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Date: Fri, 3 Jul 1998 20:43:11 +0900 (JST)
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▼ATM速報1998年7月3日発−−−−−−−−−−−−−−−−−−
水戸室内管弦楽団定期演奏会 1998年 [秋]
◆第35回 定期演奏会
1998年11月7日(土)18:00開場 18:30開演
8日(日)13:30開場 14:00開演
料金(全席指定):S席5,000円・A席4,000円・B席3,000円
◆ 第36回 定期演奏会
1998年11月21日(土)18:00開場 18:30開演
22日(日)13:30開場 14:00開演
料金(全席指定):S席7,000円・A席5,000円・B席3,500円
第35回と第36回のセット券(S席のみ限定100セット):
10,000円
*芸術館のみの扱いとなります。
チケット発売:8月1日(土)
友の会早期予約:7月29日(水)
[MCOニュース]
MCO名古屋公演決定!
1998年11月23日(月・祝)14:00開演
会場:愛知県立芸術劇場コンサートホール
* 内容は第36回定期演奏会と同じ。
お問い合わせ:中部日本放送事業部(052)241−8118
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第35回 定期演奏会
ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV.531
チェロ独奏:安田謙一郎、松波恵子
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364(320d)
ヴァイオリン独奏:沼田園子 ヴィオラ独奏:モーリン・ガラガー
ヤナーチェク:弦楽のための組曲
エルガー:弦楽四重奏と弦楽合奏のための〈序奏とアレグロ〉 作品47
コンチェルト、百花繚乱。
第35回定期演奏会は、「メンバー全員が独奏者」であるMCOのソリスティッ
クな魅力と実力が鮮やかに花開くプログラムをお届けします。
オープニングは、安田謙一郎と松波恵子、2人のチェリストが熱のこもった対
話をくり広げる、ヴィヴァルディの協奏曲。続くモーツァルトの協奏交響曲は、
第2回定演における宗 倫匡と今井信子の味わい深い名演以来、7年ぶりの曲
目です。沼田園子とモーリン・ガラガーという、フレッシュな組み合わせでど
うぞ。
演奏会の後半は、まずヤナーチェクの組曲で、MCO弦楽アンサンブルの魅力
をたっぷりと。そして最後に弦楽四重奏を「ソリスト」に仕立てた異色の作品、
エルガーのロマンティックな〈序奏とアレグロ〉。
室内楽とコンチェルト双方の魅力を備えたこの隠れた傑作、練達の奏者ぞろい
のMCOによって生命を吹き込まれるのを、待っているかのようです。もちろん、
弦楽四重奏パートはメンバーによる特別編成!
色とりどりの花々が咲き乱れるコンチェルタンテな庭園に、足を踏み入れてみ
ませんか。
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第36回 定期演奏会
ブラームス:セレナード 第2番 イ長調 作品16
メンデルスゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための協奏曲ニ短調
ヴァイオリン独奏:ライナー・クスマウル
ピアノ独奏:アンドレアス・シュタイアー
シューベルト:交響曲 第7(8)番 ロ短調 <未完成> D.759
シンフォニー、威風堂々。
華やかな独奏者たちの饗宴から一転、第36回定期演奏会は重厚なオーケスト
ラ・サウンドをどうぞ。MCOがまたもや、室内管弦楽団の限界を超えます。
プログラムは、ドイツ・ロマン派の巨匠たちによる3曲。
まずブラームスのセレナードは、いずれ書かれることになる交響曲への野心
をひそませた、若き日の意欲作。ヴァイオリンを欠く異色の編成がもたらす
渋い味わいの響きは、まぎれもないブラームス!
一方、メンデルスゾーンのこれも若き日の隠れた傑作は、独奏者にとびきり
の2人を迎えて。ヴァイオリンは、百戦錬磨のベルリン・フィルを率いるク
スマウル。そしてピアノは、フォルテピアノの世界的名手であり、芸術館で
も96年にシューベルト〈冬の旅〉の名演を聴かせたシュタイアー。彼の現
代ピアノ演奏が日本で聴けるのは、これが初めてです。
そしてついに実現するMCOの〈未完成〉、しかも指揮者なし!
「指揮者なしで演奏したい」というメンバーたちの熱意が実現させたこの挑
戦、2年前のメンデルスゾーン〈イタリア〉で見せたミラクルを、再びコン
サートホールに蘇らせてくれるに違いありません。
−−−次回配信をお楽しみに! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−