これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

* こちらに掲載中のものは、送信後に修正等の必要が生じた場合は修正等を加えて掲載しています。あらかじめご了承ください。
* 丸ごと全文の転載はご遠慮ください。引用される場合は水戸芸術館公式サイト http://arttowermito.or.jp/ へのリンクをお願いいたします。

お問い合わせは下記よりお願いいたします。
>> お問い合わせフォーム


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Thu, 21 Jun 2012 21:00:42 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02810] Mito Chamber Orchestra: The 85th Regular Concert
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OF70F1E638.019E340F-ON49257A24.00414379@GlobalDom1>
X-Mail-Count: 02810


▼水戸芸術館ATM速報2012年6月21日発 -----------------

未体験の音楽のるつぼへ。

神業とも言うべき技巧を誇るオーボエ奏者、ハインツ・ホリガー。
彼は同時に優れた指揮者、作曲家として音楽の世界に名を刻む。
三領域にまたがる彼の音楽性が、精度の高いオーケストラの
エッセンスである水戸室内管弦楽団(MCO)と出会うとき、
コンサートホールATMで、新たな音楽の実験が始まる。

MCOとの初のコラボレーションに、
ホリガーは驚きに満ちたプログラムを組み上げた。
「交響曲の父」ハイドンの集大成<ロンドン交響曲>を冒頭に置く
構成で「指揮者ホリガー」の矜持を見せつつ、「演奏家ホリガー」の
実力も十全に発揮される協奏曲が2作品並ぶ。どれもMCOにとっては
初挑戦となる作品だ。
知られざる名曲に光を当ててきたホリガーが、MCOとの共演にまず
選んだ協奏曲は、モーツァルトと同時代の名オーボエ奏者、
ルブランの作品。長年モーツァルトに取り組んできたMCOが、
ホリガーの生み出す流麗な旋律にどう応えるのか、期待は高まる。
他方、新たな表現語法を開拓してきた「作曲家ホリガー」の
現代音楽への共感が現れているのが、ルトスワフスキの二重協奏曲。
ホリガーとハープ奏者のウルスラ夫人によって初演された
この二重協奏曲では、2人の息もつかせぬアンサンブルが、
オーケストラと緊張みなぎる対決を繰り広げる。
演奏会の最後は、ホリガーの故郷スイスゆかりの作品。
バルトークがスイス滞在中に作曲した<ディヴェルティメント>だ。
バルトークの弟子ヴェレシュに若き日のホリガーは作曲を学んでいた。
多才な音楽家ホリガーの原点の一つが垣間見える作品である。

演奏家、指揮者、作曲家。3つの顔を併せ持つホリガーが、
MCOの新たな可能性を切り拓く。実験はカウントダウンに入った。
未体験の音楽のるつぼの中で、
思いがけない化学反応があなたを魅了するだろう。

----------------------------------------
水戸室内管弦楽団 第85回定期演奏会
http://arttowermito.or.jp/hall/hall02.html?id=1107
指揮、オーボエ:ハインツ・ホリガー
ハープ:ウルスラ・ホリガー
----------------------------------------
2012年10月20日(土)18:00開場・18:30開演
10月21日(日)13:30開場・14:00開演
水戸芸術館コンサートホールATM

ハイドン:交響曲 第104番 ニ長調 Hob.I-104 <ロンドン>
ルブラン:オーボエ協奏曲 第1番 ニ短調
 オーボエ独奏:ハインツ・ホリガー
ルトスワフスキ:オーボエ、ハープと室内管弦楽のための二重協奏曲
 オーボエ独奏:ハインツ・ホリガー、ハープ独奏:ウルスラ・ホリガー
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント Sz.113

主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団

協賛:
株式会社ポイント http://www.point.co.jp/index.php
財団法人げんでんふれあい茨城財団
http://www.japc.co.jp/company/about/region-b.html
株式会社吉田石油 http://www.yoshida-g.co.jp/

協力:全日本空輸株式会社 http://www.ana.co.jp/

助成:平成24年度文化庁 優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/index.html

後援:
茨城新聞社 http://ibarakinews.jp/news/index.php
水戸商工会議所 http://mito.inetcci.or.jp/

料金(全席指定):S席 8,000円 A席 6,500円 B席 5,000円

--------------------------------------------------------------
財団運営維持会員様のための先行発売:2012年6月26日(火)
--------------------------------------------------------------
お電話でのみご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00)

--------------------------------------------------------------
友の会 [一般・法人] 会員様のための先行発売:2012年6月27日(水)
--------------------------------------------------------------
お電話・館サイトよりのいずれかでご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00)

水戸芸術館友の会[一般・法人]会員様のうち、
ATM速報を受信くださっている又はネット会員にも登録くださっている
上記会員様は、下記館ウェブサイトから、ご登録のメールアドレスと
会員番号のご入力で、ご予約いただけます。
(先行発売日の 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
▼ご予約のページ
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*または当館ホームページ左ブロック「チケットのご購入」クリック、
 開いたページの冒頭項目「インターネット予約」のクリックでも
 ご予約ページが開きます。
*先行受付開始日以前に他の公演のご予約をされる場合は、
 会員番号欄のご入力はいりません。
 また一般発売後でしたら、会員番号のご入力はいりません。

