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Date: Tue, 17 Dec 2013 17:42:59 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,03019] Single Channel Video Program by 5 Japanese Contemporary Artists
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OFFAAB88F6.A8A52E7C-ON49257C44.002FB7A7@GlobalDom1>
X-Mail-Count: 03019
▼水戸芸術館ATM速報2013年12月17日発 ---------------
映像に記録されているのは常に過去の場面や出来事ですが、
その記録の再生は、ときに実生活では体験不可能な時空間へと
私たちを連れてゆきます。
アインシュタインが相対性理論を発表した20世紀初頭、
芸術家たちは絵画や彫刻といった静的な表現から、
絶え間のない運動や変化の中でリアリティを創出する
マトリックスとしての芸術表現を探求し始めます。
その同時期に急速な進化を遂げた近代テクノロジーの落とし子で
ある写真や映像は、機械化や産業化が進む世界の中で、
現実世界とは異なる時間体験を鑑賞者にもたらし、
人々の新しい知覚の回路を開きました。
本プログラム展示では、こうした写真や映像の特性を
念頭におきながら、ドローイングや写真、ファウンドフッテージ
といった素材をもちい、実験的な制作活動をおこなっている
5人の日本人作家の作品を紹介します。
▼参加作家
石田尚志、小瀬村真美、志賀理江子、南 隆雄、宮永 亮
ダレン・アーモンド「追考」展関連企画
シングルチャンネルプログラム展示
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『再/生 映像が呼び覚ます第六感覚』
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02_rel.html?id=137
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会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
上映会期:2013年12月14日[土]〜 2014年2月2日[日]
開場時間:13:00〜18:00(最終入場時間は17:30)
*ただしトークセッションが開催される2014年1月18日の
上映時間は10:00〜12:00までとなりますのでご注意ください。
プログラム上映時間:約60分(全5作品)
入場料:「ダレン・アーモンド 追考」展入場料に含まれます
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
助成:芸術文化振興基金
▼2014年1月18日には、本プログラム参加作家によるトーク
セッションを開催し、映像における時間と空間表現の
可能性を探ります。
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参加作家によるトークセッション
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日時:2014年1月18日(土)14:30〜16:30(開場14:00)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:80名(当日9:30からギャラリー入口で整理券を配布します。)
入場料:「ダレン・アーモンド 追考」展入場料に含まれます
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石田 尚志 Ishida Takashi
線が生命体のように生成し、集積、躍動し、あたかも音が映像に
トランスフォームしたかのようなアブストラクト・アニメーション
を制作、ライブパフォーマンスを行っている。最近の主な展覧会に
「躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクト・アニメーション
の源流」(東京都写真美術館、2009年)、「アーティスト・ファイル
2010--現代の作家たち」(国立新美術館、2010年)、
「MOTコレクション:サイレント・ナレーター それぞれのものがたり
[特集展示] 石田尚志」(東京都現代美術館、2011年)、海外巡回展
「ダブル・ヴィジョン--日本現代美術展」(モスクワ市近代美術館、
ロシア、ハイファ美術館群、イスラエル、2012年)など。
小瀬村 真美 Kosemura Mami
膨大な写真ドローイングを繋ぎ合わせる手法で絵画と写真、映像を
往還するような作品を制作。国内外の美術展、映画祭で発表を続け
ている。近年参加している主な展覧会に「MOTアニュアル2004
- 私はどこからきたのか/そしてどこへいくのか -」(東京都現代
美術館、2004年)、「Projected Realities」(Asia Society and
Museum、ニューヨーク、2006年)、「日本×画展」(横浜美術館、
2008年)「アジアとヨーロッパの肖像」(国立国際美術館・神奈川
県立近代美術館他、2009年)、「INTERNATIONAL INCHEON WOMEN
ARTISTS' BIENNALE」(仁川、韓国、2009年)、「Now Japan」
(Kunsthal KAdE、オランダ、2013年)など。
志賀 理江子 Shiga Lieko
フィールドワークから導き出されたマッピングをもとに、無意識下
の情景を顕在化させる写真で国際的に高い評価を得ている。
主な写真集に『Lilly』(アートビートパブリッシャーズ、2008年)、
『Canary』(赤々舎、2008年)、『螺旋海岸』(赤々舎、2013年)
など。昨年は宮城県沿岸にある北釜という集落で暮らした4年間の
フィールドワークの総括、『螺旋海岸』を写真集、そして展覧会で
発表した。近年は自らの実践や写真について言語化する試みも
活発に行っている。最近の主な展覧会に「螺旋海岸」(せんだい
メディアテーク、2012年)、「アーティスト・ファイル2013--現代
の作家たち」(国立新美術館、2013年)、「あいちトリエンナーレ
2013」など。
南 隆雄 Minami Takao
映像や音響の経験と、そこから生まれる文化に対する多様な考察
をもとに、 オーディオヴィジュアルメディアの持つ本質に迫る
映像作品やインスタレーションを制作する他、ダンス作品の舞台
美術も手掛ける。最近の主な展覧会に「第12回リヨンビエンナーレ」
(フランス、2013年)、「Motion/Movement」(La Chambre Blanche、
カナダ、2012年)、「Invisibleness is Visibleness」(台北現代
美術館、台北、2011年)、「クリテリオム80:南隆雄」(水戸芸術館、
2010年)、「Flickers- New Media Art From Japan」(ゲーテ
インスティテュート、ベトナム、2009年)。主な舞台美術に「1x60」
(Fortier Danse-Cr?ationとの共作、山口情報芸術センター、以後
カナダ及びフランスに巡回、2006年)など。
宮永 亮 Miyanaga Akira
さまざまな土地で撮影した実写のデータベースから選んだ映像素材
に精緻な編集を施し作品を制作している。シングルスクリーンでの
発表のほか、マルチスクリーンによる上映やインスタレーション
形式での発表にも積極的に取り組んでいる。主な展覧会に「2012
MOVEON ASIA」(オルタナティブスペース・ループ、韓国、2012年)、
「成層圏」(gallery αM、2011年)、「第5回恵比寿映像祭」(東京
都写真美術館、2013年)など。
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▼ダレン・アーモンド 追考
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=374
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2013年11月16日[土]〜 2014年2月2日[日]
開館時間:9時30分〜18時(入場時間は17時30分まで)
休館日:月曜日 ※年末年始2013年12月27日(金)〜2014年1月3日(金)
ただし12月23日、1月13日、(月・祝)は開館、
12月24日、1月14日(火)休館
入場料:一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添い
の方1名は無料
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