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Date: Wed, 24 Oct 2012 15:03:37 +0900
From: makikow@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02860] Claude Achille Debussy (1862-1918) -- Momo Kodama, Piano Vol.3
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2012年10月24日発----------------
児玉桃と味わうドビュッシー芸術の真髄
〜敬愛したムソルグスキー、同時代のライヴァル・ラヴェル〜
2012年に生誕150年を迎えたフランスの大作曲家
クロード・ドビュッシー(1862〜1918)を題材にした
水戸芸術館オリジナルのシリーズ企画です。
西洋音楽史の重要な転換点に位置するドビュッシーは、
みずからの鋭い感覚と自由を求める精神にしたがい、
それまでの機能和声を軸とする音楽から距離を置き、
新しい音楽の扉を開きました。私たちの中にねむって
いた感覚を呼び覚まし、想像力を詩的に喚起する、
色彩感に溢れた音楽――そんなドビュッシーの音楽を、
彼をとりまく様々な作曲家の音楽と対置させながら、
より深く味わってみようという試みです。
ご案内役は、日本を代表するピアニストの一人、児玉桃。
パリを拠点に活躍している児玉桃は、ドビュッシーをはじめとする
フランス音楽の演奏をとりわけ得意としています。その第一級の
演奏と、ピアニストならではの視点による解説で、ドビュッシーの
芸術の真髄を解き明かしていきます。
シリーズ第3回には、ドビュッシーも多大な影響を受けた19世紀
ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキー(1839〜1881)と、
ドビュッシーと同時代に生き、ライヴァル関係にあったとも
言えるフランスの作曲家モーリス・ラヴェル(1875〜1937)が
登場します。演奏されるのは、それぞれの作曲家が視覚から得た
霊感をそれぞれのやり方で音に変えた作品。音楽と視覚的要素
との“結合”は、19世紀の伝統的書法の枠から音楽を解き放ち、
20世紀という新たな時代の扉を開かせることになります。
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児玉 桃--ドビュッシーをとりまくピアノ音楽のシリーズ
第3回「ドビュッシーとラヴェル、ムソルグスキー」
演奏と解説:児玉桃
http://arttowermito.or.jp/hall/hall02.html?id=1139
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2013年2月23日(土)15:30開場・16:00開演
水戸芸術館コンサートホールATM
ラヴェル:鏡
ドビュッシー:映像 第2集
ムソルグスキー:展覧会の絵
■シリーズ概要
第1回「ドビュッシーとフランス古典音楽」=2012年3月3日(土)※終了
第2回「ドビュッシーとショパン」=2012年11月3日(土)※近日開催
第3回「ドビュッシーとラヴェル、ムソルグスキー」=2013年2月23日(土)
第4回「ドビュッシーとメシアン、武満徹」=2013年6月15日(土)
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
料金(全席指定):3,000円
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チケット発売:10月27日(土)
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・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(同上)
・MUSIC SHOPかわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-244-6661
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(発売日 9:30以降、公演前日まで、または完売まで無休)
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児玉 桃(ピアノ)
Momo Kodama, Piano
バッハからメシアンを含む現代作品まで幅広いレパートリーと
豊かな表現力を持つ国際的なピアニスト。
大阪に生まれ、1歳の時ヨーロッパに移る。
13歳の時、最年少・最優秀でパリ国立音楽院に入学。
故タチアナ・ニコライエワ、アンドラーシュ・シフ、
マレイ・ペライア、ヴェラ・ゴルノスタエワに師事。
1991年、ミュンヘン国際コンクールに最年少の19歳で最高位に輝く。
17歳でシャトレ座の「若手と大家」シリーズに抜擢され、
ヴァイオリンの大家ジャン・ジャック・カントロフとの共演で
パリ・デビュー。以降、ケント・ナガノ指揮ベルリン・フィル
ハーモニー管弦楽団、小澤征爾指揮ボストン交響楽団など、
世界のトップ・オーケストラと共演を重ねている。
また、チューリヒ・トーンハレ、ロンドン・ウィグモアホールなど
ヨーロッパ各地でリサイタルを行うほか、マールボロ、ルツェルン、
ラ・フォル・ジュルネ、シュレスヴィッヒ・ホルシュタインなど、
多くの国際音楽祭からも招かれている。2005年、ラ・ロック・
ダンテロン音楽祭でのリサイタルは、「いままでに聴いたことのない、
まさにショパンの芸術の神髄とも言えるほど熱狂的な演奏を披露・・・」
(ル・モンド紙)と絶賛された。
2006年4月には準・メルクル指揮の北ドイツ放送交響楽団定期演奏会に
出演し、細川俊夫の〈月夜の蓮〉世界初演とモーツァルトの協奏曲
(K.488)を一夜に演奏。また、同年12月には小澤征爾指揮の
水戸室内管弦楽団第67回定期演奏会にも出演し、同プログラムを演奏、
いずれも高く評価された。2008年には、水戸室内管弦楽団の第3回
ヨーロッパ公演でソリストを務めたほか、東京、埼玉、神奈川にて
メシアン生誕100年を記念した5回にわたるシリーズ公演を行った。
2012年7月には準・メルクル指揮の水戸室内管弦楽団第84回定期演奏会
にも登場し、サン=サーンス〈ピアノ協奏曲 第2番〉を演奏した。
CDはオクタヴィア・レコードより「ドビュッシー:impressions」
「ショパン:ピアノ作品集」「メシアン:幼子イエスに注ぐ20の
まなざし」「メシアン:鳥のカタログ」をリリース。
1994年度アリオン奨励賞、1997年第7回出光音楽賞、1999年第9回
テレンス・ジャッド賞(英国)受賞。2007年メシアン国際コンクール審査員。
2009年中島健蔵音楽賞および芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
2011年9月に行ったリサイタルにより第11回佐治敬三賞を受賞。パリ在住。
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