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Date: Sun, 12 Jul 2015 19:40:24 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,03213] CAFE in Mito R
Sender: tamamik@arttowermito.or.jp
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OF0A0BA8A7.6F477D3F-ON49257E80.003A9BE7-49257E80.003AA1BE@GlobalDom1>
X-Mail-Count: 03213
▼水戸芸術館ATM速報2015年7月12日発 -----------------
今回で5回目となる「カフェ・イン・水戸」のキーワードは「R」。
復興(revive)、記憶(recollection)、再生可能エネルギー
(renewable energy)など、この文字にはいろいろな意味が
込められています。
水戸芸術館内では、「R」というキーワードをもとに当館学芸員が
選りすぐった9組の作家がさまざまな作品を展示します。
そして館外では、日比野克彦氏が水戸の人々と100個のプログラムを
作る「Re MITO 100(リミット100)」を実施します。
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お得な前売り券好評発売中、街なか企画「Re MITO 100」をご一緒に
盛り上げていただくボランティアも 7月22日(水)〆切で募集中!
*ボランティアは、6/13発のATM速報段階では「18歳以上」の方と
ご案内いたしましたが、「高校生以上の方」に広がりました!
お友だちやご家族、お誘い合わせで、アートな夏を!
詳しくは下記ページをご覧ください。
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02_rel.html?id=162
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水戸芸術館開館25周年記念事業
「カフェ・イン・水戸 R」
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=432
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会期・会場
・水戸芸術館 2015年 8月 1日(土)〜 10月18日(日)
・水戸市内 2015年 8月 1日(土)〜 9月30日(水)
開館時間:9時30分〜18時(入場時間は17時30分まで)
休館日:月曜日 *ただし9月21日、10月12日(月・祝) は開館、
10月13日(火) は休館
入場料:一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は
無料
★一年間有効フリーパス
・「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 ):1,000円
・「おとなのパス」(20歳以上):2,500円
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団 http://arttowermito.or.jp/
助成:一般財団法人地域創造 http://www.jafra.or.jp/
芸術文化振興基金 http://www.ntj.jac.go.jp/kikin.html
協力:アサヒビール株式会社 http://www.asahibeer.co.jp/
一般財団法人まちづくり地球市民財団 http://www.gcf.or.jp/
水戸商工会議所 http://mito.inetcci.or.jp/
公益社団法人水戸青年会議所 http://www.mito-jc.or.jp/
水戸21の会 http://mito21.net/
企画:日比野克彦(アーティスト/「カフェ・イン・水戸 R」
プロジェクト・ディレクター)
浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)
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館内出品作家
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アレグザンドラ・ダン(1973-) http://www.alexandredang.com/
フランス生まれ、ベルギー在住。太陽光発電を利用した、カラフルな
動く花を無数に並べたインスタレーションを世界各地で展示している。
今回も自然光の入る展示室に「ソーラーフラワー」を設置する。
大塚千野(1972-) http://chino.co.uk/
東京生まれ、ロンドン在住。1997年ロイヤル・カレッジオブアート
写真科修士課程修了。子どもの頃の自分の写真と大人になった現在の
写真とをデジタルで合成した作品等で注目を浴びている。
このシリーズに限らず、彼女の写真作品はたんなるノスタルジーに
とどまらない複雑な感情を見る人の記憶の中から呼び覚ます。
佐々木愛(1976-) http://www.sasakiai.com/
大阪生まれ。2001年、金沢美術工芸大学卒業。世界各地を巡り、
その地特有の植物や文様、民話などから想起した物語や、
人々の心の中にある「記憶」から呼び起こされるような世界を、
身近な素材を使用したインスタレーションや絵画によって表現する。
白砂糖を用いたインスタレーション作品は、限定された期間のみ
展示され、やがては取り壊され、鑑賞者の記憶にのみ残される。
志村信裕(1982-) http://nshimu.blogspot.jp/
東京都生まれ、2007年武蔵野美術大学大学院映像コース修了。
「光をあてる」をテーマに、身近な日用品や風景を撮影した映像を
素材としてスケールの変換や動きを付与した映像作品を制作。
その土地の場所性、歴史や記憶などを、展示空間へ映像を投影する
ことにより鮮やかに立ち上がらせる。
日比野克彦(1958-) http://www.hibino.cc/
岐阜県生まれ。1984年東京藝術大学大学院修了。1982年に「第3回
日本グラフィック展大賞」を受賞し時代の寵児となる。テレビや
雑誌などさまざまなメディアで注目を浴び、作家、デザイナーの
活動だけにとどまらず屋外プロジェクトのアートディレクター等も
多数務める。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。
日本サッカー協会理事。今回、水戸で10年以上続けている「明後日
朝顔プロジェクト」をテーマにしたライブペインティングを行う。
宮永愛子(1974-) http://www.aiko-m.com/
京都生まれ。2008 年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現
専攻修士課程修了。日用品をナフタリンでかたどったオブジェ、
川や海の水から抽出し結晶化された塩を用いたインスタレーション、
陶器の貫入が発する微細な音を響かせる作品など、そこに封じ込め
られた時間がまとう気配を描き出し、見る者の記憶に深く働きかけ
る作品を制作する。
目【め】 http://wah-document.com/
荒神明香(1983年、広島生まれ)、wah document(南川憲二、
