これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Wed, 1 Aug 2012 19:03:05 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02826] Artists and the Disaster - Documentation in Progress -
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2012年8月1日発 -----------------

荒井良二、遠藤一郎、開発好明、加藤翼、北澤潤、
小森はるか+瀬尾なつみ、眞田岳彦、高山明(Port B)、
タノタイガ、Chim↑Pom、椿昇、トーチカ、
中島佑太+ビルド・フルーガス、ニシコ、畠山直哉、
日比野克彦、藤井光、宮下マキ、村上タカシ(MMIX Lab)、
ヤノベケンジ、山川冬樹、wah document 、ほか

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3.11とアーティスト:進行形の記録
Artists and the Disaster - Documentation in Progress -
2012年10月13日[土]〜12月9日[日]
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時間の推移を体感する展示構成
 2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
 被災地の内外で市民によるさまざまな支援活動が立ち上がって
 いくなかで、表現を生業としているアーティストたちも行動を
 起こしました。本展では、震災を受けて現れた27以上に及ぶ
 アーティストのアクションと表現を、2011年3月から今へ向かって
 時間軸をたどる形で振り返ります。

「アート」という概念の再定義
 工夫に富んだヘドロ撤去活動、コミュニティの立て直しを手伝う
 継続的なプロジェクト、被災地の状況を撮りつづける記録映像・
 写真、そしてこの災害によって表出した問題をテーマに扱う作品
 など。そこには、「アーティスト」というアイデンティティを
 いったん棚上げにして行われた活動、作品として発表することを
 前提とせずに行われたプロジェクトなども多く含まれます。
 こうした作家らの姿勢や行動は、近代が築いた「アート」の概念を
 問い直し、社会におけるアートのあり方をこれまで以上に
 つよく示すことにとなったといえるでしょう。

「小さな状況」への注目
 震災後のアーティストのうごきを聴き取るなかで、彼・彼女らの
 意欲ある活動の裏には、葛藤や迷いがあったことが明らかになり
 ました。また、時が発つごとに、現地の状況にあわせ活動の内容が
 変化していったものもあります。それらの多様性、複雑な経緯
 そして展開は、マスメディアには現れにくい震災後のさまざまな
 小さな状況を浮かび上がらせ、私たちの戸惑いや逡巡を鏡のように
 映し出します。あれから私たちは何を考えたか。
 地域社会における個人とは? 社会のなかの市民とは?
 そして、あのときの考えは今・・・・・・。

記憶を紡ぎ、かんがえる装置としての展覧会
 会期中、展覧会をとおして未完了・進行形の作家のうごきを見つめ
 感じたことを、自分の言葉にして対話していく場、また手を動かし
 表現していくワークショップなど、子どもから大人までが参加
 できる多彩なプログラムを設けます。こうしたさまざまな企画が
 それぞれの入口となり、私たち一人一人が3.11の個人の記憶を紡ぎ、
 「あれから」を見つめ「これから」を考えるきっかけとなることを
 望み、本展を開催します。

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展覧会概要
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・展覧会名:3.11とアーティスト :進行形の記録
・欧文表記:Artists and the Disaster - Documentation in Progress -
・会期:2012年10月13日[土]〜12月9日[日]
・開館時間:9時30分〜18時(入場時間は17時30分まで)
・会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
・休館日:月曜日
・入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円
 中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方
 1名は無料
 一年間有効フリーパス
  →ハイティーンパス「H.T.P.」1,000円/対象15歳以上20歳未満
   「おとなのパス」2,500円/対象20歳以上
・主催:財団法人水戸市芸術振興財団
・助成:財団法人自治総合センター
    公益財団法人花王芸術・科学財団
    企業メセナ協議会GBFund
   (東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド)
    公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
・協力:アサヒビール株式会社
・企画:竹久侑(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
・展覧会補佐:石井一十三
      (水戸芸術館現代美術センター デザイナー)
・空間構成:assistant
・展覧会グラフィック:川村格夫(ten pieces)

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関連プログラム
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▼対話する・かんがえる

藤井光監督ドキュメンタリー「プロジェクトFUKUSHIMA!」上映会
 +シネマてつがくカフェ@みと大友良英ら福島にゆかりのある
 ミュージシャンらが中心となって行っている、原発事故が福島に
 もたらしたさまざまな問題について芸術文化を通して考え
 発信する継続的な試み「プロジェクトFUKUSHI MA!」の
 ドキュメンタリー映画を上映。本映画が示す問題について
 「てつがくカフェ@せんだい」の西村高宏氏をファシリテーター
 に迎え、参加者同士が対話する場を設けます。
 日時|2012年10月20日[土]
             13:30-15:00:上映会
          15:30-17:30:シネマてつがくカフェ@みと
 会場|水戸芸術館ACM劇場、現代美術ギャラリーワークショップ室


