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Date: Sat, 13 Jun 1998 20:27:49 +0900 (JST)
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▼ATM速報1998年6月13日発−−−−−−−−−−−−−−−−−
MCO欧州公演の模様から
水戸室内管弦楽団の創設準備段階から現場監督としての任にあたり、初の欧
州公演を成功に導いた、水戸室内管弦楽団総楽団長から、この欧州公演で最
も印象に残ったできごとを取材しました。
欧州公演の最後、6月7日のフィレンツェ・テアトロ・コムナーレでのでき
ごと......
フィレンツェは午後から雷を伴う激しい雨。道路に水があふれ、洪水状態。
通行止めの影響により、開演を30分遅らせる措置をとり21時30分開演。
そのような悪天候・悪条件にもめげず、満席。
期待通りの演奏が展開されるが、シューベルトの3楽章、プルチネッラの
最後で落雷により停電。
この停電により、ホール内のライトがすべて消えて真っ暗になったそうです。
ところが、MCOはこの暗闇の中で、演奏を途切れさせることなく、それどこ
ろか、一糸乱れぬ見事な演奏を展開し、シューベルトでは、楽曲の途中であ
るにもかかわらず、暗闇の中での3楽章が終わったところで、熱狂的な拍手
の嵐に包まれたそうです。
この劇的な演奏会の模様は、NHKにより収録が行われておりましたが、今の
ところ放送は未定とのこと。初の欧州公演の最後を飾る、イタリアの伝統に
満ちたホールでの演奏会にふさわしいこのドラマを、ぜひそのままの映像で、
すぐにでも放映してほしいところですね。
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昨日および一昨日は、担当者の都合により、情報の送信を休ませていただき
ました。ご心配をおかけして申し訳ありません。
−−−次回配信をお楽しみに! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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