1979年、大阪生まれ/増井宏文、1980年、滋賀生まれ)らによって
組織された現代芸術活動チーム。2012年より活動を開始。鑑賞者の
「目」を道連れに、未だみぬ世界の果てへ直感的に意識を運ぶ作品
を構想する。
柳家花緑(1971-) https://www.facebook.com/karoku.yanagiya
東京都生まれ。中学卒業後、祖父柳家小さんに入門。前座名九太郎。
1994 年戦後最年少の22 歳で真打昇進。柳家花緑と改名。
「にほんごであそぼ」(NHK 教育)で紹介した『寿限無』は子供たち
の間で大ブームとなった。当館では昨年「花緑(ハートマーク)
水戸芸術館」として、独演会だけではなく音楽、美術の各部門の
企画に登場したが、今年の美術部門では子どものころから現在まで
の作品を展示し、豊かな美術の才能を紹介する。
山下麻衣+ 小林直人 http://www.yamashita-kobayashi.com/
1976年千葉生まれの山下麻衣と1974年千葉生まれの小林直人による
アーティストユニット。世界各地を巡り、自然や生物と関わりなが
ら、制作のプロセスと結果を映像、写真、彫刻などを用いたインス
タレーションとして提示する。軽快でユーモアに満ちた彼らの作品
は、何気ない着想から生み出される一方、膨大な労働の帰結でも
ある。
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街なか出品作家
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北澤潤(1988-) http://www.junkitazawa.com/
現代美術家、北澤潤八雲事務所代表。東京藝術大学大学院美術研究
科博士後期課程修了。行政機関、教育機関、医療機関、企業、地域
団体などと協働しながら、国内外で人々の生活に寄り添うアート
プロジェクトを企画。日常性に問いを投げかける場を地域の中に
開拓する手法によって、社会に創造的なコミュニティが生まれる
きっかけ作りに取り組む。
今回は不要な家具を収集し物々交換することで変化し続ける「居間」
をつくる『リビングルーム』を泉町会館で行う。
増田拓史(1982-) http://www.hiromasuda.com/
横浜美術短期大学卒業。宮城県石巻市に拠点を置き活動している。
特定のコミュニティや地域をリサーチし、作品を制作。近年では、
日常の家庭料理にフォーカスをあて、個々人の出自や地域性を
再発見し後世に伝える食堂プロジェクトを、地域の方々と協働しな
がら展開している。
「水戸食堂」では、水戸の人びとの思い入れのある家庭料理を取材し、
それぞれの料理に垣間見える地域の文化や特徴を照らし出し、
記録していく。
山本麻紀子(1979-) http://makikoyamamoto.com/
京都市生まれ。2005 年京都市立芸術大学院構想設計専攻修了。
アートと社会の境界を探ることをテーマとし、人と場に関わるサイト
・スペシフィック・プロジェクトを数多く実行。「クリテリオム84」
(2012、水戸芸術館)で発表した、ロンドンの落とし物を使って
水戸の町中の傷跡を修復するプロジェクトを発端に、日英の巨人
伝説を基軸としたものへと飛躍的に展開した進行中のプロジェクト
<Mending Mito>の展示を行う。
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「カフェ・イン・水戸」とは
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「カフェ・イン・水戸」は、アートをきっかけにして水戸の街に
人びとがカフェのように集い、交流するプロジェクトとして2002年に
開始。カフェ=C・A・F・Eは、「すべての人にコミュニケーション
可能な行動」という意味の "Communicable Action for Everybody" の
頭文字をつなげたもの。
美術作品を美術館の中だけに展示するのではなく館外に設置したり、
市民参加型プロジェクトを実施したりすることで、
美術と地域との多様な出会いをつくり、
水戸芸術館を中心に人の流れを街中に作り出してきました。
第4回 CAFE in Mito 2011 -- かかわりの色いろ
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=120
第3回 カフェ・イン・水戸 2008
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=130
http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=3
第2回 カフェ・イン・水戸(2004年)
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=154
http://www.arttowermito.or.jp/cafe2004/cafe04j.html
第1回 カフェ・イン・水戸(2002年)
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=166
http://www.arttowermito.or.jp/art/cafe01j.html
http://www.arttowermito.or.jp/art/cafe02j.html
http://www.arttowermito.or.jp/art/cafe03j.html
http://www.arttowermito.or.jp/art/cafecalendarj.html
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Re MITO 100(リミット100)
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「日常での気づき」
水戸市民による、住み慣れた水戸の再発見。
水戸の市民が「こんな感じが好き」とか「あの雰囲気がいい」とか
「なんか落ち着く」と感じる日常の「こと」や「もの」や「場所」
や「ひと」が、水戸の中にたくさんあります。自分がお気に入りの
ところもあれば、まだ知らないこともたくさんあるでしょう。
カフェ・イン・水戸 Rの街場でのプロジェクトである Re MITO 100は
「日常の気づき」がテーマです。そんな些細な気づきが 100 も
集まると、昨日までと全く違った水戸が水戸市民によって再発見
されるのです。
日比野 克彦(カフェ・イン・水戸 R プロジェクト・ディレクター)
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Re MITO 100 ガイド
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昨年11月から、日比野さんと水戸の人たちがワークショップや
ミーティングを重ね、水戸の人しか知らない水戸のヒミツを見つけ
あい、「明かりを消して星を見よう」や「極楽に行ってみよう」
などの見学会、" 名所" 案内、ワークショップを盛り込んだ100個
のイベントを作りました。
集められた100個の話題は、会期までに刊行予定のガイドブックに
案内図やイベント・スケジュールとともに掲載予定です。
ガイドブックは、市内の「まちの駅」や水戸芸術館等で無料配布
予定ですので、これを見ながら水戸を再発見してください。
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