、水戸市教育委員会、財団法人水戸市芸術振興財団
後援:茨城県、茨城県教育委員会、水戸商工会議所、
   偕楽園・弘道館復興支援の会

お問い合わせ:水戸市教育委員会事務局 文化課 世界遺産推進室
Tel. 029-240-5890
水戸市ホームページ
http://www.city.mito.lg.jp/

▼講演 第1部 学問・教育遺産の可能性
--弘道館・偕楽園の再発見--
「日本史の中の学問・教育遺産の意義」
 五味文彦(放送大学教授、東京大学名誉教授、文化庁文化審議会
      文化財分科会世界文化遺産特別委員会委員長)
「東アジアからみた日本の学問・教育遺産」
 吾妻重二(関西大学教授、日本中国学会・国際儒学連合会理事)

▼講演 第2部 復興、そして世界遺産へ
--弘道館・偕楽園の復興・再生--
「弘道館・偕楽園の復興に向けた取組」
 和田祐之介(偕楽園・弘道館復興支援の会会長、偕楽園公園を
       愛する市民の会会長、茨城県商工会議所連合会会長、
       水戸商工会議所会頭)
「震災復興と歴史のまちづくり --世界遺産登録活動を通じて--」
 西村幸夫(東京大学教授、日本イコモス国内委員会委員長)

▼パネルディスカッション
 コーディネーター:
 日高健一郎(筑波大学教授、同大学院世界文化遺産学専攻長)

 第1部 学問・教育遺産の可能性--弘道館・偕楽園の再発見--
 ・パネリスト:五味文彦、吾妻重二、和田祐之介、西村幸夫

 第2部 復興,そして世界遺産へ--弘道館・偕楽園の復興・再生--
 ・パネリスト:五味文彦、吾妻重二、和田祐之介、西村幸夫、
        高橋靖(水戸市長)

▼同時開催(エントランスホール)
パネル展示 [学官連携事業]
・弘道館・偕楽園の被災状況(常磐大学水嶋研究室)
・学問・教育遺産の概要と登録推進活動

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