▼手を動かす・かんがえる

開発好明「デイリリーアートサーカス」
 トラックにアートを詰め込み西日本から東日本へ移動しながら
 展示とワークショップを実施。西日本、関東地域で鑑賞料として
 集められた募金を東日本大震災の被災地へ寄付。被災地では
 学校や仮設住宅地にて無償でアートを楽しめる場を設けました。
 この活動を当館広場で行い紹介します。
 日時|2012年10月13日[土]、14日[日]午後
 会場|水戸芸術館広場

ニシコ「地震を直すプロジェクト」公開制作
 災害で壊れた日用品を接いで直すプロジェクトを展示室で
 公開制作として行い、ご来場者も体験できる場を設けます。
 期間|2012年10月13日[土] 〜 (期間調整中)
 会場|水戸芸術館現代美術ギャラリー

荒井良二ワークショップ(仮)
 出身地の山形にある東北芸術工科大学と連携して被災地で
 ワークショップを行った絵本作家の荒井良二を招き、
 震災の記憶を振り返り、現在と未来につなげていく
 絵のワークショップを行います。
 日時|2012年11月17日[土](時間未定)
 会場|水戸芸術館現代美術ギャラリーワークショップ室
 対象|小学生以上
    *個人でも親子や友人同士のペアでもどちらでも参加可
 定員|30名(要申込み・先着順)

トーチカ小学校出張授業(仮)
 トーチカが被災地で行った活動について紹介し、
 みんなで懐中電灯をつかってピカピカと光らせ
 動画アニメーションをつくります。
 日時|2012年11月20日[火] (時間未定)
 会場|茨城大学教育学部付属小学校
対象|上記学校の生徒と保護者


▼いっしょに観る・かんがえる

キュレーター・トーク
 本展企画学芸員が展覧会について語ります。
 日時|2012年11月18日[日] 14:00〜15:00
 会場|水戸芸術館現代美術ギャラリー

赤ちゃんと一緒に美術館散歩
 係員が付き添い、解説付きでお子さんと一緒の鑑賞を
 サポートします。
 日時|2012年10月30日[火]
       11月 2日[金]
    各日9:30〜10:30/11:00〜12:00
 定員|各回5組(先着順・要電話申込)
 対象|未就学児とその保護者
 申込み|水戸芸術館現代美術センター  Tel.029-227-8120
 主催|NPO法人 子育て応援・ペンギンくらぶ
    公益財団法人水戸市芸術振興財団

ウィークエンド・ギャラリートーク
 市民ボランティアCACギャラリートーカーとともに
 展覧会を鑑賞します。
 日時|2012年10月27日[土]〜12月2日[日]
    毎週土・日曜日 各日14:30〜(約40分)
    *ただし11月18日[日]は除く


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同時開催
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日比野克彦「明後日朝顔プロジェクト水戸2012収穫祭」
 2005年の個展『日比野克彦の一人万博』をきっかけに全国に
 拡がった『明後日朝顔プロジェクト』を今年も開催します。
 春の苗植え、夏に咲く花、秋の種の収穫という朝顔の育成を通して、
 人と人が出会い、地域と地域がゆるやかにつながっていく
 プロジェクトです。
 収穫した種は、来年、全国の参加地域へと届けられ、地域と地域、
 人と人をつなげる橋渡しとなります。
 また、朝顔の蔓で特大のクリスマスリースをつくり、
 当館エントランスホールに展示する予定です。
 日時|2012年11月10日[土] 10:00〜17:00(小雨決行)
 会場|水戸芸術館広場、水戸京成百貨店外壁
 参加費|無料  *参加ご希望の方は広場にお集りください。
 主催|明後日朝顔プロジェクト水戸
    公益財団法人水戸市芸術振興財団
 助成|公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
 協力|アサヒビール株式会社、茨城県立水戸農業高校
    株式会社水戸京成百貨店、社団法人水戸青年会議所


お問い合わせ
 水戸芸術館現代美術センター
 310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
 Tel.029-227-8120 / Fax.029-227-8130
 http://arttowermito.or.jp/
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 公式ブログ http://atmcac.blog.fc2.com/

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