これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Sun, 22 Jul 2012 14:42:45 +0900
From: makikow@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02824] Claude Achille Debussy (1862-1918) -- Momo Kodama, Piano
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2012年7月22日発----------------

児玉桃と味わうドビュッシー芸術の真髄
〜第2回はショパンとともに〜

今年生誕150年を迎えたフランスの大作曲家
クロード・ドビュッシー(1862〜1918)を題材にした
水戸芸術館オリジナルのシリーズ企画です。

西洋音楽史の重要な転換点に位置するドビュッシーは、
みずからの鋭い感覚と自由を求める精神にしたがい、
それまでの機能和声を軸とする音楽から距離を置き、
新しい音楽の扉を開きました。

私たちの中にねむっていた感覚を呼び覚まし、
想像力を詩的に喚起する、色彩感に溢れた音楽--
そんなドビュッシーの音楽を、彼をとりまく様々な作曲家の音楽と
対置させながら、より深く味わってみようという試みです。

ご案内役は、日本を代表するピアニストの一人、児玉桃。
パリを拠点に活躍している児玉桃は、ドビュッシーをはじめとする
フランス音楽の演奏をとりわけ得意としています。その第一級の
演奏と、ピアニストならではの視点による解説で、ドビュッシーの
芸術の真髄を解き明かしていきます。

シリーズ第2回には、ピアノの大家フレデリック・ショパン
(1810〜49)が登場します。ドビュッシーは、幼い頃、一説には
ショパンの弟子とされるある貴婦人にピアノの手ほどきを受け、
ショパン特有のピアノの扱い方を身につけました。
そして、ショパンの名作〈24の前奏曲〉にならって、全24曲、
2巻からなる曲集を〈前奏曲集〉と名づけたのです。

19世紀と20世紀、それぞれを代表するピアノ音楽の巨匠たちの
深い関係性と創作の秘密に迫ります。

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児玉 桃--ドビュッシーをとりまくピアノ音楽のシリーズ
第2回「ドビュッシーとショパン」
演奏と解説:児玉桃
http://arttowermito.or.jp/hall/hall02.html?id=1109
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2012年11月3日(土)15時30分開場・16時開演
水戸芸術館コンサートホールATM

ショパン:24の前奏曲 作品28
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻

■シリーズ概要
 第1回「ドビュッシーとフランス古典音楽」=2012年3月3日(土)※終了
 第2回「ドビュッシーとショパン」=2012年11月3日(土)
 第3回「ドビュッシーとラヴェル、ムソルグスキー」=2013年2月23日(土)
 第4回「ドビュッシーとメシアン、武満徹」=2013年春予定

主催:公益財団法人 水戸市芸術振興財団

料金(全席指定):3,000円
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チケット発売:2012年7月28日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(同上)
・MUSIC SHOPかわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-244-6661
・チケットぴあ Tel. 0570-02-9999(Pコード175-655)
・CNプレイガイドTel. 0570-08-9990

・ネット会員様、ATM速報受信のお客様は、下記当館ウェブサイトから
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(発売日 9:30以降、公演前日18:00まで、または完売まで無休)
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https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*または当館ホームページ左ブロック「チケットのご購入」クリック、
開いたページの冒頭項目「インターネット予約」のクリックでも
ご予約ページが開きます。

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児玉 桃(ピアノ)
Momo Kodama, Piano

バッハからメシアンを含む現代作品まで幅広いレパートリーと
豊かな表現力を持つ国際的なピアニスト。
大阪に生まれ、1歳の時ヨーロッパに移る。
13歳の時、最年少・最優秀でパリ国立音楽院に入学。
故タチアナ・ニコライエワ、アンドラーシュ・シフ、
マレイ・ペライア、ヴェラ・ゴルノスタエワに師事。
1991年、ミュンヘン国際コンクールに最年少の19歳で最高位に輝く。
17歳でシャトレ座の「若手と大家」シリーズに抜擢され、
ヴァイオリンの大家ジャン・ジャック・カントロフとの共演で
パリ・デビュー。以降、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィル
ハーモニー管弦楽団、小澤征爾指揮ボストン交響楽団など、
世界のトップ・オーケストラと共演を重ねている。
また、チューリヒ・トーンハレ、ロンドン・ウィグモアホールなど
ヨーロッパ各地でリサイタルを行うほか、マールボロ、ルツェルン、
ラ・フォル・ジュルネ、シュレスヴィッヒ・ホルシュタインなど、
多くの国際音楽祭からも招かれている。2005年、ラ・ロック・
ダンテロン音楽祭でのリサイタルは、「いままでに聴いたことのない、
まさにショパンの芸術の神髄とも言えるほど熱狂的な演奏を披露・・・」
(ル・モンド紙)と絶賛された。
2006年4月には準・メルクル指揮の北ドイツ放送交響楽団定期演奏会に
出演し、細川俊夫の〈月夜の蓮〉世界初演とモーツァルトの協奏曲
(K.488)を一夜に演奏。また、同年12月には小澤征爾指揮の
水戸室内管弦楽団第67回定期演奏会にも出演し、同プログラムを演奏、
いずれも高く評価された。2008年には、水戸室内管弦楽団の第3回
ヨーロッパ公演でソリストを務めたほか、東京、埼玉、神奈川にて
メシアン生誕100年を記念した5回にわたるシリーズ公演を行った。
2012年7月には準・メルクル指揮の水戸室内管弦楽団第84回定期演奏会
にも登場し、サン=サーンス〈ピアノ協奏曲 第2番〉を演奏する。

CDはオクタヴィア・レコードより「ドビュッシー:impressions」
「ショパン:ピアノ作品集」「メシアン:幼子イエスに注ぐ20の
まなざし」「メシアン:鳥のカタログ」をリリース。

1994年度アリオン奨励賞、1997年第7回出光音楽賞、1999年第9回
テレンス・ジャッド賞(英国)受賞。
2007年メシアン国際コンクール審査員。2009年中島健蔵音楽賞
および芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。パリ在住。

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