--------------------------------------------------------------
チケット発売 (一般のお客様):2012年6月30日(土)
--------------------------------------------------------------
・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(同上)
・MUSIC SHOPかわまた 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 029-244-6661
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード172-322)
・CNプレイガイド 0570-08-9990

*ネット会員様、ATM速報受信のお客様は、下記当館ウェブサイトから
ご登録メールアドレスのご入力で、ご予約いただけます。
(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
▼ご予約のページ
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*または当館ホームページ左ブロック「チケットのご購入」クリック、
 開いたページの冒頭項目「インターネット予約」のクリックでも
 ご予約ページが開きます。

*会員先行予約がありますので、6月30日(土)の一般発売の時点で
 公演日や券種によってはお客様のご希望に添えない場合があります。
 予めご了承ください。

-------------------------------------------------------
財団運営維持会員・水戸芸術館友の会会員募集中です!
-------------------------------------------------------
運営維持会員について
http://arttowermito.or.jp/support/support01a.html
友の会について
http://arttowermito.or.jp/tomonokai/tomonokai01.html
*簡単便利なオンライン入会(会費ご決済はクレジットカード)
  もご利用いただけます。

----------------------------------------
ハインツ・ホリガー(指揮、オーボエ)
Heinz Holliger, Conductor & Oboe

1939年、スイスのランゲンタール生まれ。
ベルンでオーボエをエミール・カッサニョー、作曲をシャーンドル・
ヴェレシュに師事。さらにバーゼルでピエール・ブーレーズに学ぶ。
パリ音楽院ではオーボエをピエール・ピエルロに学んだ。59年に
ジュネーヴ、61年にミュンヘンの両国際コンクールのオーボエ部門で
優勝して脚光を浴び、その後すぐに5大陸の主要なコンサートホール
で演奏を開始。作曲と演奏両方を深く追究し、特殊奏法の開発と
精確な演奏能力によって、オーボエという楽器の技術的な可能性を
大きく拡げた。また、今日あまり知られていない作曲家や作品を
積極的に取り上げ、その代弁者ともなっている。これまでに、
スイス音楽家協会作曲家賞、コペンハーゲン市レオニー・ソニング
音楽賞、バーゼル市芸術賞、エルンスト・フォン・シーメンス音楽賞、
フランクフルト市音楽賞、ヴェニス・ビエンナーレ・アビアティ賞、
チューリッヒ・フェスティバル賞、ラインガウ音楽賞などを受賞。
チューリッヒ大学名誉博士。
指揮者としても第一線で活躍しており、ベルリン・フィルハーモニー
管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、アムステルダム・
コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
バイエルン放送交響楽団、南西ドイツ放送交響楽団、
ケルン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、チューリッヒ・
トーンハレ管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ローザンヌ室内
管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、リヨン国立管弦楽団など、
世界の主要なオーケストラと共演。またヨーロッパ室内管弦楽団とは
長年に渡るコラボレーションが続いている。
水戸芸術館では、2010年、スイス・チェンバー・ソロイスツとともに
「ハインツ・ホリガーと仲間たち」を開催。絶賛を博した。

----------------------------------------
ウルスラ・ホリガー(ハープ)
Ursula Holliger, Harp

バーゼル音楽院とブリュッセル王立音楽院で学び、ミレイユ・
フロールに師事。クラシック・ハープとバロック・ハープの両方を
専門に、独奏から小グループでの演奏、世界的に知られる多くの
オーケストラや指揮者との共演まで、活動の幅は広い。
モーツァルト<フルートとハープのための協奏曲>(K.299 (297c))
やヘンデル<ハープ協奏曲>(作品4の6 HWV294)の録音は高く評価
され、これらの作品に対する彼女の解釈はハープ演奏の一指標とも
なっている。他方、現代作品の録音や演奏も積極的に行い、
その高度な技巧と解釈能力は多くの作曲家が認めている。
エリオット・カーター、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ、
ハインツ・ホリガー、エルンスト・クルシェネク、ヴィトルト・
ルトスワフスキ、フランク・マルタン、武満徹、尹伊桑(ユン・
イサン)などの作曲家が彼女のために作品を書いている。

--------------------------------------------------------------
▼各種会員様のメールアドレス変更等のご連絡には、お客様情報の
 保護のため下記お問い合わせフォームご利用をお願いいたします。
https://www.arttowermito.or.jp/sf/sendform.html
 受信メールアドレスご変更の場合、メールアドレス入力ボックスに
 ご登録時のメールアドレスを、さらに本文の入力ボックスに、
 新しいメールアドレスをご入力ください。
 ご連絡・ご要望はすべて本文入力ボックスにご入力ください。

▼ATM速報のみ受信のお客様の配信停止・アドレス変更等のご連絡は
 下記宛メールでお知らせください。「配信停止」「アドレス変更」
 の件名で、本文中に停止アドレスまたは変更の場合は新旧アドレス
 のみご入力ください。
atm-info-request@arttowermito.or.jp
*お名前やご住所はお客様情報の安全のため保持しておりません。
 アドレスのご連絡のみでお願いいたします。

▼事業に関するお問い合わせは下記までお気軽にどうぞ。
webstaff@arttowermito.or.jp

http://www.arttowermito.or.jp/ 次回配信をお楽しみに!------