これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Sat, 21 Feb 2015 20:18:05 +0900
From: makikow@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,03170] "Lunchtime Concert" Genzoh Takehisa
Sender: makikow@arttowermito.or.jp
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OFB436FF01.A4340018-ON49257DF3.003DF501-49257DF3.003E142D@GlobalDom1>
X-Mail-Count: 03170


▼水戸芸術館ATM速報2015年2月21日発----------------

―このピアノを、バッハは弾いた―

6月のランチタイム・コンサート「ちょっとお昼にクラシック」
では、国内に1台しか存在しない貴重な楽器が登場します。18世紀
前半にドイツのオルガン職人ゴットフリート・ジルバーマンが
製作し、かのヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750)が
弾いたピアノの復元品です。その美しい音色を、バッハの鍵盤音楽
のスペシャリスト・武久源造さんの演奏と解説でお楽しみください。

オルガンやチェンバロを得意としたバッハには、不思議なことに、
「ピアノのため」と銘打った作品がありません。バッハは実際に
ピアノを弾いたこともありましたが、当時のピアノは発展途上で、
バッハはその性能に満足しなかった、とこれまで信じられて
きました。

しかしこの説はいまや否定されつつあります。バッハの伝記や遺品
からは、彼がピアノの製造に助言を与え、販売にも関与していた
証拠が発見されています。

――バッハが弾いたピアノはすでに楽器として十分完成の域に
達していたのではないか
――バッハの晩年の鍵盤音楽は、ピアノで弾いてこそ高い効果が
得られるように作曲されたのではないか

バッハが弾いたピアノの復元楽器とともに、バッハとピアノを
めぐる謎に、皆様をご案内いたします。

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ちょっとお昼にクラシック 武久源造(フォルテピアノ)
BACH SPIELTE AUF DIESEM KLAVIER ―このピアノを、バッハは弾いた―
http://arttowermito.or.jp/hall/hall02.html?id=1272#a
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2015年6月17日(水)13:00開場 13:30開演(終演予定14:30頃)
水戸芸術館コンサートホールATM

出演:
武久源造(フォルテピアノ)

曲目:
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
  2声のインヴェンション ハ長調 BWV 772
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903 より 幻想曲
カール・フィリップ・エマーヌエル・バッハ:
  ロンド イ短調 Wq 56-5 H.262
ヨハン・クリスティアン・バッハ:
  ソナタ ト長調 作品5-3
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
  パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828

使用楽器:
ゴットフリート・ジルバーマン1747年製フォルテピアノ
(復元:深町研太2007年)

主催:公益財団法人 水戸市芸術振興財団
協力:(株)エディファミリー

▼ドリンク・サービスのご案内
コーヒーラウンジでソフトドリンクを無料で1杯サービスします。
公演当日の営業時間内(10:00〜17:30)でご利用いただけます。

▼館内レストランからのサービス
館内レストラン「ヴェールブランシェ」のランチもしくはディナーに、
10%の割引価格でご優待します。
期間:2015年6月2日(火)〜30日(日)
※チケット1枚につき1名様有効
※上記サービスのご利用に際しては本公演のチケットをご提示ください。

料金(全席指定)1,500円(1ドリンク付き)

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財団運営維持会員様のための先行発売:2015年2月24日[火]
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・お電話でのみご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00)

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友の会[一般・法人]会員様のための先行発売:2015年2月25日[水]
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・お電話または館サイトよりのいずれかでご予約を承ります。
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00)

水戸芸術館友の会[一般・法人]会員様のうち、ATM速報を受信くださっ
ている又はネット会員にも登録くださっている上記会員様は、下記館
ウェブサイトから、ご登録のメールアドレスと会員番号のご入力で、
ご予約いただけます。会員番号は会員証をご参照の上ご入力ください。
(先行発売日の 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*当館トップページ http://arttowermito.or.jp/
 左ブロックの「チケットのご購入」クリック、開かれたページの
「インターネット予約」をクリックください。

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チケット発売(一般のお客様):2015年2月28日[土]
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・館エントランスホール内チケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター 029-231-8000(同上)
・e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯)

*ネット会員様、ATM速報受信のお客様は、下記当館ウェブサイトから
ご登録メールアドレスのご入力で、ご予約いただけます。
(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
▼ご予約のページ
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*または当館ホームページ左ブロック「チケットのご購入」クリック、
  開いたページの冒頭項目「インターネット予約」のクリックでも
  ご予約ページが開きます。

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プロフィール
武久源造 Genzoh Takehisa
(フォルテピアノ)

1957年生まれ。84年東京芸術大学大学院音楽研究科修了。
チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世
から現代まで幅広いジャンルにわたり様々なレパートリーを持つ。
特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特
で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、楽器製作の
過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す
演奏が、楽器製作家たちからも高く評価されている。
91年「国際チェンバロ製作家コンテスト」(アトランタ)、また97年
および2001年、第7回および第11回「古楽コンクール」(山梨)、
ほか多数のコンクールに審査員として招かれる。ソロでの活動ととも
に、00年に器楽・声楽アンサンブル「コンヴェルスム・ムジクム」
を結成し、指揮・編曲活動にも力を注ぎ、常に新しく、また充実した
音楽を追求し続けている。02年から毎年、韓国からの招請による
「コンヴェルスム・ムジクム韓国公演」を行い、両国の音楽文化の
交流に大きな役割を果たした。91年よりプロデュースも含め35作品
以上のCDをALM RECORDSよりリリース。中でも『鍵盤音楽の領域』
(Vol.1〜9)、チェンバロによる『ゴールトベルク変奏曲』、
『J.S.バッハオルガン作品集 Vol.1』、オルガン作品集『最愛の
イエスよ』、ほか多数の作品が、『レコード芸術』誌の特選盤となる
快挙を成し遂げている。02年、著書『新しい人は新しい音楽をする』
(アルク出版企画)を出版。近年、毎年、ヨーロッパ各国で、即興
演奏を含む多彩なプログラムによって、オルガン、チェンバロその他
の楽器を使ったコンサートを行い、注目を集めている。
公式ホームページ http://www.genzoh.jp/

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ジルバーマンとそのピアノ

バッハと同時代に活躍したオルガン職人ゴットフリート・
ジルバーマン(1683〜1753)は、現在も残る数々のパイプ
オルガンの名器を建造したほか、ドイツで初めてピアノ
(フォルテピアノ)を製作した人物として知られています。
彼は、ピアノの発明者バルトロメオ・クリストフォリが製作
したピアノを手本に、さらなる改良を施して1730年代に独自
のピアノを完成させました。そのピアノはプロイセン国王
フリードリヒ2世に買い上げられ、バッハやその息子たちが
弾いたことで知られています。

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