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Date: Thu, 25 Apr 2013 20:15:34 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02920] Tickets almost sold out: "Godot en etant attendu"
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OF828534FE.0910786B-ON49257B58.003DBE86@GlobalDom1>
X-Mail-Count: 02920
▼水戸芸術館ATM速報2013年4月25日発 -----------------
東京公演はチケット即日完売、
当日券も日々長蛇の列で観られない人が続出し、
ネットや口コミでも評判が広がっている超人気公演が、
ゴールデンウィークに水戸芸術館 ACM劇場で
いよいよツアーファイナルを迎えます!
世代を超えて絶大な人気を誇る、
いとうせいこう×ケラリーノ・サンドロヴィッチ×
大倉孝二×(声の出演)野田秀樹がタッグを組んだ至極の一人芝居、
追加席がご用意できましたが、完売間近です!
東京公演の感想も続々とお寄せ頂いています!
「せいこうさんとケラさんの大人の豊穣な遊びに弄ばれ、
舞台の上の大倉さんにずっとしびれ続け、
なにからなにまでたまらんでした」
「作・演出・役者すべてがすごい」
「満足感はすごいある。
あの量のセリフで芝居をする・・・
それ自体がものすごいことだった。」
「面白かった!!
けっこうああいう物語ってじれったくなったり、
イラッとしたりするけど、
これは面白かった!!」
「ゴドーは待たれながら、ゴドーを待ちながら、
生きている実感を追い求め続けていた。
例え、それがただの暇つぶしであろうとも。
きっと彼はまた一生辿り着かないであろう確かな希望を
探す旅に出るのだろう。
そして、自分たちもまた、彼と同じ様に。」
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脚本:いとうせいこうからのコメント
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最初、この戯曲は出版を前提に書きました。
「待たれているゴドー側のことを書いた人は今までいないから、
是非書いてみたらどうか。
絶対向いているから」と言ってくれる人がいて、
「そうか」と思い、サミュエル・ベケットの傑作
『ゴドーを待ちながら』をリスペクトして書きました。
いざ書き始めると、書きたい欲求が抑えられず、
担当編集者が心配するほど、何かに取り憑かれたように
寝るのも食事もするのも忘れて、一気に書き上げました。
そこから程なく、きたろうさんが出演、僕が演出の形で舞台化した
のですが、僕は読み物が芝居になってゆくという醍醐味というものを
初めて味わいました。
しかしながら書いた後はすっかり忘れて、
「創作ノート」もデリートして(消して)しまいました。
今回、また大倉君の芝居を見て、色々と自分でも発見したり、
驚くのではとも思います。
『ゴドーは待たれながら』は、"ゴドーもの" の中でも、
画期的で一番面白い作品になるのではと予感しています。
一人芝居、特にこの作品は、シンプルだけに、
役者と演出がモロ出しになる、丸裸になる作品です。
芝居の原点のような気もするし、丸裸ぶりに「こうやるか」と、
観る楽しみがあるとも思います。
KERAも大倉くんも、好きなようにやってほしいです。
それを楽しみにしたいと思います。
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演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチからのコメント
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読ませて頂いた直後から、この戯曲を上演したいと思っていて、
10年以上かけてようやく念願かなって上演することが出来ました。
せいこうさんにはかなり前から「やりたいんだけれども」
といったお話はしていて、快諾もして頂き、
大倉君にも随分前から台本を読んでもらったりもしていたのですが、
中々色よい返事をもらえず(笑)。
本家の『ゴドーを待ちながら』は、本当に、
ただゴドーを待っているだけのお芝居ですが、
ベケットは、この作品をヴォードヴィリアンに演じてもらうことを
前提に書いており、バスター・キートンに演じてもらいたかった、
といった逸話もある作品です。
大倉君がすぐ返事をしていたら、
もっと薄っぺらいものになっていたかもしれませんが、
今自分がこれをやるのは、また特別の今こその「ゴドー」に
なるんじゃないかとワクワクしています。
一人芝居の演出はちょっと怖いです。
大倉くんは大変だろうから、
稽古場で気持ちよくできるようにしたいと思います。
何をおもしろがっていくか、
ということを一緒に考えて楽しくやっていけたらと思います。
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「ゴドーは待たれながら」
2013年5月4日[土] 18:30/5月5日[日] 14:00
http://arttowermito.or.jp/theatre/theatre02.html?id=601
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水戸芸術館ACM劇場
料金(全席指定):S席4,500円、A席4,200円、B席3,500円
*大変恐縮ですが、ホームページからのご予約受付は
追加席の都合で終了させていただきました。
お電話または窓口にてお求めください。
★チケット予約センターTel. 029-225-3555 (9:30〜18:00)
★エントランスホール チケットカウンター (9:30〜18:00)
なお、4月29日(月・祝)は開館し、30日(火)に休館させて
いただきます。すれ違いで完売の節は何卒お許しください。
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