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Date: Thu, 21 Jul 2016 18:21:26 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,03315] Memories through Cycle - Images by RongRong & inri and Yuan Goang-ming
Sender: tamamik@arttowermito.or.jp
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <OF0A1C0D00.7B9D3BF4-ON49257FF7.003361B6-49257FF7.003366BF@GlobalDom1>
X-Mail-Count: 03315
▼水戸芸術館ATM速報2016年7月21日発 -----------------
東アジアの進展に伴うかのように、今までにはなかった新しい写真・
映像表現がこの地域に増えています。その中から、日常や伝統を
新しいメディアで捉えなおし、自然や家族、人と人との交感を
詩情豊かな写真と映像で表現する 2組の作家をご紹介する企画展、
お待たせいたしました、今週末、23日土曜日開幕です!
■榮榮&映里
(ロンロン・アンド・インリ:1968年中国生まれ、1973年日本生まれ)
中国の社会的現実とそこでの彼らの生活を写した作品や、
人と美しい自然との関係性を、自身の身体を媒体として表現した
作品で高い評価を得ています。
地方特有の文化的性質を色濃く残す越後妻有を何度も訪れ、
滞在しながら四季折々の里山の風景を撮影した『妻有物語』は、
榮榮&映里が創作活動の主軸としている「生命の環」というテーマ
を象徴する作品となっています。
■袁廣鳴
(ユェン・グァンミン:1965年台湾生まれ/映像)
台湾におけるビデオアートの先駆者として、ケーブルカムなどの
特殊機材や、自ら開発した機器を用いた撮影・展示により、
常に映像表現の新たな可能性を追求してきました。
彼自身、家、そして家族の日常を中心テーマに制作される作品は、
視覚体験のみならず、身体的、心理的な感覚へも訴えかけます。
近年は社会の成り立ち、そしてその構成メンバーとしての個に
関心を寄せた作品を制作しています。
本展はギャラリーを二分し、榮榮&映里、袁廣鳴それぞれの個展とし
て空間を構成します。「記憶の円環」というタイトルのもとに、
二つの個展が並行しつつも共鳴する展覧会となるでしょう。
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記憶の円環|榮榮&映里と袁廣鳴の映像表現
http://www11.arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=447
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会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
会期:2016年 7月23日(土)〜 2016年 9月19日(月)
開館時間: 9時30分〜18時(入場は17時30分まで)
休館日:月曜日 *ただし9月19日(月・祝)は開館
入場料:一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方
1名は無料
★一年間有効フリーパス
・「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 ):1,000円
・「おとなのパス」(20歳以上):2,500円
http://arttowermito.or.jp/minnano/katsu02.html?id=80
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
協賛:株式会社資生堂 http://www.shiseido.co.jp/
協力:アサヒビール株式会社 http://www.asahibeer.co.jp/
企画:井関悠(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
●関連プログラム アーティスト・トーク
日時:2016年 7月23日(土)
13:00〜 袁廣鳴/14:30〜 榮榮&映里
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
定員:40名(各回先着順、15分前開場)
*料金は展覧会入場料に含まれます
作家略歴
■榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ)
http://www.rongin.com/
https://www.facebook.com/rongrong.inri
榮榮:1968年中国の福建省生まれ、北京在住。
映里:1973年神奈川県生まれ、京都在住。
北京を拠点に世界中で展覧会を開催。
2007年に北京の草場地に中国初となる写真専門の民間現代アート
センター、三影堂撮影芸術中心(Three Shadows Photography
Art Centre)を設立。
2010年からは南仏の「アルル国際写真フェスティバル」と提携した
「草場地春の写真祭」を開催、2015年には厦門に三影堂厦門撮影
芸術中心を設立するなど、中国写真芸術の中心的存在として活動を
続ける。国内での主な展覧会に「榮榮&映里写真展 三生万物」
(資生堂ギャラリー、2011)、越後妻有アートトリエンナーレ2012、
「写真のエステ−五つのエレメント」(東京都写真美術館、2013)、
「LOVE展」(森美術館、2013)など。
■袁廣鳴(ユェン・グァンミン)
https://www.facebook.com/goangming.yuan
1965年台湾生まれ、台北在住
国立芸術学院(現国立台北芸術大学)を経て1997年ドイツ国立
カールスルーエ造形大学にて修士号取得。1990年代半ばより
国際的に活躍する。
過去に参加した国際展に、光州ビエンナーレ(1995、2002)、
台北ビエンナーレ(1998、2002)、ベネツィア・ビエンナーレ台湾館
(2003)、リバプール・ビエンナーレ(2004)、シンガポール・
ビエンナーレ(2008)、 アジア・パシフィック・トリエンナーレ
(2012)など。
日本国内ではICCビエンナーレ(1997)、恵比寿映像祭(2012)、
堂島ビエンナーレ(2013)、「消失の痕跡」展(エスパス ルイ・
ヴィトン東京、2014)、第5回福岡アジア・アート・トリエンナーレ
(2014)などに出品。
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